普段ジャズを聴かない俺にも届いたからこの映画マジ。
三者三様の夢の始まり、終わりも良きです。
相当量の予備知識は必要だったけど、費やした時間は無駄じゃなかった。
タイトル通りオッペンハイマーの個人史の中での原爆製造が語られて奥行き凄まじい。
間違ったことを成したけど間違いではなかったと思わせて>>続きを読む
あらすじだけではこの魅力は語れない。
ビジュアルいいし、どんな端役も輝いてる。最高。
後半の畳かけで一気にXに繋がる感じよかつた。
前作のハワードの異常な献身性が頷けるラスト。
コミックヒーロー映画がメインストリームになる前にきちんと形にする凄さ。
監督独自の不気味さも所々に。
差別に対して本質的に理解できてるかというテーマに対してのコメディは数あれど直接的に描かずシニカル仕立てで楽しめた。
ヒップホップじゃなくしっとりジャズなのも乙ですわ。
監督特有のウィットに飛んだ会話劇は最小限だったけど各パートでの緊迫感の作り方は面白い。
再開後二人の会話の間のとり方、アイコンタクトに関係性凝縮されてて良いバディだった。
やっぱり心を動かすものが本物。
誰かと繋がる素晴らしさ、美しさも再確認。
大して抑揚のある話ではないけど、ブランシェットの内包的な演技でめちゃくちゃ奥行きある話にみえた。
絵画は額縁に入ってるから美しいとでも言うべきか。
合間合間に挿む生きたインタビューのおかげで奇妙なバランス感覚。
仕事で沢山子どもと向き合ってきたけど初めて(?)がっぷり四つで組み合う関係性が微笑ましい。
キャラ立ちし過ぎたサミュエルも好きけど、ド直球にしゃべくりしてる時もカッコいいよな。
色のない世界で生きていたベラが冒険通して自分の色を獲得したの美しいし最高。
色彩感覚も好み。
タイトル、原題のままでええて選手権上位入賞。
MGKは役者でももっと活躍して欲しいね。
符号的じゃなくて真摯かつカジュアルに描いてよかった。
ファッションとパッションの違い見せつけられました。
導入で一発カマしてそこからのテンポ感・分かりやすさがYouTuber出身の監督らしさなのかと思ったり。
虎、肩車、安定のブリカス。
足し算しかしてなくてめちゃくちゃお腹いっぱいです。
ゴジラが圧倒的脅威として活き活きして良い。オッペンハイマーの後日譚と言われるのもわかる。(観てんけど)
主語デカになるけど当時民意に沿って粛々と各々が利害調整行ってるの恐ろしい。
過剰な演出は無く会話劇として面白い。
冒頭〜中盤のスリラー組み立てはめちゃよかったけど、後半のセリフ中心の畳み方で情緒凪になる。
チャートは語る曲線で。
展開早いし、軸が多すぎてダイジェスト感強めだな。原作読んでないけど。
続編観せてください、話はそれからだ。
一言だけど、彫師のセリフの切れ味素晴らしい。
calling youと夕焼けの反復がクセになる。
カルチャーよりも家族ドラマの側面が強いと思ったけど、インド社会的背景とヒップホップの親和性高くてアツい展開。
押韻にも拘った日本語訳にも拍手。
お決まりのルーティンをこなして淡々と仕事と行う硬派な仕事マンと思いきや、独白を中心にだんだん鎧を剥がされる構図良き。
ツッコミ不在の構図が更に良い。
鑑賞後は勿論スミス。
全編、中国大返し以降のスピード感で進行したらもっと面白いと思ったかもしれん。
周知の歴史は勝者のプロパガンダだし、秀吉はその道のプロだったかもと思わせてくれる。
ナポレオンの生涯を英雄譚ではなく、人間臭さを主軸にして進めていくだけあってドラマとしてめちゃくちゃ面白い。
戦いの数が多い中、スケールのでかい戦いを選んで白兵戦をリッチに描いて見応えやばい。
主人公は>>続きを読む
いつの時代も個人が既得権益に壊されるムーブ見てられない。作中の経過時間短すぎて激動すぎる。
ニューアジアのビジュアルが良い。対局にあるような辺境の農村と最先端が上手く混ざりあってはじめてブレードランナー観たような衝撃。
テクノロジーが説明調過ぎないのにスルスル入ってきていい。
ロボット(AI>>続きを読む
スイッチングを活かしたバトルもあってメイン3人が輝いてる。ここ最近のMCUで一番クロスオーバーしてて楽しめた。
改めてキャロルはぶっ壊れキャラ。
善人として認識されて他人の命を利用するおじさんとそこに振り切れないアーネストの構図が見事なドラマ。裁判パートだけでも一本の作品作れるくらいの重厚感。