RYOさんの映画レビュー・感想・評価

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劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

2.5

終盤のシーンほぼ同じところだしラストシーン訳わからなすぎて笑ってしまった
なぜこうなったか逆に気になる、自分の感性足りてないのかもしれない、、、
自分の好きなSPECはドラマと翔だけで充分でした

SPEC〜零〜(2013年製作の映画)

3.5

前日譚はそりゃ面白い
ドラマの世界観の雰囲気があって好き

劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

3.5

ここら辺から作品の風呂敷広げすぎて怪しくなっていった
ドラマの世界観が好きだったけどどんどん話が壮大になっていってファンタジー感が強くなってきた

SPEC~翔~ 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿(2012年製作の映画)

4.0

これの録画したものを一生見ててセリフ覚えてたのを思い出した
この作品はまだ面白かった

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

夜のタクシーという限定された状況の中でもこの惑星ではいろんな人にいろんなことが起きていてそんな当たり前がすごく楽しく温かく感じれた
ひとりひとりのキャラクターもとても魅力的
映画館を出た後の夜風がなん
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

きっとこんな完璧な日々は存在しないだろうと1ミリも思わなかったと言えば嘘になるが映画のこの世界に魅了されていくなかでそんな感情はどこかへいってしまった
毎朝空を見上げる平山を見て下を向いてばかりの自分
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

前作を上回る興奮と期待感
あんな終わり方されたら続きが気になって仕方がない
アメコミらしさ全開のアニメーション、次回作は映画館で見たい

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.0

衣装、音楽、インテリア、醸し出される雰囲気全てに引き込まれる
細かい部分のこだわったセンスが姉妹の儚さ危うさ美しさのようなものをより際立たせていて映像だけで伝わってきた
なぜこうなったかの原因のような
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.0

17歳にタイムスリップすると思っていたら自分だけ17歳になるパターンだった
17歳の姿の父親と娘、母はちょっとしんどかった
過去の自分の選択を今の自分の不幸の言い訳にしないことは難しいことだけど大切な
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.0

モンスター並みに捻くれて拗らせた17歳
いろんな人にあたって振り回して上手く行かなくて自分は不幸なんだと思うけどその度に誰かの気づかなかった優しさに助けられたり
そんな彼女を見て共感する人達が多くいる
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

ポスターの人が主人公だと思っていたがそんな単純な話じゃなかった
時系列がバラバラで難しいのにひとつひとつのストーリーが濃く、引き込まれていく面白さがあって2時間半という長さも退屈にならない
ストーリー
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

心を開くのはそんなに簡単じゃないし心を開いて気が合えば楽しい時間は増えてあっという間に過ぎていく、このカフェで優しくて素敵な時間が流れていたと思う
みんなでいることは楽しいけれどみんながみんな同じ距離
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

5.0

精神病棟という自分の知らない世界の話
けどそこで生きる彼女達はある意味等身大というか誰しもが隠し我慢しているような感情や乗り越えた感情を我慢できなかったり歪んだり戦っているだけで共感できない感情を持ち
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.5

この時代独特の色味というか空気感はどの映画においてもとても好き
音楽とカメラワークに監督らしさが出てた
知らない時代の汚い部分のリアルを見た感じがしたが根っこの部分は別に今とたいして変わらないんじゃな
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

初めての若草物語
他の映画でもそうだがシアーシャローナンの全力疾走で駆け抜ける感がすごく良いし憧れる
昔が尊ければ尊いほど今が辛ければ辛いほど歳をとるにつれて昔を恋しく感じてしまう時がある、だからこそ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

5.0

映画館を出たとき自己嫌悪になるぐらい心にずっしりきた
周りと同じは嫌だけど違いすぎるのも窮屈
けど折り合いつけて上手く生きないといけない
くだらないと思って見下していた人たちの方が生きるの上手くてイー
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

完全なホラー映画だと思って身構えてたけど良い意味で裏切られた
真実が分かるシーンで今までの登場人物の行動ひとつひとつが伏線になっていたのかと腑に落ちた
序盤のミステリーとホラーの冷たさ、終盤で徐々に明
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

小学生の頃に読んでとても苦しくなったアンネフランクの本を思い出した
一歩間違えれば批判を喰らうような難しい題材をここまで素晴らしい作品にしたのがすごい
子供目線でコミカルに描きつつ大事な所は忘れず目を
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

5.0

こういったカルチャーにのめり込み身を置くことで起きることを完全に美化せず、良い面も悪い面も描いてて良かった
きっと誰にでもある危ないことをかっこいいと思う時期の主人公といろいろな立場、性格の人間が混ざ
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

友達にしても好きな人にしてもその人の1番大切な人は自分じゃないと分かりながら隣にいるつらさが分かって隅田のシーンが切なかった
人はそれぞれ生きる速さが違って、3人の生きる速さの違いがそれぞれの人生の向
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

雨の日に見た
昔に見た時とは違うことを感じた
光の反射や天気の移り変わり、雨粒を纏った緑などアニメーションの綺麗さは、何回見ても惹かれる部分
改めて見ると感情表現や心情がわかる描写、言葉の綺麗さにも惹
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.0

シュールな展開でスローに進んでいく物語
クスッと笑えるとこがたくさんあっていい日常感だった
こんなにも冴えないやつ側の人間主体の映画は初めてかもしれない
最初のシーンのキャストの紹介の仕方とダンスシー
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

グランドブダペストホテルでも思ったが個人的にセリフというか言葉選びというか、詩のセンスがすごく良いと思う、素敵だなと思わされる
いろんな表現方法を使うのがすごい
アニメ、モノクロ、カラフル、比率、舞台
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

一気にファンになった、すごく引き込まれた
絵本から出てきたような色使い、セリフの言葉選び、キャラ一人一人の際立った個性、遊び心溢れる感じが全て素敵
時代ごとに比率が変わるのも良い
映像とセリフのテンポ
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.0

コミカルとシリアス、お伽話のような世界観と現実の世界、綺麗で純粋な感情とリアルな人間の薄汚い感情、それらを織り交ぜてまとめる上手さがすごい
セットの造形や色使いもとても良かった
愛することが傷つけるこ
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

5.0

回想シーンになる度にティムバートンの世界観にワクワクした
嘘を素敵な嘘にするための想像力と人柄
誰かを幸せにする為の嘘を真実じゃないと真っ向から全否定するようなつまらない人間にはなりたくないなと、頭を
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.0

呆れるぐらいにどうしようもない、そんな展開に同情しつつも馬鹿馬鹿しくて笑えてくる
見てる側も含めて思い通りになんていかないグダグダでめちゃくちゃなストーリー
夢のシーンの映像が良かった
ボーリングのシ
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.5

昔にドラマ版を見て好きだった作品
この映画では割と説明が無く進んでいくが役者の演技で補っている感じがした
叫ぶシーンはかなりくるものがあった
生と死、始まりと終わりは一緒なはずなのに逃げられない、決ま
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.5

14歳
理由を聞かれてもわからないあの頃の変化
田舎の狭いコミュニティの中の閉塞感
目まぐるしく変化する人間関係
心の救いだったもの
偽りの自分
この映画を見て中二病だと言いたい気持ちも分からなくはな
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ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

4.0

ビリーの曲の世界観をもっと深く知りたくなった
特に言葉に込められた意味、感情
リリックの和訳を掘ることでまた違った感情で彼女の音楽を聴けると思う
良いドキュメンタリーでした

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

虚構と現実の間、何が本当の私か分からなくなる、見てる側も頭が混乱する映画だったがすごく世界観にのめり込んでしまった
現実と非現実とドラマの世界を使った見てる側も含めて誰もが何が本物かわからなくなる構成
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

服が好きだと再確認させてくれた
場面ごとに変わるファッション、映画そっちのけでワクワクしてしまった
レディース物に魅了されていた時期を思い出す
仕事に対する姿勢や何を優先するか、そういったことに対する
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

音や言語、ビジュアルでの不気味さもあるが自分的には色鉛筆で書いたような映像がカクカク動く感じが不気味だった
人間に対する皮肉も作品の中に組み込まれているらしく、解説をみて納得した部分もあった

ルーム(2015年製作の映画)

3.5

ジャックが頑張るシーンで泣いた
決死の思いで外に出たのに外はある意味部屋よりも大変な場所だったんだなと
ママが世界と向き合うとき、支えていたのはジャックだと思う
広いと思っていた部屋を狭いと思えて2人
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