lemonstaさんの映画レビュー・感想・評価

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きまじめ楽隊のぼんやり戦争(2020年製作の映画)

4.0

美しく不思議な世界の、残酷で悲しくて少し笑えるお話。
9時〜17時で戦争するのが男たちの仕事。
悔しいことが次々と起こります。
理由や背景の説明はあまりされず観る側に委ねられており、ただシンプルに受け
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.3

なんか、ツッコミどころ満載だった。
人探し、亡くした妻のこと、息子との関係、どれもぼんやり薄味。
料理はまあそれなりに美味しそうだったけど。
なんとなーく観るのがいいんだろうな。

羊飼いと風船(2019年製作の映画)

3.7

どんな場所にでも変化は訪れる。
みんなが見つめる風船は新しい時代、新しい女性、もはや力だけではどうにもできないもの。かな。
夫にも子供にもムカムカしたけど彼らが善良な人たちであることは確かで、時代や環
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.9

午前十時の映画祭11にて

子供の頃に親と観た思い出の一本。
ケヴィンコスナーこの時いくつだったんだろう?当時はめっちゃおじさんだと思ってたのに今見たらそうでもないじゃないの。

その年代なりの理解の
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

フランシス・マクドーマンドの俳優としての凄まじさを堪能。

これは後日もう一度観る必要がある。
生きることの意味なんて考えたって仕方ないと思うこともあるけれど、せめて自分の生き方にだけは意志を持ってい
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

美しくかけがえのない数年間の恋愛。
とっても楽しめたし、なんだかすごくいい時間を過ごした気分。

好きなものをこんなにも共有できて心ゆくまで語り合える相手に出会えたら、それはもう幸せの極みだろうな。
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

長い刑期を終えて出所した男の話。
不寛容な社会に絶望したり憤ったりしながらも、世の中捨てたものじゃないと思える出会いと小さな希望。
想像を超えるストーリーではないし衝撃的なエピソードがあるわけでもない
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/エクステンデッド・カット(2019年製作の映画)

3.9

オリジナル観てなかったので劇場で観られてよかった!
2人とも尋常でないかっこよさ。
やっぱりスターなんだな。
シャロン・テート事件を予習したけど足りていたかは不明。
でも満足。

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

4.1

前編後編と続けて鑑賞。

それぞれ2時間超えの長編なので最後まで集中できるか不安だったけど、始まってみれば森山未來、北村匠海、勝地涼の演技を超えた役作りのおかげか、実在する3人を見ているような気持ちで
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.9

女たちと海と炎。
目を見張るほど甘美な画の連続にうっとり。
マリアンヌとエロイーズの美しさに加えて置かれた環境と立場を考えれば、惹かれ合うのも必然という気がしてくる。
結ばれるまでのドキドキを超えてヒ
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下女(1960年製作の映画)

3.8

じわじわと面白い。
60年前にこんなシュールな映画が韓国で作られてたなんて。
ポン・ジュノさん予想以上に影響受けまくってた。
ドキドキしつつも笑っちゃう。

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

とんでもなくかわいいひとたちの、ありそうでなさそうな日常と変化。
下北沢は学生時代に遊びに行ったのが最後でよく分からないけど、夢追い人も夢追わない人も心地よく居られそうでいいな。

好きなシーンがたく
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

達観したかのような、あるいは全てを諦めたような佐々木のふと見せる寂しげな表情。10代の彼が一人で抱えていたものの深刻さに胸が痛む。
夢や目標を持つことが叶わない人生もあるしそれで幸せが決まるわけではな
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.1

どんなに技術が進歩し、研究が進んでも、人間それ自体は変わらない。
ジョン・メリックが生きた19世紀末も作品が作られた40年前も、人々の心は同じように喜んだり傷付いたり共感したり同情したり反省したり忙し
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.8

小川洋子さんの小説のような世界観。

趣味があって、友人がいて、きちんと働いて、とっても大きくてとっても優しいフーシの日常と切ない恋のお話。

なんて献身的な愛。
見方を変えればちょっと怖いかもしれな
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.0

すごくよかった!
原作小説が大好きで、映像化は難しいだろうと期待してなかったのに!

オープニングのアニメーションでおや?と思わせるところから、寂しさ、どうせ、ワンツー湿布貼り、「おら」から「私」から
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彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)

3.8

加藤雅也さんの存在感。これに尽きる。
経験を重ねた人生の深みや切なさが大人の胸に刺さる作品。

留まり続ける人
旅を続ける人
現実に生きる人
愛に生きる人
夢を追い続ける人
どんな人生も唯一無二で尊い
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.7

邦画の青春もの。あまり興味ない。
でもタイトルがいいなぁと思ったのと監督の名前を目にすることが結構あるにも関わらず、作品を観る機会はなかった(どこで観れるの?観ていいもの?)ので、これならと観に行って
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.7

スイスアーミーマンの監督だと知って観に行くことに。
他に情報を入れずディック・ロングという名前から下ネタ系コメディなのかなと予想しつつ。

始まってみるとどんな心持ちで観たらいいものかちょっと困惑。
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

同世代ならいざ知らず、彼女らの倍ほど生きてるこちらからするともう冒頭から2人が可愛いのなんのって!
キマらないダンスもモテなさそなファッションも恋の悩みも愛おしい。
キャラの濃い同級生たちの中では地味
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

面白かった!
でも何も書けない。
世界観は自分なりに味わったからいいかな。

ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.8

終始ルースに釘付けだった。
いま喋っていることは本音?その笑顔は本当?
真実を知りたくて目を凝らして見れば見るほど分からなくなる。

ルースだけでなく友人たちも両親も先生も、みんな少しずつ歪みや違和感
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8

思ってた二番煎じじゃなく、ちゃんとオリジナルだった!
しかもフランスだった!
よかった。

アップグレード(2018年製作の映画)

3.9

AIが自分の身体を使って戦ってくれる。
知恵も貸してくれる。
最高かよ!

1つの身体に2つの意識が共存し、どちらが身体を動かすかの切り替えができる上に頭脳や知恵は2人分。
この感覚体験してみたいなぁ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

夫婦どちらが死ぬかという段になって夫が妻を撃つシーンが印象に残っていて、忘れた頃にまた観たくなる。
レアセドゥの満足気な表情。
あとXデー前日の親友の手紙とビンタのシーンも。
人間なんて所詮そんなもん
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.1

約40日ぶりの映画館
心が踊りますわ。
この作品を選んでよかった。

生きるための音が「音楽」になる瞬間の心地よさ。
何もかも違う5人のファッキン イデオロギー!
みんなかわいいよ。みんな生きてるよ。
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.8

シンプルで希望的。時に胸が苦しいけれど、しみじみとした優しさに包まれる作品。
映画館は予想通り貸切だった。
贅沢な時間だったけどやっぱり誰か同じ空間にいて欲しかったな。

音楽(2019年製作の映画)

4.2

岩井澤監督の舞台挨拶回を鑑賞。
アニメは得意じゃないのだけれど、とてつもなくよかった。

乾いた空気感とギリギリアウトに感じるような間にジリジリさせられた後のフェスシーン。
登場人物たちと監督ら製作陣
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娼年(2018年製作の映画)

3.5

一人でじっくり観れる日を待っていた。
松坂桃李のリアル(風)セックス。
下世話な好奇心しかないながらも、エロプラス何かがあるんだろうなって期待もしつつ。

たくさんの女性が出てきますが、まずもって静香
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.9

側にいるのに心は遠ざかる2人。こっそり涙を流すニコールの悲しい顔に胸が痛む。リアル過ぎてこっちまで泣けてくるよ。

夫の方が愛が冷めてるように見えたな。
側から見たらやり直すタイミングいくつかあったと
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

悪い意味ではなく書き残す感想があまりない。
映画というよりアトラクション。
自陣の塹壕を抜けるまではカメラ酔いしかけてたけど、そこからはマジでそれどころじゃなくなる。
上級兵士は敵の弾が全然当たらない
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

笑いながら観てたはずなのに気付けば空気が変わっていた。あの人がたずねてきてからか。
大雨の夜、家に帰り改めて格差を思い知った父子3人の気持ちの揺れが見事。
観てる自分の気持ちも落ちていくのを感じた。
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