しんたろーさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.7

大抵暴力描写がメインになる映画はカッコいい。ましてやこのキャストなら尚更そう描かれてもおかしくない。
でもこの作品は一つもカッコよくない。むしろ気分悪い。そんな青臭くて脆くて狂気になりきれない腐れを圧
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.8

最高にかっこよくて痛快。スパイ映画ってシリアスなものが多いけど、何ともちょうどいいアメコミ感というか。イギリスなのにアメコミ、アメコミなのにブリティッシュって感じ。一見エゲツないシーンのポップな見せ方>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.4

映像の綺麗さと演者の肩肘張らない自然体な雰囲気だったりがとても心地良くて素晴らしい映画。
桜並木のシーンの美しさは何というかため息がこぼれそうになるほど。
是枝作品をちゃんと見てみようと思えるきっかけ
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.9

この時代にこの世界観を既に打ち出していたことに感銘すら覚えるといった意味でその存在自体がもはや意味として君臨している作品であるのは間違いない。
だから、ネオが急に覚醒し出すことも、かの有名なシーンも結
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

3.4

三木聡作品の中でも振り切り方がズバ抜けてる。潔いぶっ飛び方。伝えたいこととかストーリーとかセリフとかいちいちわけわからん。でもそれがいい。何なら笑えもしない。ぶっ飛んでる。でもそれがいい。嫌いじゃない>>続きを読む

バベル(2006年製作の映画)

3.5

ほんの些細な連鎖。因果関係。バタフライエフェクト。
まるで違う関連性のない物語もどこかで繋がっている。果たしてそれが凄惨で悲しい事件であったが故に目を背けたくなる程に辛く陰鬱な空気を帯びている。
まだ
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

4.2

取り繕って継ぎ接いでたものなんて簡単に崩れ落ちてしまうけど、それが一歩踏み出すきっかけにもなったりする。そんな大切なことを丁寧に淡々と描いてる映画。池松壮亮くんの演技力には脱帽。朝の占いのラッキーカラ>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.9

近年の漫画原作ものとしては成功例なのでは。ビジュアルの魅せ方が良い感じだし、原作のキャラを損なわないキャスティング。あとサカナクションの音楽がカッコいい。楽しめました。

予告犯(2015年製作の映画)

3.3

悪くはなかった!なんか生田斗真って陰のある役多いけどそーゆーイメージなのかな?

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.8

とりあえず豪華な出演者の実力派演技で安心して見てられる。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

5.0

映像、音、カメラワーク、演出。全てが瞬きすら勿体無い程に圧倒的。息を呑むとはこういうことかと思い知らされる素晴らしい映画。
音と映像とそして包み込む周りの空気で演者の息づかいまでもを表現してしまう圧倒
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