Hoshiduruさんの映画レビュー・感想・評価

Hoshiduru

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ペネロピ(2006年製作の映画)

3.9

10年近く観たかったのを、ようやく観た。現代版「美女と野獣」で収まる範囲かもだけど、それにしてもよくアップデートされた素敵な話ですこと。

善悪は分かっても、悪者の特定は難しかった。差別するやつらは可
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.6

日常を切り取ってる風なのに、目を凝らすと特別な日だなあと思う。この日々をなんともなく過ごす彼らが羨ましい。

沖田修一は信頼してる。登場人物が増えるたび「あ!好き!」ってなる。キャラも俳優も。黒田大輔
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

ひたすらに優しい話だと思ってたから、前半かなりキツくて震えながら観たわ。でも結局は「優しい映画だったなあ」と思えるから不思議。

静かに描かれる彼ら自身は、非常に激しく幼く不器用で、歳を重ねるにつれて
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.7

これは自分だというにはおこがましすぎるけど、それでも自分を見てるような気分で、恥ずかしさすらあった。

人より成熟している自負と、人より未熟な自覚。大人になる前に、なるべき大人が見つからない。
周囲の
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.1

世界観もキャラも歌も踊りも全部性癖ずばりなのに、話が理解できないのがこんなに辛いとは…。「話はいいから歌い踊れや」ってなってしまってごめんね。
何かを必死に訴えかけていてこっちも必死に耳を傾けるのに、
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オセロ(1995年製作の映画)

2.7


後半の畳み掛けは凄く面白かったし、イアーゴ演じるケネスブラナーが本当に素晴らしかった。

メタファーてんこ盛りでイアーゴの狂言回しも相まって、全体的に演劇っぽい?、私にとってはちょっと大げさなこのス
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.6

制服を脱いで、酒に酔って、ユニコーンと仲良くできなくなって、スーツを着て、そういう、もう後戻りできなくなるタイミングはあって、それを自覚してるから「おばさん」という言葉にざっくりやられる。

彼女達は
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情婦(1957年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この映画の観方を間違えたのでもうちょい低めの評価だったけど、観点替えたらもうちょっと好きになった!ラストを踏まえてもう1回見たら絶対もっと好き。
減点理由:オチへの期待値上げすぎたのと、白黒映画はまだ
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

明るくて爽やかで、ひたすらに前を向きつづけるパワーがあった。最近すぐにへこたれて鬱に浸る私にはありがたい。

叙情的な描写は少ないから普遍的な感情に乗って観れた。自分を重ねるには難しい濃い面子。

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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.4

この映画を観たのは、まとわりつく死の匂いから遠ざかりたかったからで、まあ失敗した訳なんだけど、それとは別として深夜に観るにはぴったりの映画だった。

お洒落だったな。こだわりのカットは正直たまに苦笑し
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ良かった。どう表せばいいかよくわからないけどよかった。

過去が今を象る、そんな当たり前のことを考えてた。呪いだとも、財産だとも思う。必ずいつしか過去になる両親を、私は一生背負って行くんだ
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ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

3.0

締まりのない話。アドリブっぽい感じとか噛んでNGっぽい感じとか、そういうのも全部そのまま流れる独特のテンポ。眠気必至。

疎ましそうにしながらつい笑みが溢れる感じの関係がちょっといいなとも思う。でも大
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

2.9

つまらなかった訳じゃなくて、あまり気分じゃなかったという方が近い。

研究費用が出ない!という耳の痛い話から、「んじゃ、麻薬作って金儲けしよ」に繋がるおかしさ。金稼ぎは必要だし、知識を結集して麻薬作ろ
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キング・コング(2005年製作の映画)

3.0


中盤のアクションが冗長でうつらうつらしながら観てたけど、それ以外は全体的に面白かった。

女性をミューズとして扱ってるんだと思ってずっと抵抗があったけど、実際はそうではなく、彼女は非常に理知的で活動
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

2.5

全然好きじゃなかった。主題も分からなかったから、どの視点で評価すべきか分からないで、批判点ばかり見つけた。

先に良いところ。
・役者の演技が素晴らしい。バレエも上手い子を選んでて説得力がある。
・音
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.3

全編コメディタッチのガールズパワーな映画だけど、きちんと差別がどういうものかを描いているのは好感。エルの強さがキュートさを引き立てている。

後半急に面白くなった感じ。エル自身が差別を痛感するせいか、
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.6

原作既読、ドラマ視聴済。
このどんよりとした天気と空気にぴったりだった。

原作の空気感がそのまま再現されていて、この景色を何度も見たような気分で眺めていた。定められた方向に忠実に進む物語をどう手出し
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サンシャイン・クリーニング(2008年製作の映画)

3.4

こびりついた死の匂いはどんなに頑張っても落とせなくて、一生忘れることはできない。
重いテーマの割に最後はどこか前向きになれた。コメディとしてはローテンションで、割と劇中辛いことが多くて今の私はそれでい
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プリシラ(1994年製作の映画)

4.3

よくわからないまま泣いて、らしくなく愛と平和を願ってみたりした。

みんな愛しかった。バーニーに見惚れていたんだけど、アダムのやかましさが私をメイクアップしてくれて、Queenのアンソニーは最高だった
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.7

面白かった!観てる間ずっとひりひりしてて、オチも「読めたぞ〜」って思ってたら騙されてた。用心深くなるほどに真実から遠ざかるな…。信じたいものを信じてしまうから。

約束された不幸に向どんどん堕ちていく
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ルビーが最高にキュートなのに絶妙に”ぼくの理想”っていう個人的な枠を乗り越えない感じが良かった〜。

ルビーの内面で彼女の中での辻褄が合わせられてたんだろうか。ルビーしんどかったろうな。ルビーはカルヴ
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聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦(2007年製作の映画)

3.1

数年ぶりのコリン。
めちゃくちゃな女学院なのに、本人達が伸び伸び暮らしてるから楽しい。序盤のいじめは笑えないくらい酷かったけど。

コリンは敵なのでひたすらやられる不憫な役だった。池に落ちる運命なんだ
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.3

くったりした状態で観るのに程よい空気感。半分位は正直ぽかんとしてた。最後にピーターの微笑みを見て、他人からしたらなんてことない話だろうなと思った。

最後まで彼らに混じることは出来ないしよく分からない
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10日間で男を上手にフル方法(2003年製作の映画)

2.8

キャリアの為に踏み台にする恋!駆け引きが二人とも全力だから、アンディにキーってなるし、ベンの甘さに傾きそうになる…疲れた…。

プライドが高い人間が、本気で恋に走ってしまう話めちゃくちゃ好きなんだけど
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.4

何もわかんねえよ、って押し込めてやりたかったな。なんかすっごく機嫌悪くなってヒステリー起こしかけた。吐き気した。

面白いとかおしゃれとかよくわかんなかったけど、嫌いではない。トイレのシーンで吐き気し
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ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)

2.3

マシュー・ブロデリックが出るなら観る精神。
ジムキャリーがぶっ飛びすぎて半ばホラー。「頭がイかれた犯罪者」って悪口がしっくりきてしまう。背景がちらっと映るけど、それで同情できるほど愛着もわかず。序盤に
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

波のような勢いのゾンビ、ちょっと笑っちゃったけど、これくらいじゃなきゃね!

クリーンなゾンビ映画。普段見てるのと真逆で、画面明るい、グロくない(捕食△,銃×)、ゾンビすら清潔感ある…!ハラハラするけ
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プロメア(2019年製作の映画)

4.1

この評価はですね、純粋に育ちというか、性癖というか、宗派というか、、です。語るけど、考察とかあまりしないです。

評判片手に情報手ぶらで観たので、まず開始早々アニメーションのドストライクさにびびった。
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マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

3.7

面倒くさいなあこの人!ってどっちの初登場でも思った。熟しきってて、なーんかクサクサしてて、でも共感してしまう。

冷静に考えたら、善人ほぼ居ないな…。そんな人とデートしたって聞いたら「絶対やめときなよ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

現実がどうかなんてどうでもいいんだよ!って怒鳴りつつ、野暮なことを考えました。

・最後民家に出たとき、無人島も元から無かったのかもな、と思った。結局はハンクが「どう思うか」だったのかな。
(最後まで
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.9

みんなにハグを、って孤独に苦しむ人たちを見るといつも思うけど、このみんなには多分ハグですら刺になっちゃうから、ずっともどかしい思いをしながらひたすら眺めてることしかできなかった。不正解はわかるけど、正>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.2

前作めちゃくちゃ好きだったはずなんだけど、うーん…!

前半30分はめちゃくちゃ引き込まれた。魔法動物たちもいっぱい出てきて、凄く楽しかったな〜。ベイビーニフラーも成体ニフラーも可愛すぎた。

ハリポ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

モヤモヤが溜まり切ってささくれ立ってた私にすら寄り添おうとするこの映画は本当に優しい。

そういえばあまり笑わなかった。OPですら強がって粋がって日常に戻ろうとしながらも覆い隠せない、運命を恨むデップ
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

おしゃんな世界におしゃんな恋。ふわふわとその中を漂っているとふと現実に引き戻される。「大人」の世界に入ったひとり子供の主人公が段々とそこに溶け込んでいく。

後ろ髪を引かれる、忘れられない恋。もう戻ら
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

おだやかなまどろみの中で観た。日常に戻るとすっと消えてしまうのに、心のどこかでちりちりと残るこの物語の記憶は、本当に初恋のそれのよう。

今までみた恋愛の中で、一番共感するものだった。「ひと夏の恋」と
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.0

暮らしぶりがかわいい。家族みんなちょっとずつ違う方向におしゃれで、画面がずっと色合いが綺麗で素敵。

人間側の無邪気さがそのまま暴力として小人たちの世界に降りてくるの、普通に怖い。「怖くない人間もいる
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