ムルソーはわたしの中でもっと薄情で無表情な人間、最後のシーンはもっと感情的でもいいな。
フリップのように画が流れるシーンあるじゃない?瞬きするように記憶が押し寄せるシーン。あそこいいよね
派手な女に小人男、赤いカーテンに3人組。これはもう…。異常で奇妙で美しい。目も耳も喜んでいた。
いや、これは。とにかく黙って観てほしい。画と画の行間を読んで、会話の渦に飲まれて、カメラと息をしながら、みんな苦しくなればいい。
ホワイトノイズだった。没入感を遠ざける。だから気になるのが緑のサンバイザー
陰鬱な死との隣り合わせではない。ここに漂う死の香りは、光と開放に包まれていて、フィクションの力によって、死がまるで空を飛ぶかのように、海に潜るかのように見える。童話の「軽い王女」が示すように、ほんとに>>続きを読む
そうだった。子供の声ってほんとにミツバチのようなささやき声なんだった。子供の頃って、映画も現実も地続きなんだった。
美しい、美しい。こんなにも美しいなんて
アニー、ここで再会できて嬉しい。
ずっと面白かった。なにも飽きなかった。映画のどの要素も見事にバランスが良い。
あれだけ早く観に行けと言われ続けて、すぐ行かなかったことを謝ります。
最高でした。ありがとう。
面白かった。『裸のランチ』も同様、認知の問題。一度でも強烈な刺激を目にしてしまうと、もうそれを見なかった自分には戻れない。度肝を抜かれた時点で、そのビデオは意識せずとも自分の一部となる。だからわたしは>>続きを読む
ヴィデオドロームを観た後に振り返ると、たしかにヴィデオドロームっぽい。でももう認知の問題ではない。現在の延長線上にある身体そのものが問題になってる。
なかなか面白い。クラリッサの姿を見ているのかと思いきや、セプティマスを見せられていることにはっと気付く。そうしてセプティマス越しにクラリッサが見える。上手い。
シリーズの中ではダントツの面白さでした。素晴らしい。そしてやはりThe Handmaid’s Tale は偉大だな。確かに、これはデスロードじゃない、フューリーロードや。
ちょっと盛り込みすぎだねぇ。決着つけないマッドマックスなんてマッドマックスじゃない。マックスのマッドはどこ行っちゃったんだよ….
斜め後ろのおじさんの笑い声がセリフのボソボソ感に勝ってしまいなんとも耳障りだったが、突然降ってきた後半の轟音のおかげで気にならなくなった。音と共に世界が反転し、一つの画の中に同じ人物が複数映り込むのは>>続きを読む
たしかに、映像化されたのはコロナがあったことが大きいな。みんな意味不明っていうけれど、仕方ないよ。原作も意味不明だもん….。デッドパンな語りの連続で安易な解釈を拒む、ゆえに没入感を遠ざけているのは映画>>続きを読む
フランスが戦後アウシュビッツに目を伏せようとしてきたこと、生還者が祝福されない存在であったこと、全く知らなかった。
記憶が瞑想的なものではないのは確かにそうだよな。文学は瞑想的に描きがちだけど。
3つの物語のオムニバス形式。神話からお伽話へと物語が展開していくにつれて、人物描写が平面から立体へ変化していく。
ハリウッドテンションのエクソシストだったので、悪魔が取り憑いたというより、エイリアンが入り込んだ印象。若い牧師があり得ないくらい血まみれになるシーンが可笑しくてもう…
最高におもしろい。話が進むにつれて、面白さのピークがどんどん上書きされていくし、映画にいい裏切られ方をされる。で、エンドロールで興奮状態。タイトルも含めて裏切りだと思うし、いい比喩になってる。
原作も>>続きを読む
なんやこれ!!!
AKIRAと攻殻機動隊は必修科目って先輩が言ってた。わかる…
ようやく実感したけど、監督が違えば作風って変わるねぇ。世界の均衡の話にはいかず心の均衡について。
今までみたジブリの中で一番好きかもしれない(まだ観てなかったのかよ…)。
やっぱり「生きろ」だからなんだけど、殺してしまわないのは強さ以外の何ものでもない。こんなに体当たりに共存を目指す姿、ほかに知ら>>続きを読む