ドブさらい亭ヘドロさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ドブさらい亭ヘドロ

ドブさらい亭ヘドロ

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地球は女で回ってる(1997年製作の映画)

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ジャズで刻む、皮肉とセックスと怒号のパラレルワールド
テンポが速いから観ながらアタマが走ってしまう
途中でグチャグチャになりそうになるけど、最後は再構築されますね
キライな人はキライな映画だよなぁ、コ
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コント55号とミーコの絶体絶命(1971年製作の映画)

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松竹の喜劇はホッコリします
野村芳太郎監督作の良作
55号の映画は二郎さんのオーバーアクト気味な演技より欽ちゃんのスッと流した演技のが好きです
キャメオ出演の倍賞美津子さんも良い味。他に和田アキ子さん
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カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)

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国産初のカラー映画は、デジタルリマスターを観たせいもあり、鮮やかな赤、黄色、緑、青空で素晴らしいです。穏やかな浅間山に見惚れてしまいます

久々観ましたが、そんなに悪い人は出てこない、純真極まりない素
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女番長 野良猫ロック(1970年製作の映画)

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観てて緊張感が全くないので演出って大事なんだなぁと思いました
和田アキ子さんはやっぱり歌手が良いですね
梶さんや久万里由香さんは可愛いなぁと
モップスがカッコイイ!
オックスやアンドレカンドレも観れま
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DEAD END RUN(2003年製作の映画)

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フィルムセンター轟音上映で
3つにオムニバスで、最初は主人公は全員同じ所を走っている
暴力的でもあるし、ファンタジーでもあるなぁと
死なないに越した事はないという話な気もしました

ELECTRIC DRAGON 80000V(2000年製作の映画)

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フィルムセンター轟音上映で
5.1サラウンドの轟音で観るこの映画は素晴らしく漫画的でした
が、そこがすごく楽しめました
勢いに圧倒される面白さでした
良い意味で娯楽映画はこれで良いと思いました

THE MASTER OF SHIATSU 指圧王者(1989年製作の映画)

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フィルムセンター轟音上映で
浪越徳次郎さんが懐かしかった
自分も整体師だったので、ツボが判りました笑
短いのに特撮作品

シャッフル(1981年製作の映画)

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フィルムセンター轟音上映で
とにかく「走る」映画
笠松さんの手持ちカメラでの疾走感溢れる撮影が気持ち良過ぎる。爽快感

ノイバウテン 半分人間(1986年製作の映画)

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フィルムセンター轟音上映で
轟音で観るノイバウテンが気持ち良すぎて、寝落ちしかけました笑

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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いやー面白かったぁ
こんなむちゃくちゃな話なのに、なんでずっとスジが通っている様に思えるのか…
面白いからですよね

不穏な音楽に不穏なカメラワークに不条理な話
バリーコーガンがスゴく良かった
あの役
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ラッキー(2017年製作の映画)

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「パターソン」よりも起こる出来事は多いけど、こちらも陽の昇る数だけ毎日が過ぎていく話
でも、こちらにはプラス人間誰もが迎える「老い」が

ラッキーが放つ言葉には人生がある
生きてきた分だけの普遍さがあ
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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「ラッキー」を観に行く前に、ハリーディーンスタントンといえば、という事で、久々観ました
やっぱりいいなぁ、この空気感
必要以上に何も起こらない話が好きなので、この映画はとても僕を満たしてくれます
言わ
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白い指の戯れ(1972年製作の映画)

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普通にノワール映画としても観れるロマンポルノでした
伊佐山ひろ子さんがコケティッシュでとても良かったです
そして何故か絡みでも半裸でジーパンは必ず履いてる荒木一郎さんは僕にとっては未だに謎の人物です
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ユメノ銀河(1997年製作の映画)

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原作の「少女地獄」は昔読んでいたのだが、友達に教えてもらうまであの話がこの映画の素だとは気づかなかった
監督の演出の行間とモノクロ映像が相俟って、不思議な世界に入れてもらえた気がしました
小嶺麗奈さん
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爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)

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ノーストーリー!
あると言えば、敢えて権力に対してでしょうか
でも、それでいいと思います
後半40分くらいの喧騒を観れば!
パワーの塊
泉谷さんと町田町蔵さんがサイコーでした

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

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まさに時代の雰囲気の産物ですよねー
なので、どの時代に観ても違う感想が、その時観た感想が生まれますねぇ
いつまでも変わらないのは、山田辰夫さんの印象深さ。最後の無垢な笑顔
こういう映画を評する事ほど野
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ソレダケ that’s it(2015年製作の映画)

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そうか、この人今は空海なんだなぁと思いながら観てました
朝10時半から観るには濃口の映画
映画館に鳴り響くブッチャーズの音も満腹感あり
マンガ的な展開と思ってたら、本当にマンガが出てきてから笑ってしま
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

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ロープ1本からこんな話が拡がるなんて
まさに映画でした
銃弾が飛び交わなくても、人がその銃弾で撃たれなくても、反戦映画は出来るという好例だと思いました
ラストに流れる「花はどこへいった」を聴きながら泣
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ドリーム(2016年製作の映画)

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面白かったぁ
痛快でした、60年代初頭のアメリカではマイノリティであろう、黒人の女性たちがインテリの中で自分達の地位や夢を勝ち取っていくっていうのは。しかも力ではなく知性と行動力で掴んでいく様が、本当
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

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子供の頃はミステリー好きだったので、もちろんアガサクリスティーの原作も読んだし、昔の映画も観たので、オチは当然知ってて観ました
そうなってくると、前より面白かったのかって事が大事なんですが…それは自分
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水の中の八月(1995年製作の映画)

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フィルムセンターでのPAを使用しての上映にて
最初は普通の青春映画かと思いつつ観てたら、観念SFだったので驚きもあり、とても楽しかったです
福岡を舞台にした画がとても綺麗で、ニュープリントだったせいで
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

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Filmarksの試写会で観てきました
当時はいずれ死にゆく病と言われた病気にかかった人々を描いた映画なのに、死と同じ位、生きることへの情熱が描かれてましたね
本当に観てるうちにドキュメンタリーを観て
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逆噴射家族(1984年製作の映画)

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フィルムセンターでPAを使った上映でした
爆音でこのクレイジーなギャグ映画を観るのはかなり爽快でしたね
小林さんはじめ、キャストの皆さんも怪演で、植木さんまで別の次元のクレイジーさが爆発してるのが素晴
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

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映画『カポーティ』の中で「そんなに騒ぐほどでもない」ってセリフからこの映画を観てみました
子供がクッションになってるから穏やかな話にはなってるけど、公民権運動の時代にはヘヴィなテーマだなと思いました。
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カポーティ(2005年製作の映画)

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『冷血』は昔読んでる途中でどっかいってしまった本だった。また買い直そうかなぁと思いました
自分の創作のために親しくなろうとした殺人者に必然的に人情が生まれていくのはどういう気持ちなのかが、その後のカポ
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メキシカン・スーツケース <ロバート・キャパ>とスペイン内戦の真実(2011年製作の映画)

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当事者は誰も語りたがらなかった内戦の様子が映った、70年以上ぶりに見つかったフィルムに纏わる話
月並みながら、歴史や戦争の中で辛い思いをするのはいつも普通の人たちなんだなと改めて
後、歴史を語る事の難
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

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今日は渥美清さんの誕生日なので観ました
寅さんを語るなんて野暮すぎますね
寅さんやおいちゃんやおばちゃんやさくらさんを観てると同じ時代を過ごした訳でもないのに懐かしくて帰りたくなりますね、あんな何でも
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早春物語(1985年製作の映画)

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子供の頃観たけど、おっさんになって観ても面白かったな
知世ちゃんがまだ未完成な感じが良いなぁ
林隆三さんっていつも同じ感じに見えるけど、またそれが良い気がする安定感
角川映画ってやっぱりエンターテイメ
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晴れ、ときどき殺人(1984年製作の映画)

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90分飽きずに楽しめました
今の人が見ても分からないギャグを見ながら80年代にタイムスリップした感じ
当時も角川三人娘なら渡辺典子さんが1番可愛いと思ってたが、今観てもそれに異論はなかったです
太川陽
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パターソン(2016年製作の映画)

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面白かったです
パターソンに住むパターソンさんの「1週間」
ルーティンの毎日でもその日その日がありますよねぇ
なんだか元気になりました

あの世界観、大好き過ぎて
途中から愛しさが止まらなかったです
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ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

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イギーは勿論、再結成ストゥージズは2回観たことがあるので楽しんで観れました
1973年までの話より、「ヴェルヴェットゴールドマイン」から始まる電撃再結成話のが面白かったです
まさかジェイムズウィリアム
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マザー!(2017年製作の映画)

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なるほどね
日本で公開されないのはなんとなく分かったし、ラジー賞ノミネートもなんとなく分かりました
無宗教な僕には概要しかよく分からん映画
後半はモンティパイソンのナッジナッジのスケッチでどんどん人が
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ある関係(1962年製作の映画)

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いやラストの突き放し感が凄すぎてワロテしまいました笑
黒い船越英二さんがまたなんとも良いですなぁ

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

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観るには若過ぎたかも笑
でも、普通にホッコリする老夫婦ものだった
ダイアンキートンが座ってたベンチは「マンハッタン」と同じとこかな?

安宅家(あたかけ)の人々(1952年製作の映画)

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船越さんのハンディキャップのある人の役がユーモラスでチャーミングで悲しくてとても素晴らしかったです
田中絹代さんがどこまでも真面目で、三橋さんがどこまでも憎たらしくて、乙羽さんがどこまでも可憐でした