Pinewoodさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

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各映画祭や映画賞などで評価された若手女性映像作家のオムニバス。映画祭上映は監督スタッフ出演者のお友達で満員、みんな楽しそうで何より。

作品はといえば、性をテーマに8分の短編が15本続くんだが……。
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われらの時代(2018年製作の映画)

2.0

牧場を経営する裕福な夫婦。
倦怠打開の為に友人達と妻を関係させ、その情交をウジウジ悩みながら盗み見る夫。
という内容で3時間の映画にして自分たち夫婦が自ら嬉々として演じる監督夫妻。

えーと、こういう
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大いなる闇の日々(2018年製作の映画)

1.5

作品解説だと徴兵逃れがナンタラと社会派作品に見えるも、かなり後味悪い監禁サスペンス。 カナダ胸糞監禁モノの「マーダーズ」なんかに通じるものが。

作品冒頭に「独裁者」のセリフ。画面はスタンダード、そ
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ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

1.6

セリフを排して、とはいえサイレントやイメージ優先の実験映画ではなくストーリーがある映画。 独創的かつ挑戦的である事は認めるも普通。
映画祭上映後の登壇者は今年一番豪華絢爛、フランス、ロシア、ブラジル
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カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

1.0

街の良い味出してるギター屋さん。その店に色んなお客さんがきて店主とおしゃべりしギターを試し弾きしていく……反復
音楽オンチなもんでお客さんの凄さ(ジャームッシュだけわかった)、試し弾きが上手いのか、優
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ハード・コア(2018年製作の映画)

-

山下敦弘監督作品って……苦手。
山下敦弘監督+山田孝之って……更に苦手。
本作で↑を再確認。

氷の季節(2018年製作の映画)

2.6

貧しいがプライド高い父親の選択。 決して悪人ではなく家族を守る為に、最善の選択をしたはずなのだが少しづつ歯車がズレていく。 物語は面白く、演者も上手い、特に映像が秀逸!
狭い室内の、19世紀の農家
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冷たい汗(2018年製作の映画)

1.1

えーと、フットサルの試合シーンはほとんどありません。 爽やかなスポーツ作品を期待しているとえらい目にあいます。
イランという男性優位国を舞台に、夫婦のエゴと自己主張がぶつかり合う、それに女性の人権がー
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半世界(2018年製作の映画)

2.3

色々あってからの稲垣吾郎初主演作品。
正直言って稲垣吾郎ってどんなもんよ、と斜め目線で観たのですが… すいません、ここまで魅せる役者だったとは驚き。
脚本が秀逸?阪本マジック? 脇を固める演技派演者
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イングマール・ベルイマンを探して(2018年製作の映画)

3.5

正直言って今年の東京国際映画祭で一番見たかった作品。 見終わってなんか涙出てきた。
マックス・フォン・シドーが寝てたのはここらへんで顔洗ってたのはここの海と、実際のロケ地でトロッタ監督が「第七の封印」
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響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)

1.2

もっとカースト、社会制度について描いてるのかと思いきや……その辺はほとんどスルー。
伝統を守るといえば聞こえはいいけど、変化を頑なに拒否、保守を通り越して頑迷な老マスターはどうなんでしょう? 心情変化
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翳りゆく父(2018年製作の映画)

1.0

えっと……
コンペ作品半分しか見てませんが
なんといっていいのやら。

サラとサリームに関する報告書(2018年製作の映画)

2.0

不倫もお国や人種が絡むと、銃弾飛び交い諜報機関が出ばってくるんだ。「不機嫌な果実」「昼顔」の極東島国とは大違い。

個人的には、イスラエル軍人で大佐に昇進したばかりの旦那が一番可哀想。

LORO 欲望のイタリア(2018年製作の映画)

2.0

作品全体に半裸&全裸イタリア美人がこれでもか、これでもか、これでもかと登場←重要
イタリア政治に疎くても男の子にはそれなりに楽しめる作品。

しかし、映画なので脚色創作もあるんでしょうが、ベルルスコ
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あの日々の話(2018年製作の映画)

-

まぁ、
作った人も、演じた人も、そのお友達達も楽しんでるようで何よりですね。

ただねー、「日本映画スプラッシュ」って世界を目指すインディ映像作家支援が目的だった気が?
本作監督は世界を目指してないで
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

2.6

欧州系、特に仏映画に強い矢田部ディレクターという事で期待高く鑑賞。 正直言って拍子抜けするほど普通。
テロ現場の直接描写もある事はあるのだが音を抑え淡々と映し出される。テロやテロリストに対し、移民や
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堕ちた希望(2018年製作の映画)

2.1

かなりエグイ内容も、キレのある映像と色彩で寓話的というか現実離れした雰囲気を醸成、なんとも不可思議な作品。
ヒロイン演じるピーナ・トゥルコが見事。作品前半の厳しさと心許した少女達と過ごす表情、母性に目
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

1.7

いい作品なんだけど、この作品が東京国際映画祭のコンペってどうなんでしょう?

ザ・リバー(2018年製作の映画)

2.5

どのシーンも美しく詩的でいて力強い。
社会から隔離された辺境に暮らす5人兄弟。彼らの生活に一人の男の子(カナト)が参入する。厳しく単調ながらも安穏とした生活に紛れ込んだ異物。兄弟達の生活が異物により
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月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

1.5

男女の間で友情は成立するのか? なんて手垢にまみれたテーマを今更ですかー?大丈夫ですかー?と心配しながら鑑賞。 レンタル彼氏でなくレンタル友達を切り口に導入部分は魅せられます。ただねー、中盤から過剰>>続きを読む

ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

2.8

今年のコンペ 最優秀作品はこれで決まり……でもおかしくない。 つうかさ、いろんな意味で格が違う。まぁ、今年だけでのことでもなし、前の若手だ、長編3本以内、他映画祭コンペ未選出とか縛りがなくなって本作>>続きを読む

詩人(2018年製作の映画)

1.3

監督曰く 時代は1980半ばから1990年なんだそうで。
自分だけかも?時代と時代経過がよくわかんなかったもんで(苦 加齢描写も薄くて、まぁ5年ならそんなもんかもしれませんが混乱。折しもバブル期日本
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ヒストリー・レッスン(2018年製作の映画)

2.5

真面目な老女性教師と自堕落?な女生徒、癌と妊娠、死と生… 両極にも見えるが共に孤独。そんな孤独な二人が出会い紡ぎだされるストーリー。 兎に角 ベロニカ・ランガーが見事! 不勉強でよく知らず上映後ググれ>>続きを読む

テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

2.3

ベタのソープオペラを軸にコメディータッチでパレスチナ問題を語るって一見新鮮そうに見えるが…
ナチ、ホロコースト、民族対立、人種差別に性差別等々 微妙な問題、重いテーマをコメディー、軽く笑わせる作風にす
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三人の夫(2018年製作の映画)

-

○がい者、近○相姦、母○&乳○プレイ、衆視○慰、うな○挿入等々マニア向けAV並の過激描写。つうか全体の30%ぐらいがセックスシーンだけど単調。上映中笑いも出てましたが…人様の性志向と感性についてはいい>>続きを読む

海だけが知っている(2018年製作の映画)

2.0

先生:夏休みの宿題やったかー?
生徒:やってません、僕は1枚やったぞー
先生:おい!初日から遅刻か!
生徒:学校はじまるの忘れてました-

いいなー、こんな緩い南の島と思いきや島には島の問題が…

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世界の優しき無関心(2018年製作の映画)

2.5

カザフスタン映画といえば「トルパン」「コーンアイランド」「スヴェタ」ぐらいしか思いつかない。もっと見てるかもしれないが記憶にない。つうかみんな東京国際で見た作品でレベル高。

本作も見応えある秀作。不
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彼女はひとり(2018年製作の映画)

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目つきの悪い女子高生?に振り回される周囲。

演者皆さんの頑張りは感じるものの…。

スポットライト(2017年製作の映画)

1.5

隠れた才能、幼少期のトラウマ、はじめは対立するも信頼で結ばれる仲間等々の定番展開。 郊外女性刑務所の女性刑務官をヒロインに単なるシンデレラストーリーにせず組織腐敗、SNS、マスコミ、家族と夫婦の問題等>>続きを読む

隣の影(2017年製作の映画)

1.0

ほんの些細な事からはじまった隣人トラブルが凄惨な結末へ… よりも

隣家の立派な愛犬を… よりも
元カノとのH動画をお楽しみ中に妻に踏み込まれたシーンが怖かった(w


映画のお約束みたいなオチはね
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招かれざる者(2017年製作の映画)

1.2

オランダを舞台にセルビアとアルバニアの男女の話。 コソボ紛争やエスニッククレンジングについて多少知識があれば展開は読めちゃう、というか意外性薄いストーリー。
なんだかダルデンヌ兄弟の簡素版のような作品
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

2.4

知的障害の妹(和田光沙が凄い!)、身体的障害を持つ兄。ギリギリの生活を送っていた兄妹に訪れた破局。兄の行動は決して褒められたものではないし愚かな選択と言える。しかし行政や福祉に頼らず(幼馴染に無心して>>続きを読む

ダーリンの憂い(2017年製作の映画)

1.5

全編カメラは手持ち撮影らしいけど特別意識せずに見られました。 つうかデジタルに変わってもドグマ95の伝統? というかドグマ95ってもう20年も前なんだ(驚
映画祭では撮影監督が登壇してたんでその辺を聞
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ブリス、マイ・スウィート・ホーム(2017年製作の映画)

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自撮り画像中心やアニメ挿入で目新しく見えるが普通?のインディペンデント映画。
体制批判や社会への不満を叫ぶのでもなく自分の周りと日常を淡々とユルく描いている。この雰囲気はフィリピンの国民性なのか?なん
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最後の息子(2017年製作の映画)

1.0

友人を助けて水死した息子の真相に迫る両親、サスペンスとしてもヒューマンモノとしても良く出来た作品なんだが… 。
フィクションなのかリアルだかわからんけど、犠死認定されると税優遇や学費免除に高額見舞金?
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キュクロプス(2018年製作の映画)

2.3

ゆうばりで評判がとても良かったそうで、また前作の「ノラ」が気に入ってたんで期待大で見ました。
ストーリーも、個性豊かな人物と演じる役者陣も見事。 謎が疑問に、信頼が疑心にと変化する心理変化、リアリティ
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