無さんの映画レビュー・感想・評価

無

北欧、フランス、ドイツ、ホロコースト、主役がじいさん、ロードムービー、バイオレンスも好き。
只今自重できないレベルのドイツ映画ばかり観てしまう病に罹患中。

映画(1096)
ドラマ(26)

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.0

良い意味でアメリカ映画っぽくない。全体に漂う北欧感。
本当は色んな感情が渦巻いてるのをポーカーフェイスの下に隠し持ってる感じが大人向けのアキ・カウリスマキみたいだなと。

強盗犯でお尋ね者の兄と共にま
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4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

3.5

わずか4分間の夢を見るためにそれぞれが重く暗い過去を持つ二人の女が反発したり共鳴しあったりする、イビツで歪みながらも想いが絡み合う、ある種の恋愛映画。
衝動的でガサツな野生動物みたいにいつも毛を逆立て
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アグネスと彼の兄弟(2004年製作の映画)

3.5

前回観た作品に引き続き同じ監督の映画、モーリッツ・ブライブトロイの役柄が「素粒子」の時とほぼ同じというか更に悪化してて笑った。
主人公も兄弟3人になり、変態度が一層アップしてしまってる!

長男は政治
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素粒子(2006年製作の映画)

3.3

ペドロ・アルモドバルとかタランティーノの作る物なんかは、フェチズムの塊でかなり変態的に見えてたけどこの映画の足元にも及ばなかった。
性的異常者の異父兄弟の話…かと思ったが、トム・シリングが若い頃を演じ
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カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

3.0

記録し忘れ作品。
妖精のような不思議系のおっさんみたいな青年が主人公の話。
タイトルがうろ覚えで、あのギャスパー・ウリエルみたいな名前の映画は何だっけ?と思ってたら全然違った「カスパー・ハウザー」だ!

灰の記憶(2001年製作の映画)

3.3

同胞の命を処理する事と引き換えに自らの命が4か月延びる、同様の作品では「サウルの息子」が記憶に新しいゾンダーコマンド達の話。
最初から絶望の淵に立たされている囚人達は何の救いも希望もないまま自分達もい
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ファイティング・ダディ 怒りの除雪車(2014年製作の映画)

3.5

勝手に北欧映画祭り第3弾。
開始から15分でもう、はい面白い!って確信出来てしまう、息子を殺されたダディが復讐の鬼と化しファイティングしてしまう話。
ステランおじさんが無双過ぎるのと「L.A.コンフィ
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.0

この作品も記録し忘れだ。
ラッセル・クロウの圧のある顔が苦手なんだけど、この映画は50年代のクラシックでお洒落な雰囲気と共に登場人物全員の火花バチバチの熱いマウントの取り合いが最高!
特にガイピとケヴ
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コン・ティキ(2012年製作の映画)

3.5

筏一つで大海原を縦断しようとする、こういう無謀な賭けに出てしまう男のロマン系の作品は無性にワクワクするし、北欧映画なので観ない手はない!という事で鑑賞。

主人公のトール役は、北欧のライアン・ゴズリン
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コールド・アンド・ファイヤー 凍土を覆う戦火(2014年製作の映画)

3.3

北欧映画のただただ暗い雰囲気MAXの兄弟で幼なじみの少女を愛してしまう、言ってみればデンマーク版「タッチ」的な戦争映画。
主人公の兄の方は「特捜部Q」でチョイ役で出てた人気俳優ヤーコプ・オフテブロ。
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.3

ゲイとレズと炭鉱夫及びその家族たちがタッグを組み奮闘する心温まるストーリー。
生活の厳しい炭鉱労働者たちの話と言えば同じイギリスの「リトル・ダンサー」を思い出す。
ビル・ナイみたいな信頼のおけるベテラ
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ルートヴィヒ(2012年製作の映画)

3.5

豪華絢爛で中世感溢れる衣装の人達が登場するタイプの作品はトム・シリングが出てなかったら絶対に観ないジャンルの映画だなーと思いつつ鑑賞。
が、意外とサクサク楽しめてしまった。
まず主人公のルートヴィヒを
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スモーク(1995年製作の映画)

3.3

記録を付け忘れてた作品がチラホラ出てくる。
毎日同じ場所でカメラを構えるハーヴェイ・カイテルが演じるタバコ屋の店主の設定、はっきり言ってセンスありすぎだろ。

アメリカ、家族のいる風景(2005年製作の映画)

3.5

中年は故郷をめざす。
自分が知らなかったまだ見ぬ子供とその母親である元カノに、仕事を放ったらかして会いに行く負け犬の中年俳優の話。
もしもじいさんになるんだったらこの人!とハーヴェイ・カイテルと双璧を
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あの日のように抱きしめて(2014年製作の映画)

2.5

戦争によって顔に大怪我を負い死んだはずだったユダヤ人歌手の妻が顔の再建手術をし、夫に再会するというストーリーと意味深な邦題に惹かれて鑑賞したけど、想像よりも話に波がなく、テンポが悪くて退屈なまま終わっ>>続きを読む

ブランカニエベス(2013年製作の映画)

4.0

モノクロ・サイレント映画。
白雪姫の話を下敷きにしたストーリーらしいけど白雪姫というよりも画面の華やかさと多少のグロさが共存した世界観、ヒロインの無垢な少女の部分と小悪魔な一面を併せ持つキャラクターは
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.8

トム・シリングがお前を嘲笑う、という事で役者目当てで鑑賞!
屈折したナイーヴ青年役が鉄板のハマりっぷりでつい笑ってしまうw
仮面を被っててもどれがベンヤミンなのかすぐに分かるのも彼の特徴を活かしてて良
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マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

4.0

これまでで一番観たかった作品かも。
互いに傷つけ傷つきあう二人の恋は苦くて切なくて良いんだけど、話の内容はあるような無いような感じで、言ってみれば画質の悪いただの古臭いゲイ映画に過ぎないかもしれない。
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トンネル(2001年製作の映画)

3.8

これは重くて暗くて…な話だけど登場人物の生を感じられるまさにドイツ映画そのものだ。
突然ベルリンの壁が現れ東西が分断され自由に行き来が出来なくなってしまった人達(西ドイツに亡命成功した)が地下にトンネ
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ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.5

日本で一番有名な死の商人と言えばグラバーかな。
武器を売ることで嘘の幸福と財を築く男が主人公の話。
主要な演者3人の全員瞳が印象的な人物ばかりでそれは良いんだけど、主役であるニコラス・ケイジの魅力があ
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君を想って海をゆく(2009年製作の映画)

2.8

邦題とジャケットの雰囲気が前から気になってたので鑑賞。
「マリリンに逢いたい」という映画を連想してしまった。観た事はないけど。
なんと重たくて暗い映画なんだろう…
苦手なケン・ローチ作品と似た救いの無
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真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

3.0

今日見た夢の中に何故か半袖姿のニコライ・コスター=ワルドーが出て来たので記念に思い出しレビュー。
重いテーマの物ばかりなのについ見てしまうスサンネ・ビア作品の中でも殊更ハードなのがこの作品。
ニコライ
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緑はよみがえる(2014年製作の映画)

3.0

邦題とジャケットに惹かれて鑑賞。
モノクロのようでうっすらと色味のある映像が、辺り一帯の景色をより浮き立たせ、敵が撃ち落とす照明弾も、鋼鉄ジーグこと少佐役のクラウディオ・サンタマリアすらも影絵のように
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ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)

3.3

有名人の物真似をする事でしか生きられない人たちが集う桃源郷の話。
冒頭で流れるロマンチックなメロディーに反して絶望感のある歌詞の「Mr Lonely」にこれ以上ないほどマッチしたスローモーで幻想的な映
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アイガー北壁(2008年製作の映画)

3.5

ベルリンオリンピックの金メダル欲しさだけでアイガー北壁を目指す訳じゃない、己の命を懸けてでも山狂いになってしまうほど山に取り付かれ魅了されてしまう国を超えた男達の友情や後悔、怒りの感情。
肺が凍り付き
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.0

勝手にカルト映画かと思ってたら案外普通であっさりしてて、天邪鬼な少女がブシェミおじさんに恋をしてしまう話だった。
内容よりもタイトな洋服で強調されたヒロインとスカヨハのデカ乳ばかりが気になってしょうが
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.5

これも記録を付け忘れてた。
ジョージ・クルーニーは昔からずっとおっさんのままだ。
それにしてもタランティーノはぶれない。

ターミナル(2004年製作の映画)

2.8

期待したほどではなかったという記憶しかない。

ホワイトファング(1991年製作の映画)

3.3

イーサン・ホークと雪山の相性の良さは「生きてこそ」で確認済みなので期待して鑑賞。
まず言いたいのはジャケットに選りによって何故写りが最悪の、このクソダサ写真を使ってしまったのか…?という事。
本編の彼
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

2.5

軒並みの高評価の中で言いにくいけどタイトルでガッツリネタバレしてしまってるし登場人物全員が枠の範囲内から決してはみ出す事のない感じで、映像が格段に美しい訳でも無くハラハラもせず自分の感覚が人と大幅にず>>続きを読む

コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

4.0

これはかなり好きなタイプの映画かもしれない…!
全編モノクロで一人の青年のある一日が綴られるドイツの作品だけど、まるでフランス映画みたいにオシャレな肌触りだ(ドイツ映画がダサいとは言ってないw)
朝コ
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ジェネレーション・ウォー(2013年製作の映画)

3.8

1時間30分×3本なので日本で例えると年末の大型時代劇みたいな感じか。観た事はないけど。
ドイツ人4人と1人のユダヤ人の親友5人が戦争によって引き裂かれる悲劇の話。
上官の兄と文学青年の弟は共に戦地に
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サイモン・バーチ(1998年製作の映画)

4.5

最近「ボヘミアン・ラプソディ」の紹介でジョセフ・マッゼロを見かけてこの作品を思い出したのでレビュー。

生まれつき心臓が弱く身体も他の少年に比べてはるかに小さいサイモンは家では両親に透明人間のように扱
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