accoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.0

女子の、女子による、女子のための映画だなーと。男性がこの映画を見たときに、女性と全く同じ捉え方はしないんじゃないかなと思う。

子どもを持つことは恐ろしいことと2人が語るのが印象的だった。(自分がそう
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.8

絶望の淵に立ったとき、何に救いや希望をもとめるか。

大人だったら、この作品のように反旗をひるがえして、独裁政権を潰すことを目標に進むことができるかもしれない。
もしくはお酒、薬に逃げるとか。

でも
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ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

3.2

耳だけでなく、目でも第九を堪能できるとは。
オーケストラ、合唱、バレエそれぞれの練習風景ですら目を奪われるのに。
本物を見てみたいーー‼︎‼︎と思う。

ちょっと気になったのは、人類皆兄弟だから〜とし
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謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス(2016年製作の映画)

2.5

劇場が暑くてすぐに眠くなった。

様々な著名人が見解を述べていくけど、全く頭に入って来なかった。
で最終的にみんな口を揃えて「作者しか本当の意味はわからない」とか「見る者の解釈に委ねられている」的なこ
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女の一生(2016年製作の映画)

3.1

現実と回想を行ったり来たり。
主人公の意識をそのまま映像にしたような作品。
人間そんなもん。昔の幸せな記憶に頼って生きてる。悪い記憶なんて、必要性がないと思い出そうとはしないし、ふと蘇ったとしてもすぐ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

登場人物みんなが救いようのない状況で、恨みがどんどん重なって絡まって。
途中までは人間の弱さズルさ愚かさばかりをみせられて、こっちの気が滅入った。

主人公がああまで攻撃的になるのはわからないではない
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.2

パンクなおとぎばなし。
ジョン・キャメロン・ミッチェルの頭の中を覗いた感じ。

優しい
ほろ苦い
キラキラ
スパーク
悲しい
カワイイ
摩訶不思議



エル・ファニングかわいすぎ

(2016年製作の映画)

2.8

ちょいちょい出てくる狼の乳を飲む双子の像。ローマ建国者ロムルスとその弟レムス。兄弟殺しを暗示?
たまたま知ってたから合点がいくけど、知らなかったらなんだこれ?ってなるよなー。
カインとアベルの方がメジ
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8

愛ってなんなんだ?って、ぐるぐる堂々巡り。
自分が心底惚れて愛して身も心も捧げた相手には愛がないって、悲惨。
こんなにも愛されてたと気付いたとき、十和子は救われた。けど、ときすでに遅し。
正しい愛し方
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.2

役者にペラペラ喋らせずに見せる(魅せる)映画はグッとくる。
難民って、いつ誰がなる可能性もある。自分の過失ではなく。
安住の地を見つけれる難民は何パーセント?0.00…%?
異国の地に辿りつけるだけで
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

新感覚。
ジャンル分けできない。
どういうスタンスで観るべきか迷った。
引き込まれる。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

クボが切ない表情をするときの、まぶたや頬、眉、口の微妙な動きや陰影にビックリするし、だからこそ胸がキュッとなる。

一見すると可愛らしいキャラクターではないけど、見進めていくとどんどん愛らしくなってい
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.0

これは元夫の復讐なのか?
デカデカとrevengeと出てくるから、そうなの?とも思うけど、最初から最後までそうは思えなかった。
スーザンへの今も尽きない愛情(未練?)の屈折した表現だと感じた。
スーザ
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

2.5

宣伝文句に踊らされたのかな。
たいてい、人生そんなにうまくいくもんではない。
アドリアンはあのままずっとフニャフニャした男だろうけど、アンナはいい女になりそう。

後でわかったこと。
フランソワ オゾ
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ソフィア・コッポラの椿姫(2016年製作の映画)

3.0

贅沢な時間でした。

オペラはきちんと鑑賞したことないけど、
なんかあの衣装センス悪いよなーとか気が散るイメージ。
その点この椿姫は視覚的にうっとりできた

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

2.6

もうちょっと何かほしい。
ああ、そう。というストーリー

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.7

もう、なんでよ‼︎‼︎
って彼女気持ちが痛いほどわかる。
親だからほっとけないし、でもいい加減にしてよね、ていうぶつけようのない苛立ち。

ウソでしょ?て展開で笑いもあり、そこからホロリとさせられ、個
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おとなの事情(2016年製作の映画)

2.7

見なくていいこともある。

でも自分だけがしらないなんて耐えられない!見たくなっちゃう!

みんなが持ってるものだけど、人間のいやーな部分みせられた感

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.0

本心や弱音を晒す相手もいなくて、大した目標もなく、でも生きていくためにお金稼いで。感性共有できる相手もいないから孤独なのに強がって。

でも最後に些細なことで些細なことに気づけて。二人の感情のひとつひ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.8

一作目ほどの衝撃はなかった。
みんなもうお歳なので、それはしょうがないけど(笑)
最後のロバートカーライルが暴れるシーンで、BGMとセリフのリズムがシンクロしてたところが、私的には1番盛り上がった。
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愛を綴る女(2016年製作の映画)

2.9

フランス映画だなーーってストーリー。
このダンナさんじゃなかったら、もっと悲惨な人生おくってたかも。
このダンナさんだからガブリエルは本当の愛に気づけた。

盲目的に人を好きになったことがないので、ち
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

信念の為だけれども手段は選ばない、というか選び過ぎて極端。完璧仕事人間。実際こんな人が身近にいたらオイオイと思うけど、自分じゃあそこまでできないから、あの徹底ぶりにかぁっこいぃーー‼︎と思う。

それ
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

粋。
ウディ流オシャレ

でも個人的にはドタバタを期待してしまう(笑)

夜間もやってる保育園(2017年製作の映画)

2.8

女性が社会進出しやすい環境を作ります!って、安倍さん言ってますけど、
現状知ってるんですかね?

総選挙の費用で保育園作った方が、イメージアップするのになー

作品自体は、なんか物足りなさを感じる。
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0

ただのシュールな映画だと思ってたら…(笑)
自分に正直に生きるって、難しい。
みんな自分の気持ちをごまかしごまかし生きてるよなー。

エル ELLE(2016年製作の映画)

2.5

つまらない映画というわけではないのだけれど、なにが言いたいのかわからない。
どんな人間にも潜んでいる異常性?

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.2

ジレンマ。


ハイドリヒを撃たず、なにも行動を起こさず、ナチ支配下でビクビクしながら自尊心を捨ててすごすのか。それがイヤならハイドリヒを撃て!
でもハイドリヒをやったところで、また次のハイドリヒが来
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.5

クストリッツァの優しさに溢れていると感じた。

本当の戦争は、羊じゃなくて人間の死体。
石の一つ一つは、戦争で奪われた一人ひとり、一匹いっぴきのため。


カボチャを両脇に抱えてリズムをとるクストリッ
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ブルーム・オブ・イエスタディ(2016年製作の映画)

3.8

前半は物語の方向性が見えず、ちょっと退屈。

トトはザジと繋がることで、赦しを得たかもしれない。でもザジには救いはあったのか?加害者の子孫との子どもを産んだことで、加害者を赦し受け入れる、という結論に
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

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ブレずにずっと敵と向き合っているシンジ。自分とは正反対のしんじになりたい、繋がりたいという気持ちに向き合うケンジ。過去と向き合いたいけど向き合えないセツコ。登場人物みんなが、何かに向き合おうとして、ま>>続きを読む