冒頭は、罪を重ねながらも仲睦まじく暮らす朗らかな家族といった印象。が、後半で現実に直面すると雰囲気が物悲しくなっていく。この辺りの描き方が上手い。
リリーフランキーが放つ「俺に教えられるのは、これ(>>続きを読む
冒険するワクワク感やドキドキ感が詰まった、ディズニーらしい世界観。映像がとっても綺麗で、コスチュームが可愛らしい。幼い頃に出会っていたらきっとお気に入りになった映画。
膝をうち、腑に落ち、気がつけばエンドロール。これがこうなるのかと笑いながら、最後はジーンとくるシーンも。
よく練られた映画を観た気がします。良い意味ですっかり騙されました。
人生の曲がり角に直面する主人公と、新天地ニューヨークでのカオスな日常が、ライトにコミカルに描かれている。
要素自体は複雑だが、一つ一つがサラッと流れていくので、最終的には面白かった〜という印象。>>続きを読む
可愛くて、優しくて、ほっこりするお話。
ずっと観ていたい映画でした。
真相を突き止め、事実を積み重ねることで、一本のホームビデオが映画としての意味を持ち始める。
事実の良し悪しは別にして、素晴らしい作品だった。
ギリシャ悲劇と現代をリンクさせたストーリー。
初めは退屈に感じたものの、点と点が繋がり出すとあっという間の一時間半。
事実を突き止めたあとの絶望、終盤オイディプスが泣き叫ぶシーンは凄まじい迫力。怖>>続きを読む
ドイツ占領下のヨーロッパが舞台。
政治的側面を描きつつも、全体的にはカラッとしていて良い。
イングリットバーグマンが画面に登場した時は思わず息を呑むほどで、惹き込むような綺麗さに見惚れた。
登場人>>続きを読む
少年の葛藤、青年の葛藤をそれぞれ入り込みすぎず、過ぎていく日常と同じ目線で描いている。
お互いが抱える感情の純粋さを、核心に触れないことで引き立たせているようだった。ピアノの音楽が世界観と合っていて>>続きを読む
流れるような心地良い物語で、どの場面でも音楽とダンスがバッチリ。
ヒューとザックが飲み屋で対峙するシーンは、気迫溢れる名演で熱い。
快活にステップアップしていく主人公に勇気付けられる映画。
じんわりと突き刺さる映画で、見終えた後もしばらく心に残っていた。
人のどうしようもない弱さや優しさが、ありありと描かれていて、主人公の無垢な思いが悲しみに丸め込まれていく過程は、目を逸らしたくなるほ>>続きを読む
卒業式、桜の花びらの場面で気付けば涙が出ていた。
誰もが持つ痛みが、時に惹かれあう要素として、時に不和の元として描かれていて、漱石が訳したーpity is akin to love 可哀想とは惚れた>>続きを読む
嫁ぐ娘と見守る父親。
話が進むにつれ、だんだんと互いの胸の内が現れて、一緒に切なくなったり嬉しくなったり。
原節子さんがとにかく美しい。
冒頭とラストが全く同じアングルで小津監督のこだわりを感じた>>続きを読む
どの時代も、親は親で子は子なんだなとしみじみ。
小説を読んでいるような行間の良さ、笠智衆さんの表情が本当に素晴らしい。
お酒を交わし父親同士ボヤくシーンは、ぐっとくるものがあった。
「親の思うほど>>続きを読む
テンポのよいコメディー映画。
人情味溢れるキャラクターたちと、クスッと笑えるユーモア。ギャングが題材だが安心感のある面白さで、気張らず楽しめた。
レミゼラブルは友人のおかげでどハマりしました。ミュージカル、映画、DVDと、何度観たか分かりません。
登場人物それぞれが、人生を背負っていて、一人一人にひたむきさを感じます。善や悪では片付けられない>>続きを読む
初めての旧ソ連映画。
個人的には今までで一番心に残った一本。
ぎこちなさ、やるせなさといった感情の機微が画面越しに伝わり、同じ空間にいるようだった。互いに惹かれながらも、傷つけ合わないよう距離をと>>続きを読む
jazz、swing、dram。
生意気な主人公と、理不尽な指揮者のやり取りが、最後まで見る者を捉えて離さない。
ハラハラドキドキしっぱなしの1時間半、身終えた後の爽快感に加えて、音楽も文句無しに>>続きを読む
たまたま映画館にて。期待しないで観たが結構面白かった。
全体的にコメディドラマ感満載。いい意味でB級。軽いノリで観れるのはいいかも。