Laylaさんの映画レビュー・感想・評価

Layla

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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

霊感があるという人が、この映画は死後の世界を正確に描いてるというので鑑賞したら、まさかのバッドエンドで立ち直れない。大往生で死んだ人以外は成仏できないのかな。ラストを踏まえると、あのお母さんもお母さん>>続きを読む

理想郷(2022年製作の映画)

3.8

田舎暮らしを夢見る都会人の夢を木っ端微塵にして焼き尽くすような映画。ことが起きてしまったあとのストーリー展開にもう少しドラマが欲しかったかも。

Totem(原題)(2023年製作の映画)

3.8

TIFFで鑑賞。じわじわと作品の良さが胸に広がっていってる。監督のとてもパーソナルな経験に基づいている作品だからこそ、自分と重なる部分が多い人にとっては鑑賞した時のメンタルの状態によっては相当、食らっ>>続きを読む

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

クマが人を襲って食べる描写が想像の10倍くらいグロテスクだったけど、殺し方にもバリエーションがあって全く飽きなかった。

あクマでもクマさんが主役なので登場人物たちの掘り下げは少なめだったけど、それぞ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.0

自分の体験や心境と何も結びつくポイントがなかったとしても心を揺さぶられる映画はたくさんあるけれど、本作はちょっと観客に想像させたり解釈を委ねる部分に頼りすぎている印象。もう少しストレートに「物語」を観>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

良かった。これまでの是枝監督作品の中ではやや気になってしまったノイズというかセリフの癖のようなものが本作には全然なくて、そこは坂元裕二脚本と上手くマッチしていたのかなと思う。

田中裕子演じる校長先生
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

3.8

面白かったー!「フリー・ガイ」より好きかも。まさかのヴィラン設定!スターウォーズの扱いに笑った。個人的にはシンプソンズのミルハウスが出てきたことに1番びっくりした。まさかのミルハウスよ。

渇水(2023年製作の映画)

3.5

KADOKAWA様からご招待いただき、6/2公開の「渇水」試写会へ。観ていて喉がカラカラになる映画でした。現代の前橋市、主演は水道局員という設定なのにマッドマックスか?と思うようなディストピア作品。重>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

観客が絶対に感じる「そうは言っても騙される?」を逆手に取ったツイストはすごく良かった。まさかのサイコにはサイコをぶつける格闘技になるとは。もう少し上映時間長くてもいいからエスターと義家族たちの交流を見>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

とにかく脚本が作り込まれていて、タイムループものなのに「そうはならんやろ」じゃなくてやたらと描写がリアルで違和感がなかったことに感心した。監督は本当に映画が好きなんだな〜という小ネタがたくさんあって終>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.3

期待しすぎたかな〜。ちょっとお客さんにとっては理不尽すぎ?
世にも奇妙な物語みたいだった。

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観ててずーっとつらかった。絵を描くことでしか世界とつながれない、器用な生き方が出来ないルイスにとって、特に制約の多い時代の人間世界では本当に生きるのがやっとで、エミリーとネコたちがいたから、この世界を>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.3

ヘビにそそのかされたイブが最初に禁断の果実であるリンゴを食べて、次にイブはアダムをそそのかし、2人は神から楽園を追放される。それによりアダム(男)は食べ物を手に入れるために一生労働の苦しみを背負うこと>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

こんなん1年中上映して欲しい!
インド人の肯定で首を横に振る仕草で混乱を招くジョーク、身に覚えがあって面白かった。ちょっと大英帝国が悪魔のように描かれすぎな気もするけど、まあ歴史的事実だしフィクション
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ダイアナ妃がアン・ブーリンと自分を重ね合わせているのが興味深かった。日本の庶民である自分なんかにとってはアン・ブーリンもヘンリー8世も教科書上の人物だけど、厳密に同じ宮殿ではなくとも地続きの世界で同じ>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

まず、90分ノンストップワンカットの厨房映画というアイデアに脱帽。
レストランや料理、シェフがテーマの映画は数多くあれど、こういった観点でのフード映画ってあまりなかったから新鮮だったし、厨房、フロア、
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3つの鍵(2021年製作の映画)

3.8

1つの事件から浮き彫りになる3家族のひずみや綻びを10年のスパンで描いたイタリア映画。

上映後に、家族問題に長年取り組んで来られたという精神科医の斎藤学先生の解説付きで鑑賞。
作中に登場する主に男性
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞直後は「うん、いい映画だったな〜」くらいの感想だったけれど、時間が経っても映画のさまざまなシーンやセリフが心に残っていて、じわじわと傑作の気がしている。主人公含めて良い人、悪い人、敵、味方、という>>続きを読む

シャークネード(2013年製作の映画)

3.0

サメに食べさせるために登場させている人物が多すぎる。物語のすごく序盤にジョーズの雑オマージュが出てきたシーンで笑ってしまった!

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

全編IMAX画角で撮影するというこだわりが活かされた広大な自然を映す迫力満点のシーン、様々な映画のオマージュを盛り込んだSF要素もあり、エンタメ映画として純粋に面白かった!とも言えるけど、それだけでは>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

今回、せっかくなので伊坂幸太郎の原作「マリアビートル」を読んでから鑑賞。
原作の世界観やキャラクターの雰囲気がそのままハリウッド版になっていて、すごく面白かった。

新幹線でもなんでもない架空の列車、
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

ギリギリ映画館で観られてよかった!!
もっと早く大スクリーンで観に行けば良かった。長いかな?と心配していたけど、恥ずかしながらプレスリーに関する知識がほぼゼロの私には尺をとって説明してくれていろいろ分
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激怒(2022年製作の映画)

3.3

やりたいことは分かるけど、もう一捻り欲しかったなという感じ。主人公サイドはこちら、悪役サイドは権力側、と大変わかりやすい構図のままストーリーが進み、登場人物たちが表面的にしか描かれていないので(それも>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.8

もはや煽り運転どころじゃない!
ラッセルクロウ怖すぎ、暴力的すぎるけど言ってることは一貫して(?)るというか。確かにレイチェルはずっと私は悪くない、謝りたくないスタンスだから、ああいった風に人の怒りを
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

サメ映画、宇宙人映画、ゾンビ映画は数多作られているのに恐竜映画はこのジュラシックシリーズ以外にやっぱり思いつかないから、本当に唯一無二のシリーズたと思う。新旧キャラのユニオンは感動しちゃった。お約束の>>続きを読む

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

4.0

インターステラーでもあり、月に囚われた男でもあり、エイリアンでもあり。名作SF映画のオマージュも散りばめられつつ、ピクサーにしか出来ないポップさと真っ直ぐなメッセージ。便利グッズを繰り出すネコ型ロボッ>>続きを読む

マイスモールランド(2022年製作の映画)

5.0

社会的な問題をちゃんとエンタメとして観客に伝えている映画としての面白さは見事としか言いようがない。映画を観ている間は、この国はなんてひどいんだ!と私も偉そうにカッカしてたけど、私にそんな資格はあるのだ>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.8

面白かった。けっこう笑ってしまった。ミア・ゴスは本当に個性的な顔立ちで不思議な魅力があるなぁ。老いることは死に向かうこと、でも人間の欲の深さは死ぬまで底なし…。「オールド」とセットで観たい

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