Hoshiduruさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Hoshiduru

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

夏のお話だと思ってたらもっと涼しそうだった。じっとりしていない雨の心地がよい。
雨すらもアクセサリーになるような画面がおしゃれで、インテリアとか街並みとかに憧れがぎゅっと詰まってた。
シャラメ君始めみ
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.4

不老の設定、必要だった…?
自分の曾孫レベルの相手と恋…?って冷静に考えるとぞわぞわするし、外見が若ければそれで良いのか?とか思っちゃう、けど普通にラブロマンスとしては楽しめた。

100年間の色々な
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

2.9

過去の選択の見つめ直しのようで実は未来の話をずっとしているから、そういう意味では最後までずっと前向きさを贈ろうとしててよかった。

んだけど都合良すぎというかご都合展開も全然受け入れるんだけど、今回は
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眠れる森の美女(1959年製作の映画)

2.8

童話としては大好きなお話なんだけどディズニー映画ではあまり好きじゃないかもな…。
妖精のわちゃわちゃとか、マレフィセントの圧倒的強さとかそういうのは結構楽しく観れた。今みるとすごく性的なメタファーみた
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

あらすじ全く入れずに見たのもあって久々に純な映画体験をした気分。
設定を把握しつつ現実にあったエピソードや他の作品とかを思い出し、題材や展開を予想して…。それが当たってても外れてても同じように味わえる
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シンデレラ(1950年製作の映画)

3.1

初見と思ってたけど、朝の支度とドレス作るシーンはなんか覚えてた。やっぱり素敵でこういう記憶の積み重ねで憧れって形成されてる気がする。あと知らなかったけど、シンデレラ強いな…。

王子と義姉達は似たよう
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白雪姫(1937年製作の映画)

3.0

技術は今と張り合えるくらい色褪せなくて本当にすごいな〜。アニメーションだけで純粋に楽しめた。
これを見たのが何年ぶりなのか分からないけど、ディズニーの水の描写が本当に好きなの思い出した。

お話が意外
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.8

今を一瞬でも長く

繰り返されていく「もしも」が、現実なのか妄想なのか何も分からなくて、それが不安定なあの頃を想起させる。どうせ変わらないけどっていう子供の無力感や諦念も含んだ、「夏休み」という有限の
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.8

個人的にタイムリーすぎてしんどかったんだけど、そのしんどさに寄り添ってくれるような温かさも覚えた。

分かり合えないままに愛する関係って、切なさも感じるけど、すごく原始的で普遍的で、そしてやっぱり素敵
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.6

ちょっとくどい台詞回しや一人ひとりの表情に、確かにそこに”おじさん”の存在を感じられてとても良かった。愛されてるな〜。
夏休みっぽい脱力感で、今の私にはすごく合ってた。何かが変わるわけじゃないけど、即
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.1

EG観たのに今更初見なんだけど、キャラへの愛着で楽しめた。あとフィジカル強めのアクション結構好きになってきたな…。

描きたい物とか見せ場とか布石とかそういう詰め込まなきゃいけないものがいっぱいありす
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銀魂(2017年製作の映画)

2.2

観れたけど、映画ではないかも…ちょっと真面目に考える。

福田雄一の作風はある種制限が多ければ多いほど輝くもので、大作邦画という形には多分合わない。演劇のノリだと思った瞬間にめっちゃ見やすくなった。前
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ディセンダント(2015年製作の映画)

3.3

ディズニー映画で派手にキラキラしてるヴィラン側が大好きで、そういう意味では微妙かもしれない。
けどそれを気にしないくらいに青春キラキラ映画としてまっすぐでそして良い出来でした◎ 良くも悪くもいつものデ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

友達に4を恨んでる人がいて、そこまでではなくまあ楽しめたんだけど、やっぱりモヤつきはするかも。

ゴミだったフォークがおもちゃになるってさ、本当に凄いことだなあって思うのに、それは意外とあっさりだった
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ノン子36歳 (家事手伝い)(2008年製作の映画)

2.3

星野源目当てで観ようとした時はまだ年齢制限でNGで、10年近く放置してたやつ…宿題感覚になってしまったけど今更見た。

夏の蒸し暑さと気怠さが凝縮されてる。幻想と生々しい狂気の往復で、真夏の白昼夢っぽ
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.2

ここにあったもの

それこそ錆びついた心に油をさされたような、ぶわっと涙が溢れる訳でもなく、なんとなくしみじみと「あ〜いい映画だったな…」って、ずっとあの世界を反芻してる。なんというか、物語のパワーを
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ボルト(2008年製作の映画)

3.0

ボルトが想像以上になんかデカかったけど可愛かった。
視聴率とか番組の質とかの所謂「大人の事情」で振り回される子供や動物たち、という世界を皮肉るというよりまっすぐにパンチする感じ(?)でまっすぐながら中
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.4

過去も未来も現在も真っ暗な現実からの逃避で観るにはミスマッチすぎた。途轍もなくヒリヒリしてしんどい。苦しみが引き出されて終わっちゃった。

彼女たちが持つのが”異常性”なのか、”病気”なのか”障害”な
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.6

前作は彼女たちの抱える問題解決のストーリーなのに対し、今作は一歩前に進むためのお話だったのかなという印象。エルサはヒーローになりたかったんだね。

より冒険物っぽく、世界観も深まって1より好きだったか
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.4

新人類の母となるスカヨハ。
妊娠モチーフ描写は若干気色悪い気もする。注射だと思ってたから、ワクチン打って超人になるぞ〜と謎にうきうきして観たら全然(体内への取り込み方が)違くて、うへぇってなった。
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.8

救う者と救われた者の物語として凄まじかった。救われることで与えられる物の正負の両面を描いていて、ずーっと気持ちが揺さぶられ続けた。

劇中、突然主人公の視点になって描かれる辛いシーンは見せないでくれと
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.5

シンプルなストーリーでさらっと観れたけど、多分掘り下げたらめっちゃ世界観凝ってるんだろうな…という空気がある(私には多くは察せなかったが)。説教臭さとかも無く現実的な落とし所を提示している気もした。>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.9

作品の展開の予想がついた時点で浮かんだメッセージにすら不満がありながらも、それでも強く心を揺さぶってくる音楽と物語の力にはひれ伏すしか…

Remember meっていう直球の歌詞が本当に良いよね、多
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.3

ジュマンジに期待してるものは全部与えられたはずなのに、なんか物足りなくて浅いな〜って感じちゃう。面白いと思うけど。

第一印象が「役者が上手い」なの、結構映画として微妙かもと思うけど、本当に凄かったよ
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

2.5

浅くて薄っすいね…「実話は狡い」と思っててごめんと今迄みた伝記映画に思った。MVで描けるレベル。

期間が謎だし切り取る場面も謎だしオリジナルっぽい部分も謎だった。
メンバーの個性が出るのが服装と「主
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.5

普遍的であると言うだけで、ありふれているというだけで、色々となあなあにしてきた痛みがある。それは自分の傷もだし、自分がつけた傷もそう。それを癒やすのとはまた別で、それが「傷なんだよ」って教わるだけで、>>続きを読む

藍色夏恋(2002年製作の映画)

4.2

生き抜くために消した記憶が多すぎて、すぐにはぴんとこなくて「羨まし〜!」ってジタバタしただけだった。そのあと不意に、あの頃に解散して聴けなくなったバンドの最後の曲聴いて、あの頃の全部が溢れてきた。>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

なんで好きなのかなんでわからないけど、2人ともとにかく可愛くて強いし、好きな人たちいっぱいだし、2000年代特有のちょっと暑そうな映像の空気もすごく好きだし、面白いし熱いしでサイコー!って感じだった。>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.2

寝る前にさらっと軽快なコメディミステリーでも観ようと思ったのに、謎はほぼ全て解けているのに、答えのない大きな疑問符が一晩経ってもずっと頭を渦巻いている。

観に来る人と楽しめる人の層違うだろ…って思う
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

子どもだったんだなって思った。

過去作がどう描かれてたか覚えてないけど、みんな当然のように世界を背負ってて、私はそれを当たり前に受け入れてた。
身勝手だなって思ってたけど、彼らはまだ子供だった。やけ
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ダム・キーパー(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

正直観た時はどういうお話だと思えばいいのか分からなくってずーっともやもやしてたし、今もしてる。いろいろなテーマを部分的には当てはめられるけど、根底のテーマがなんだろうと思うと難しい。

以下解釈。
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.6

You look at me, I’ll look at you.
これに尽きるかも。

終わりがあるのに引き返せない旅のなかで口に出すのが怖いことばがずっと渦巻いていて、観ているこっちもずっと心がぐ
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.7

こういう世界を見るとき、私がいる場所を探してみるんだけど、どうしても部外者意識が強くなるあたりにやるせなさと後ろめたさが強くのしかかる。

誰にも選択肢などない。仕方ないと言いたくないが、首を振るしか
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

2.6

ああ…冷静になると結構期待外れかな…。

別れを勧めたくなる惚気聞いてる時みたいな気まずさと居た堪れなさを抱えて見てた。リアルだね。
主人公LOVEな人しか居なくて、皆主人公を「可哀想な男…」って感じ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

年齢のイタさが結局一番大きいんだろうけど一旦差し引くと、ちょっと引きながら眺めてたテルコの気持ちが、意外にもよくわかるなあと思ったし、抱えてるなあと思った。
恋と呼ぶには大きすぎ、愛と呼ぶには独りよが
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タイタニック(1997年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

昔社会の授業で「ジャックとローズのどちらか生き残るべきか」みたいな問いが出されて、17歳の私は苦しみながらも考えてたけど、今なら、愚問だと即答出来るだろうなと思う。そもそもネタバレ喰らったし。

あま
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