Rinさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Rin

Rin

映画(122)
ドラマ(2)
アニメ(0)

ある男(2022年製作の映画)

1.5

愚行録的イヤミスを求めてたのでちょっとマイルドすぎたかな
柄本明が目をカッて開くところ好き!

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.8

彼女のせわしなく定型化された日常は
「私」という自我を保つためか
それとも忘れるためだろうか
ピアノ線のように張った静寂の中
テクノのように反復する生活音
少しずつ少しずつ軋んでいくリズム

私は彼女
>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

1.0

ポーの詩集であぁ違うな、と。
僕は皆と違う。
そうだね、でもね皆同じこと感じながらそれでもなんとか生きてんだよ。
地に足がつかないフワフワとした人物描写。上から目線の世界観が定型の暴力と共に漂う。思い
>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

映画は感覚と思ってるので、この映画で挙げられている、歪み続ける社会悪の中で問われる正義の在り方について、自分の意見を述べるつもりなどないけれど、なにか伝えたい、って想いはズドンときた。あの女の子の本当>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.0

表面的な暗さだけが漂ったポップなサイコパス継承物語に感じられた。犯人のバックグラウンドを丁寧に描いたほうがよかったかなぁ。

女神の継承(2021年製作の映画)

2.5

何度も訪れるデジャヴ感
エクソシスト、ブレアウィッチ、コンジアム、REC、ゾンビちゃん💜
オマージュ?
カメラマン結局全部で何人?撮る側のリアリティが甘くて、観てて気になってしまった。
タイの湿度が高
>>続きを読む

ファクトリー・ウーマン(2010年製作の映画)

4.5

女が女らしく仕事できる社会実現の難しさ。彼女達の後ろにはたくさんの女性達、男より低賃金で仕事して家事育児して、それが当たり前と扱われてきた戦士達がいる。
本当のフェミニズムってなんだろう、って深く考え
>>続きを読む

囚われの女(2000年製作の映画)

4.5

君の全てを把握したい
恋愛のホラー要素をシンプルだけど濃厚に描いていて好き!
ああかな、こうかな、と惑わせるリーディングも素敵
最初から最後まで恋愛未熟ボーイの妄想が爆走。彼のせいで始まり、彼のせいで
>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.5

痛く理不尽な血の期間を経て「誰かを愛しい」と思えた時はじめて世界は回り始める

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.7

「ヒメアノール」に通じる、愚かさへの冷たい眼差しの中にそれでも一筋残す希望。
ムロツヨシの抑えた狂気がたまらない。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

2.5

シェフ仕事しなさすぎ度
ボイリング・ポイント>ディナーラッシュ

スタッフ仕事にプライベート持ち込みすぎ度
ボイリング・ポイント≒ディナーラッシュ

評論家のキャラ立ち度
ボイリング・ポイント<<<デ
>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

新井英樹の疾走感をここまで出した主演2人のド根性。熱量200%。ミヤジの歌も同じ熱量。
男の価値は大事な女守ってなんぼだ、って画面から溢れてた。
新井英樹本人が出演してたの嬉しい!

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.0

最初キャストの濃さに胃もたれを起こしたけど、途中からはよく集約できたな、と思った。ポリティカル要素を含めるのは大賛成だけど、米映画特有の小ネタギャグ連発は相変わらずグッとこない。
最高の場面?もちろん
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.0

"あれ"の最終形態のピラピラ、あんな感じの洋服ずっと欲しかった!

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

1.0

好みだけど、デル・トロのいい意味で気持ち悪いダークさとピノキオのベース「いい子」が私の中で噛み合わなかった。デル・トロ映画もディズニー版ピノキオも大好き。

ショート・カッツ(1993年製作の映画)

5.0

クレイジーな言葉の羅列
人間の羅列
初めてのアルトマン
こんな映画もあるんだ!って
衝撃受けた

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

5.0

ウェス「あぁ君ダメじゃあないか、そこを1mmでも動いたら構図が崩れるんだよ、、あぁもぅなんか全然違うよ。
僕の頭の中の絵が崩れてしまったょ、、、よーしまた構図スケッチからやっちゃうぞぉ!(笑顔)
とい
>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.8

今回も私は最後まで「外から観察する者」でしかなかった。
死と尊厳、貧富、人種差別、SNS、あらゆる歪みの行き着く先はやはり虚無なのか。ハネケの凄まじい問いかけにゾクゾクした。

エド・ウッド(1994年製作の映画)

5.0

ティムバートン、ジョニーデップの最高の化学反応