しんたろーさんの映画レビュー・感想・評価

しんたろー

しんたろー

気ままに見た映画について。年100本を目標に様々なジャンルを。

映画(473)
ドラマ(210)

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.5

えげつないサスペンス、思いもよらないエンディング、タイトルや予告からそういったエッセンスを余りにも大衆が期待するからおそらく世間的に評価が低いのだろう。
ちゃんと1つの作品として成り立っているし、切な
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

拗らせに拗らせた歪み女子をまるでフリースタイルラップのような言葉の応酬と熱量を以ってして全力で演じ切った松岡茉優無双な約2時間。
こういう映画や原作特有の有って無いような内容と日常。いかに引き込む言葉
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.5

次にはこうなるだろう、多分この後彼女はこう言うだろう、と予測した通りに全てが進んでいく分かりやすい定型フォーマットストーリー。
それを悪いと言っているわけではない、いや、むしろ、それでこその作品なのだ
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暗黒女子(2017年製作の映画)

3.3

女子の何とも醜く下劣な部分を浮き彫りにすることと花園の可憐さと華やかさの対比。ありがちな議題、ありがちな展開、様々なバックグラウンドを踏まえたことによって増大した清水富美加(千眼美子と呼ぶ方がよろしい>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.8

スローとサラウンド撮影を駆使した最高にクールなアクション。
アイロニックにステレオタイプなアメリカを描いて結果的にイギリスの功績として持っていってしまう大胆な脚本。
前作を観ている人がしっかり楽しめる
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.0

2時間強の長さを感じさせない程にスピード感をもって駆け抜ける疾走感、日本の技術の進歩に感動するリアルなZQNの描写、原作を上手い具合にエンターテインメントとして落とし込んでる見事な作品。
日本人が日本
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.6

いつだって男前なトムが、どんなに窮地に追いやられてもクールなはずのトムが、何とも絶望的で何とも言えず切ない役どころ。
SF要素やサスペンス要素、ラブストーリーなどを存分に散りばめてごちゃ混ぜにして、結
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.6

「余韻」と「余白」
時間に余韻を持たせる演出と映像の余白の使い方が何とも絶妙。
1983年、夏、北イタリア。
あまりにも美しすぎる風景とあまりにも美しすぎる初恋。
葛藤、羨望、嫉妬、恋慕、あまりにも膨
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

4.1

ハリウッド版が良かっただけにあまり期待はしていなかったが、いやはや演者も監督も予想以上に器用にこなしていて、これはこれで良作。
笑いのエッセンスが福田監督らしさとして散りばめられていて、ラブストーリー
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

一見地味に見えるがスパイ映画としてとても見応えがあり後半は引き込まれていく内容だったので満足。地味なのではなく丁寧であったと気付かされる伏線回収と展開。主演は言うまでもなく、脇を固める役者も安定した演>>続きを読む

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.4

何かあるに違いない、何か深い理由があるに違いない、と何か起こるのを期待しながら最後まで見たが、何も起こらなかった。
話としてつまらなくはないし(かといって面白いわけでもない)、見る人が見ればグッとくる
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

どうだろう、と。原作を読んだり、今までの傾向からするに池井戸潤作品は連続ドラマと相性が良いのではと思っていたので映画というパッケージに当てはめた時どう出るのか、と。
結果としては予想通りといったとこか
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マザー!(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

狂ってる。
監督が狂ってるのか、はたまた聖書が狂ってるのか。つまりはこの世が狂ってることに繋がるのか。
聖書、アダムとイブ、カインとアベル、キリスト誕生、といった事をオマージュしているのは明確。
では
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.5

マーベルの一環として話を繋げるために見ているけれどやはりソーシリーズはがっつりのめり込むことは出来ない。前2作と比較するとかなりポップでマーベルらしい明るさとコミカルさが追加されていて良くなっている。>>続きを読む

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.0

例え毎日忘れてしまっても、例え目が覚めたら僕のことを知らなくても、僕は君を覚えているし、君は必ず僕を好きになる。
記憶なんかよりもっと深いところで繋がることが出来れば、2人は愛し合って幸せに暮らしてい
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.5

気持ちいい程に中身が無くてあまりにも無駄な110分間。伝えたいこととかないんだろうし、軸となるストーリーとかも別にない。
どうてもいい内容の会話劇とカーチェイス。くだらなくて愛せないキャラクター達。フ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.3

分かりやすいストーリー展開と誰も傷つかない空気感。程よく笑えてハッピーな気持ちになれる老若男女問わず見れる素晴らしき作品。
散りばめられた往年のロッククラシック。ジャックブラックの秀逸過ぎるキャラクタ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.8

(あまりにも非日常的な)日常の中で繰り広げられるなんて事ない会話の随所に散りばめられた粋なワードチョイスとそれを彩る色彩豊かでワクワクするファッション、景色、音楽。
映画を愛する全ての人間が求めている
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.6

只々敷かれたレールの上を歩いていけば辿り着ける王道で感動できるピュアラブストーリー。
病気、美少女、星の王子さま、文庫本、図書室、人気者の女の子、存在感のない男の子、気の強い親友、ミスチル。
大丈夫、
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

何とも秀逸なサイコスリラー。
ただ怖いのではない。ただおかしいのではない。
終始漂う何だかおかしい空気感と登場人物。ラストに進むにあたって見事に丁寧に回収されていく伏線。
根底にあるテーマはおそらく潜
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.7

何が、誰が、一番悪かったのか。
どこで、どうして、間違ってしまったのか。
後悔先に立たずなのは皆分かっているはずなのに堕ちていく人間、組織。
正義の為の悪、なんてものは無いのだろうが、そう信じてやまな
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.8

ハッピーエンド。日本人には”終わり良ければ全て良し”とでも言うべきか。
ハッピーエンド。最初から最後までハッピーで多幸感に満ちている人生なんて滅多に無くて、それは2時間程度にまとめられた映画の世界にお
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.9

ちょっとだけクレイジーで、ちょっとだけエキセントリックな、そして最高にピースフルなそんな2人のなんてことないありふれたラブストーリー。誰しもみんな大なり小なり傷を抱えていて、誰しもみんな一歩踏み出すこ>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.9

自らの道を歩んでいくことへの葛藤。そこに静かに佇む小さな歪み。それらを肌で感じながら成長していく様。たまたまそれがオオカミと人の間の子だったというそれだけ。例えば堅気でない仕事や犯罪者、何か過去を背負>>続きを読む

ザ・ビーチ(1999年製作の映画)

3.7

歪み。妬み。嫉み。
まさに人間社会の嫌な部分の縮図。
見て見ぬフリをしているだけでそこは楽園でも何でもなく狂気を孕んだ異世界。
こういうある意味狂ってる映画は割と好きだし、さすがダニーボイルな選曲。

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.3

割とありがちで特にこれといった感想は無いんだけど、キラキラしてて若い映画。
結局広瀬すずが可愛らしいのは言わずもがな椿ちゃんを演じる石井杏奈が優勝。

モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

4.1

田舎のゆるやかな空気とモヒカンや矢沢といったステレオタイプなロックの象徴がミスマッチで何とも言えない空気感を演出していて、それが妙に心地良いぬるま湯ムービー。
沖田修一監督の作品ならではの篠原涼子感(
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.0

前作をより深く追求し、次へと繋げたことにおいて重要作であることは確か。あまりにも有名過ぎて既知のストーリーがほとんどではあるが(もはや史実と言っても過言ではない)、リアルタイムでこの作品を見ていた世界>>続きを読む

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.2

結局こういうのがモテたりすんだよね系優しさの皮被っただらしない男子のことを好きになった清楚系ビッチな丁度いいブスがメンヘラ元カノの存在に振り回される話を薄く薄く延ばして伸ばして無駄遣いと見紛うほどのキ>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

何ともユーモラスでチャーミングでアイロニックなウィンストンチャーチルを見事に演じきっているゲイリーオールドマンと特殊メイクの辻一弘の技術に脱帽。ジャックニコルソン?ロバートデニーロ?ジョニーデップ?匹>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.0

スポーツに政治を持ち込んではいけないのではなく、持ち込み方を間違えてはいけないだけであり、正しく扱えばこんなにも多くの人の笑顔を生み出し世界を一つにすることだって出来る。夢物語かもしれないが紛れも無い>>続きを読む

植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

3.5

えげつないナンパテクニックを見せつけるイケメンとそれにまんまと引っかかり恋する女。ところどころ穴があるし駆け足で詰め込みすぎてる感は否めないがこんな単純でハッピーエンドなストーリーでほっこりしてしまう>>続きを読む

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.2

何だこの作品は。余りにも素人臭い映像技術とストーリー展開で辟易とさせる面とそれら全てが計算し尽くされたタイムパラドックスストーリーであるという面が共存している不思議な世界観。ここに佇む浮遊感と虚無感、>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.7

後半1時間の張り詰めた空気は史実が故の緊張感なのか、演者の力か。今もなお蔓延る問題ではあると思うが何とも映画向きなノンフィクション。途中に挟む実際の映像と映画のバランスと演出が絶妙でリアリティがあり見>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.1

岩井俊二の描く優しい色合いと空気感、胸を締め付けるような辛辣さと切なさ、相容れないはずの二つが見事に共存している不思議な世界。
だからこそあまりにも現実的であまりにも非現実的。
黒木華演じる七海が魅せ
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.7

キャスト変わってるしリンキンパークじゃないし期待はしていなかったが、やはりさすがの映像。トランスフォーマーシリーズは映画というカテゴリではなく、アミューズメントパークやアトラクションの部類の中で評価す>>続きを読む

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