ものすごく良かった。
全てが愛おしくて淡くて、恋っていいなあと。
映像ももちろんだけど、ひとつひとつのセリフがとても美しくて、大切で、あたたかくて、温度を感じた。
きっとすぐにもう一度見る。
グザヴィエ・ドラン 2作目。
「たかが世界の終わり」よりはだいぶ見やすかったかな。
それでもドランの映画は見ているとどっと疲れてしまう。流れてくる音楽の素晴らしさとたまに出てくる良いセリフに助けられた>>続きを読む
時空が変わるときの映像が毎回きれいだった。暇な時に見るのちょうどいい。
今の世界の状況と重なりすぎて、答え合わせみたいだった。
自分の周りではまだ発症している人がいないから未だに実感が湧かない事も多いのだけれど、映画の中で医療従事者や研究者の姿を見て、私たちがこうして家>>続きを読む
たしかにキム家は騙していたし、パク家は騙されていたけれど、あのキャンプの日まではお互いにとってうまくいっていたんだよな。
パク夫妻がソファの上にいて、キム家が机の下に隠れているあの場面、ものすごく胸が>>続きを読む
どんなところでも偏見は存在するけど、それはただ相手を知れていないだけだね。
みんなとてもすてきだった。
ジュヌビエーブとギイは戦争によって人生が変わってしまったんだよなあ。
ギイはマドレーヌとその子どもと本当の幸せを手に入れているように見えたけど、ジュヌビエーブの最後の表情はなんだか複雑だった。
サーミ人の中でも、アイデンティティを変えた者ととどまる者の間で対立がある。
どちらの立場も苦しいだろうな。
血は変えられないけど、生きる道は変えられる世界であって欲しい。
ジャックやサマーが持っていた勇気は、人を救う勇気だったなぁ。
先生の最後の格言、
「人をいたわれ みんなも闘ってる」
は、大切にしたい。
実話だって知って見ていたけれど、最後に本当の写真が出てきて余計胸が苦しくなった。
途中に出てきた子どもたちはどうしているだろう。
サルーが故郷に戻ったところで育ての親に電話をしたのがよかった。あの人>>続きを読む
ただちゃんと見て愛して欲しかっただけなのに、こんなにも話がねじれてしまう。
第三者が介入することによる混乱と、感情が荒ぶったときの思ってもない暴言がとても悲しい。
でも、どんな状況でも2人の間にはちゃ>>続きを読む
感情が止められない母親とか、小学校の教室内のざわざわとか、既視感あってすごくリアルだった。
人を大切にできる大人が増えるように、子どもを大切にしよう。
感想はもう少し落ち着いたらにしよう。
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アーサーは、ほとんど事故のような感じで初め3人を殺害してしまったけれど、そのニュースを目にしたり、何度も銃を手にしたり>>続きを読む
もしも自分が母親になることがあるなら、この映画にでてくるみたいな、明るくて、つよくて、心配しながらも子どもを信じて見守れる母親になりたい。
樹木希林が東京にきたシーンがとても良かった。
レポートのための一本。
未来がわかったら、どう行動するか。
明るい未来のときは良いけれど、悲しい未来が見えていたらどうするだろうなあ。主人公は悲しく苦しい未来が来ることがわかっていても、選択を変えな>>続きを読む
焼き芋半分こも、夜の線香花火も、かっこいい女の人に横でタバコ吸われるのも、具合悪い日の味噌煮込みうどんも、全部いいなあ。
途中かなりふしぎな気持ちになったけど、一周まわって最後は笑えた。
学生の恋愛ものが素直に楽しめる人には良いかも。
同じ監督の長編映画2本仕立て、たのしいな〜!