えのさんの映画レビュー・感想・評価

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

普段ジャズを聴かない俺にも届いたからこの映画マジ。
三者三様の夢の始まり、終わりも良きです。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

相当量の予備知識は必要だったけど、費やした時間は無駄じゃなかった。
タイトル通りオッペンハイマーの個人史の中での原爆製造が語られて奥行き凄まじい。
間違ったことを成したけど間違いではなかったと思わせて
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.8

あらすじだけではこの魅力は語れない。
ビジュアルいいし、どんな端役も輝いてる。最高。

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.6

後半の畳かけで一気にXに繋がる感じよかつた。
前作のハワードの異常な献身性が頷けるラスト。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.8

コミックヒーロー映画がメインストリームになる前にきちんと形にする凄さ。
監督独自の不気味さも所々に。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

差別に対して本質的に理解できてるかというテーマに対してのコメディは数あれど直接的に描かずシニカル仕立てで楽しめた。
ヒップホップじゃなくしっとりジャズなのも乙ですわ。

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.9

監督特有のウィットに飛んだ会話劇は最小限だったけど各パートでの緊迫感の作り方は面白い。
再開後二人の会話の間のとり方、アイコンタクトに関係性凝縮されてて良いバディだった。

本当の僕を教えて(2019年製作の映画)

3.8

最低の事実を最良の事実で隠して。
観なきゃよかったし、観てよかった。

ラスト・リペア・ショップ(2023年製作の映画)

3.8

音楽に救われた人が誇りを持って次の世代へ夢の後押しするの素敵。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.6

やっぱり心を動かすものが本物。
誰かと繋がる素晴らしさ、美しさも再確認。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

大して抑揚のある話ではないけど、ブランシェットの内包的な演技でめちゃくちゃ奥行きある話にみえた。
絵画は額縁に入ってるから美しいとでも言うべきか。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

合間合間に挿む生きたインタビューのおかげで奇妙なバランス感覚。
仕事で沢山子どもと向き合ってきたけど初めて(?)がっぷり四つで組み合う関係性が微笑ましい。

交渉人(1998年製作の映画)

3.6

キャラ立ちし過ぎたサミュエルも好きけど、ド直球にしゃべくりしてる時もカッコいいよな。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.6

デルトロにも通ずる造形美。
エンドロールで引くほど伝わる監督の創作愛。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

色のない世界で生きていたベラが冒険通して自分の色を獲得したの美しいし最高。
色彩感覚も好み。

ワイルド・ロード(2022年製作の映画)

3.5

タイトル、原題のままでええて選手権上位入賞。
MGKは役者でももっと活躍して欲しいね。

ニモーナ(2023年製作の映画)

3.6

符号的じゃなくて真摯かつカジュアルに描いてよかった。
ファッションとパッションの違い見せつけられました。

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.6

ミュージカルパートで引用してる楽曲が面白い。序盤の矢継ぎ早感好き。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

導入で一発カマしてそこからのテンポ感・分かりやすさがYouTuber出身の監督らしさなのかと思ったり。

RRR(2022年製作の映画)

4.0

虎、肩車、安定のブリカス。
足し算しかしてなくてめちゃくちゃお腹いっぱいです。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

ゴジラが圧倒的脅威として活き活きして良い。オッペンハイマーの後日譚と言われるのもわかる。(観てんけど)

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.2

どうでもいい無駄話で解像度あげていくのめっちゃ好き。

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.6

主語デカになるけど当時民意に沿って粛々と各々が利害調整行ってるの恐ろしい。
過剰な演出は無く会話劇として面白い。

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.6

冒頭〜中盤のスリラー組み立てはめちゃよかったけど、後半のセリフ中心の畳み方で情緒凪になる。
チャートは語る曲線で。

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.4

展開早いし、軸が多すぎてダイジェスト感強めだな。原作読んでないけど。
続編観せてください、話はそれからだ。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

一言だけど、彫師のセリフの切れ味素晴らしい。
calling youと夕焼けの反復がクセになる。

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.7

カルチャーよりも家族ドラマの側面が強いと思ったけど、インド社会的背景とヒップホップの親和性高くてアツい展開。
押韻にも拘った日本語訳にも拍手。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.1

お決まりのルーティンをこなして淡々と仕事と行う硬派な仕事マンと思いきや、独白を中心にだんだん鎧を剥がされる構図良き。
ツッコミ不在の構図が更に良い。
鑑賞後は勿論スミス。

(2023年製作の映画)

3.4

全編、中国大返し以降のスピード感で進行したらもっと面白いと思ったかもしれん。
周知の歴史は勝者のプロパガンダだし、秀吉はその道のプロだったかもと思わせてくれる。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

ナポレオンの生涯を英雄譚ではなく、人間臭さを主軸にして進めていくだけあってドラマとしてめちゃくちゃ面白い。
戦いの数が多い中、スケールのでかい戦いを選んで白兵戦をリッチに描いて見応えやばい。
主人公は
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真実の瞬間(とき)(1991年製作の映画)

3.5

いつの時代も個人が既得権益に壊されるムーブ見てられない。作中の経過時間短すぎて激動すぎる。

処刑人(1999年製作の映画)

3.7

名推理を映像で補完していくスタイル好き。
カルトを格好良く描く危うさ◎

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

ニューアジアのビジュアルが良い。対局にあるような辺境の農村と最先端が上手く混ざりあってはじめてブレードランナー観たような衝撃。
テクノロジーが説明調過ぎないのにスルスル入ってきていい。
ロボット(AI
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.6

スイッチングを活かしたバトルもあってメイン3人が輝いてる。ここ最近のMCUで一番クロスオーバーしてて楽しめた。
改めてキャロルはぶっ壊れキャラ。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

善人として認識されて他人の命を利用するおじさんとそこに振り切れないアーネストの構図が見事なドラマ。裁判パートだけでも一本の作品作れるくらいの重厚感。

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