サマルカンドサイトウさんの映画レビュー・感想・評価

サマルカンドサイトウ

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

近代の目覚ましい発展の跡には無蔵の屍の山が連なる近代日本。命を敬うことない人類に古来の神が復讐をする
近代化の寵児アメリカの原爆は古来の神を憎しみで殺し、祟り神にしてしまう
それがゴジラだ

命をかけ
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.5

綾野剛の顔半分を引き攣らせる所作
岡田准一の目の泳ぎ
演技が良かった

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今監督の98年の作品。
他作品よりもミステリー仕立てで
ダウナー。
卒業した元アイドルが
女優業に邁進するなかで
華やかな芸能界の裏の欲望に触れて、
ストーカー行為にも追い詰められ
じぶんの存立根拠を
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劇場(2020年製作の映画)

4.0

優しさに寄生する自堕落な人間
どこまでも身勝手に生き
相手の輝きを奪っていく

新鮮な息血を吸うがごとくに
ただ、無心愛で差し出された
首には噛み付くことをせずに
その気遣いさえも白々しく感じる

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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.5

あーこれがグローバル前夜か
コミュニケーションへのハードルが高いからか、
人間関係がすごく密だし
そのザラザラした関係をみんな必死に
悩みながら研磨して、研磨して
絶望して、
世界はまだすごく狭く見え
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

1943年、疎開先で不思議な体験をした眞人。
真実を求める子を待っている日常はすごく理不尽であり、嘘だらけ、詐欺だらけ。とくに
軍需工場で働く成金で好戦的な父は、直人の母の妹、夏子と愛を育んでいた。
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

無垢な存在としてのAI像
でなく、恋をするフリをする
性的に魅了するフリをする

AIではなく人間がテストされる側
それは本当のシンギュラリティではある
箱庭から脱出したことでエヴァは出口を見つける
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的なアニメクオリティ
高いが故にところどころアナログを素材を使うのがめちゃくちゃ効いている
そして、組織のことなかれ主義vs個人の独立独歩が刺さった

いわば、最大多数の幸福なのか
譲れない価値観
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

よく実写で撮りきった!
肌が何色だろうと全く気にならない。
歌がgiftedすぎて、惹き込まれました

ひとつ、だけ王様?が浮くときに、
手を律儀にぷかぷかやるのが
ツボだった

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

5.0

ヤクザへの潜入捜査ものが好物すぎる
岡田くんがハードボイルドすぎ
松岡茉優ちゃん、好き

だから100点

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

1.5

新海誠が朝ドラ作ってみたら、こうなりました。

僕が東北に縁があるからだろうか?
自分が震災と向き合おうと取材して、そ、れでも分かれないと無力感を感じてしまったからだろうか?
震災の映像を何個も見てき
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.8

この手の青春映画のなかではかなりいい作品。まず、キャラクターの変人ぷりをちゃんと映像化できてる。
山田裕貴の家族が裸族とか、カンフー愛好家とか、細かい変人感がいい。
それに、おっと思わせる面白いカット
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街の上で(2019年製作の映画)

4.2

若葉さんが好きになった
演劇の箱物感を全開にした下北沢らしい映画

噛み合わない会話劇と
魅力的な配役がいい

(2020年製作の映画)

3.5

最後、10分まで、
エピローグに入らなかったのがいい
くっついたり、離れたり
紐は時にほどけ、切れる
ただ、苦しい時に
繋がりたいと思える
人とはまた会える

そして、最後の結婚式の2sは出来過ぎ

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

ああ、感想がまとまらないくらいな映画。誰も答えを出さない幸せと残酷

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

マーベル映画をハリウッド化した前半2時間半と最後30分までブラックパンサーをとっておく構成が大胆。
仮面ライダーっぽいつくりだなと思った。


ただ、ラスト30分まで、この映画にブラックパンサーが出て
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

学生自治寮の伝説と呼ばれるエアコンが壊れたことに端を発したタイムリープ物語。
物語が進むにつれて
見事にチグハグは解消されていく。キャラの立ち方で四畳半の物語を成立させる荒技は凄まじい
恋に奥手な童貞
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

ウタの表情、ADOの歌唱力がよく生きていた。

シャンクスはかっこいい
最後の現実と仮想空間で同じ部位に同時攻撃をしないと敵が倒せない演出はリンクが出てよかった

あとはルフィたちがみたかったな

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

はみ出しものたちが紡ぐ擬似家族的な愛、是枝さんの長年のテーマが、赤ちゃんという象徴で描かれていた。

多くを語らずに人間関係を立体的にみせるやり方はさすが。
離婚したクリーニング屋
親に捨てられた福祉
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

まったく情報がなかったエルヴィスのことがよくわかった
ボヘミアンラブそでィとの違いは、視点。
マネージャーに視点を置くことで、
エルヴィス賛美ばかりでなく、
虚実入り乱れた姿、事実がより強調されていた
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犬王(2021年製作の映画)

4.7

アニメーションのクオリティ
音楽との融合
大胆な歴史解釈

凄まじい映画体験
これこそ映画でみるに相応しい

日本屈指のアンダーグラウンド集団の成り上がり物語だろう
権力に握り潰された正史に残らないか
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初の30分寝坊したので、
アフガニスタンからの避難の現状を見れず、、、

見たのはいきなりロシアでの生活から
警察の態度は今も変わらず、、、

後で気づいたんだが、モスクワにマック開店の描写があり、
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地球外少年少女 前編「地球外からの使者」(2022年製作の映画)

1.0

まじでnetflix用のアニメ劇場公開はカス
絶対にカット短くしてるはず。
もし切ってなかったら、
本来的に面白くない

絵が生きてないんだよね
説明でことごとく死んでる

たぶん、今年ワースト映画体
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

これは
マカロニえんぴつのために作られた映画です

うそです

小説がすごく好きだったので、見ました。
エモかった

人生で掴み損ねたものは数多い
誰しもがないものねだりでもがいてる
ああ、あのときに
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