一番すごい。想像もし得なかったようなことを想像させるのが言葉の力であり小説の魔法だとも思う一方で、こういう映画を見せられると、言葉は無力であり、映画には映画の言語があると強く感じる。映画の言語は想像さ>>続きを読む
あー楽しかった。映画館で観れてよかった。友人に完全同意、今年のベスト。ヴァインランド読んでから年を越しとくか
「メディアで騒ぎを起こす必要がある」の台詞通り、とりわけノイズが騒ぎを起こしてる映画。ウルリケオッティンガーをふと思い出したけど、全然こっちのほうがスタイリッシュ。冒頭でひたすら繰り返される「意志と表>>続きを読む
こういう音楽の使い方って2010年代後半あたりから始まってる?しかしこの映画に関しては、パンクロックの挿入がバチっとはまっていたかと聞かれれば微妙。たぶんエリノアの情熱ではなく知性が前面に表れてしまっ>>続きを読む
素晴らしい。テルマが普段は触ることのない銃をルイーズとの二人旅に持ち出したことから既に物語は始まっている。銃の引き金を引くのは常に2人。2人に「銃」を向けていいのは、2人が選んだ相手だけ。銃をもって「>>続きを読む
マルホランドドライブのダイナーに、ブルーベルベットのクローゼット、ロストハイウェイのアレとアレとアレ。テルマアンドルイーズが大好きで、クローネンバーグのグロさが病みつきならもう大丈夫。わたしはこの映画>>続きを読む
今日は変な映画しかみてない…
プールリレーで家まで帰る、とんだ発想。原作は短編10ページほど。映画化するには短編が収まりいいよね〜
オデュッセイアでは、トロイ軍側の状況がいまいち見えないのでやっぱりイリアスも読んだほうがいいのか。ヘレンは結局メネラオスのところに戻るはずなので、ここは脚色。最後のヴォイスオーヴァーで、急に視点がオデ>>続きを読む
保守時代のブルジョワ・イデオロギー批判。ギョッとするような色味の瞬間はもちろん、軽快なテンポの良さも含めてアイロニカルだなと思った。あとやはり見えるのはアメリカにおけるToxic Masculinit>>続きを読む
一言でざっくりまとめるならば、ハリウッドにおいて、同性愛描写が客体から主体としての地位を獲得するまで。とはいうものの、レズビアン描写はまだ比較的(同時代であっても)寛容に受け入れられてきた。一方ゲイ描>>続きを読む
期待どおりによかった映画ってはじめてかもしれん。86年のは2時間なのに、インテグラル版でプラス1時間だと…?!とにかくわたしの脳内をジャックした大橋洋一が憎い。
もっと前に作られてたのかと思ってたけど、なるほどブラック・ライブス・マターが背景にあるのか。色の使い方が抜群かつ肌理の細かい画質だったので70年代が舞台だということを忘れてしまうな。もちろん色味も素晴>>続きを読む
みました。ブリットポップを中心に90年代が整理されているので現代史の勉強になります
ちょっと前に観た。踊りのシーンは最高だった。ずっと踊っててくれればよかったのに。バズラーマンのギャツビーみたいなカタルシス。ただ、いろんな扉が中途半端に開かれたままストーリーが進んでいったような印象。
ちょっと前に観た。バロウズの若いアシスタントの発言は、実の息子の心を抉るよね….
二度と行かないだろうと思っていた映画館に行って観た。つらい話だろうから泣いて流してしまいたかったのだけど。そうだった、バロウズだった。でも、あまりに映像が綺麗で(技術の進歩であるな)、幽体離脱のシーン>>続きを読む
メイジーちゃん救出劇だった。普通によかった。まだ読みおわってないけど原作はたらい回しが過ぎる。なので映画はこの終わり方でいいです。そうじゃないと無限ループです。
一つ映画で気になったのがアジア人の使>>続きを読む
ブニュエル最初のカラー映画だそうで、ミザンセーヌのけばけばしさが色になるとより一層。なので、ただでさえ面白いロビンソン・クルーソーに、面白さプラスです。
リンチ作品やクローネンバーグ、ブレードランナー2049がチラチラと。ま、もちろんそれらの方が優れて面白いことは言うまでもありませんが。とはいえ謎の没入感。特に2044年パートは、トランプが二期目を決め>>続きを読む
アナクロニズム感が気にはなったけども。maidenのグラフィティーに、亡霊として取り憑くホイットニーの可能性について考えようじゃないか。
などなどを映画観た友人に話したら、リンチに影響受けすぎかよと>>続きを読む
おもしろー。ミュージカル、というよりMV感があるのかも。まあとにかく、ストーリーのてんこ盛り感が横滑りしてないのは音楽の力だなーと思いながら観ていた。台詞にのせると薄っぺらく聞こえる言葉でも、音楽によ>>続きを読む
同時代の特にサイレント映画が特徴とする、強くて大きな「目」の演技性とは異なった、あまりに自然なルルの眼差し。それが、ファムファタールというにはどこか強すぎてしまうと思わせる軽さ、無垢さの魅力を引き出し>>続きを読む
ヤニングスは何処…と思いながら観ていたけど、メフィストだったとは。本当に素晴らしいですよ、ムルナウ。光と影の使い方に目が眩む。特に終盤、最後の死刑台までの演出は神がかり。言葉で落とすエンディングは翌年>>続きを読む
「小説のための現実」でもあり同時に「現実のための小説」でもある。そんな葛藤の後ではもう、単なる「フィクション」なんか書けない。『冷血』が後の未完小説『叶えられた祈り』の接続点になっていることがよくわか>>続きを読む
最高最高。知ってるよ、大好きに決まってんだろ。次もし男だったら絶対このユアン・マクレガー。
冒頭がめっちゃ面白い。このテンポでいくのかと思ったので途中眠くなったのだけど。でも、出てくる詩に時折胸を掴まれる。宇宙は壮大な詩であり、人類はその文字に過ぎない。生きる営みが詩を書く営みなんだと。うん>>続きを読む
わたしもビッガー・トマスを目撃した。なんて美しい映画なのだろう。素晴らしい、本当に素晴らしい。(いや、『ネイティブ・サン』を経由してるから絶賛できてるのか….?)ともあれわたしは何度も思い返してしまう>>続きを読む
Rotten Tomatoes 84やけども。いや、ほんと何も感じなかった。あんなに煙草吸うシーンばっかりやのに、別に吸いたくもならん。全くだよ。
どの歌もこんなにイアン・カーティス自身の叫びだったとは。ああ!イアン・カーティス!!!
(これだけ言わせて、6年以上愛用しているわたしのマーチンはUnknown Pleasuresコラボなのである)
『籠の中の乙女』の前日譚ともとれる。気色の悪い世界だよな、こういうのを撮り続けてほしいよ。
歌のシーンから始まるから、お!リリー・マルレーンっぽいものかと思いきや、もう全然違った。観終わった後、無口になるくらいショックを受けたのは、単に被害者の加害性という問題の複雑さのみならず、音楽と暴力と>>続きを読む