そこそこは入ってるんだろうか?
ビックリするほど空いていた。
パンフがないことが批判されているが、ヒットが望めないから、との判断があるのだろうか?
マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレッ>>続きを読む
思春期の閉塞感は、学校という空間とそこの人間関係が強固過ぎるから生じているんだ、ということは、外の世界に飛び出してみないことには気づきようがない。
もちろんそうした行き場もやり場もない感じには個人差が>>続きを読む
初めて映画館で観た洋画がSW第一作だった俺にとっては、壮大なSFを大画面で観るということは、映画を観ることそのものに近い特別な体験なんだ。
ある意味その原体験を追いかけて劇場に足を運んでいる部分が今で>>続きを読む
共同体の紐帯が瓦解した後には、リベラルで公正な社会システムがないと、社会システム、大きくは国家自体が保てない。
だから、新しい時代の人と人とを結びつけるもののカタチを説得力を持って描くことは、現代にお>>続きを読む
不死を手に入れたら、人間は結局滅亡に向かう。
なぜなら、死ぬことがなくなれば人間の欲望は際限がなくなるからだ。
とのこと。
どうなんだろう?
死への恐怖が欲望を駆動するような気もする。
とすると、>>続きを読む
言葉は通じなくても、通じ合う。
確かに感動的だろうが、そんな簡単じゃないよ、というのを、言葉の通じなさ加減でウンザリするほど表現しているところがとても良い。
そんなに簡単に心を通わせてたまるかよ、っ>>続きを読む
音楽を信じるか?
と問われても、簡単には答えられない。
もちろん、音楽は素晴らしいし、音楽に救われた人間だと思っているので、自分にとってはかけがえのない、大切な、出会うために生まれてきたとすら思える>>続きを読む
爽やかだ。
なんという爽やかさだ。
ラブコメディはこうあって欲しい。
そんな作品だ。
主人公の等身大感がとにかく愛おしい。
都会と田舎のバランスが絶妙なロケーション。
おしゃれ感が少しだけ足りない>>続きを読む
ロボットアニメに戦争のリアルを持ち込んだ70年代の制作者たちは、現実の戦争のリアルが残っている時代に、それをやったわけだ。
時は流れ、戦争のリアルが薄れていくならば、地上の人間目線で被害を描かなければ>>続きを読む
好き、という気持ち。
それがほとばしっているとき、同じように何かを好きな人間は、どうしたって強く強く共感してしまう。
何かに夢中になること。
そんな経験があるなら、細かいこと抜きに、「わかる!」>>続きを読む
ファムファタールもの?
魔性の女に翻弄される健気な男の物語?
違うと思う。
いや、むしろこれまで観てきたいわゆるファムファタールものというやつを、俺は理解できていなかったんじゃないか?
もしかしたら>>続きを読む
良子の行動は、自身を追い詰める。
その様は、自傷的といっていいレベルだ。
愚かな振る舞いだ、と判断される向きも多かろう。
それがわかっていてもなお、良子はそうせずにはいられない。
亡き夫に操を立て>>続きを読む
Magazine の簡易版ってことで、ZINE。
小規模な手作り同人誌。
かつては、ファンによるZINE、いわゆるファンジンが口コミを広げ、それがきっかけで大物になったアーティストも多くいた。
ファ>>続きを読む
ボクシングってのは、本当に不思議なスポーツだ。
相手を倒すというシンプルな目的を果たすために使える手段が基本、拳しかない。
危険な競技だから当然ではあるが、ルール上の制約が多く、だからこそ、非常に精>>続きを読む
実話でなくとも、ありそうで、なさそうな、あったらいいなと思わせる、そんな話は好きだ。
ガラスの天井を打ち破る話はそれだけで拍手したくなる、そんなメンタリティーの人間なので、基本アツいスポ根が好きだ。>>続きを読む
画面が暗転してエンドロールが流れはじめて、ビックリした。
「え?終わり?」
完全に誤解していた。
そーゆー話だと思わなかった。
原作未読、予備知識なしで観に行ったから?
というより、水原希子と高良健>>続きを読む
カップルで観に行ってはいけない映画なんだとか。
たまたまだけど、一人で観に行って、で、思わず「観に行っておいで!」と連れ合いにすすめてしまった。
やっぱり一人で観に行った彼女は、仕事中の俺にすぐにL>>続きを読む
社会の不寛容さに対する疑義。
しかし寛容のやりきれないほどの困難さ。
三上はヤクザもんだ。
はみ出しもんだ。
簡単に社会に受け入れられるわけがない。
そこの暴力性をきっちり描いているところがいい。>>続きを読む
描かれたのは平成の時代だけど、すごく昭和を感じた。
といっても、義理と人情を求め、仁義に生きた男の生き様を描いていたから、ではない。
それは任侠物ってやつで、健さんが着流し来てドス振り回すやつのことだ>>続きを読む
なにこれ。
やばい。
アツい。
かわいい。
かっけー。
グッとくる。
ボキャブラリーがアホになってる。
アニメでこんなに画面にのめり込むように入り込んだの、何年ぶり?
アニメは本編映画以外はあんま>>続きを読む
「The Night They Drove Old Dixie Down」と、南軍の敗北を哀れみ悲しむ曲を作ったザ・バンドは無論、南部や古き良きアメリカへの憧れがその創作の基礎にある。だが、では彼らが>>続きを読む
静謐で、淡々と日常を描き、セリフは少なく、映像は美しく。
ヨーロッパ映画には多いが、日本映画にも、アメリカにだってサンダンスなんかにはそういった映画はたくさんある。
前世紀にはそういった映画をよく観に>>続きを読む
思春期の自家撞着は誰にでも大なり小なり起こるし、そこに生じる軋轢や葛藤は青春ドラマの最大のテーマ。
ただ、それを弱者や少数派に対する抑圧に作用させないところがこの映画の気持ちのいいところ。実に現代的。>>続きを読む
映画は役者が演じるんだから、その世界の中では美男美女だらけなのは仕方がないので、そこは割り引いて、フツーか、フツーよりややイケメン的な人として描いてる、って体を理解して観てるわけだが、それにしちゃあ大>>続きを読む
ライド感があり、ハラハラするしワクワクする。見たことない映像にドキドキする。
ジョン・デイビッド・ワシントンはアクションも表情も声色もいい。かっこいいが、父ほどイケメンすぎないところもイイ。
エリザ>>続きを読む
キャストは繰り返し溜息をつく。
溜息がとても多い映画。
同じように、シーンごとに観ているこちらも溜息をつくことを止められない。
「ああ、もう!」
「はぁ・・・」
多くの映画は登場人物に感情移入しつ>>続きを読む
この国では戦後もう75年も経ち、戦争のリアリティは日を追うごとに薄れている。
体験者ももう間もなくいなくなる。
党派性に絡め取られた反戦の訴えには説得力が欠ける。
必要悪と消極的に認める者にプラグマテ>>続きを読む
悪人伝と言いながら、みんなそれほど悪人でもない。
いや、確かに悪人ではあるが、妙に愛敬があったり、いい人感もあり。
アウトレイジのような本当にみんな悪人ってわけじゃない。
マ・ドンソクを観るための映画>>続きを読む
「フランスは人権の国ですか?人権宣言をしただけの国ですか?
特別な才能を持った子どもが、不法滞在であるというだけで、チャンスを奪われようとしています。
人権宣言をした人権先進国のフランスなのだから、>>続きを読む
つらいつらい日々を乗り越えて、ついに実った果実。
目が潤むシーンは多けれど、原稿の現物の映像にはさすがに感極まった。
文化を育てようと、引き継ごうと、身体を張った人々がいた。
一方、多くの文化に囲ま>>続きを読む
ボヘミアンラプソディーのように、ロケットマンのように、人間ドラマを描くこともできたんだろうが、それをできるだけ抑制したところに、この映画の素晴らしさがあると思ってる。
ニッキー・シックスは描かれた通>>続きを読む
これまた何というヘンテコな映画!
どこに連れてかれるんだ?という不安と、それを紛らわすように挟み込まれるコメディ要素。
死体はどこまで行っても死体で、グロさもさることながら、不潔さ、穢らわしさは如>>続きを読む
ひとりっ子で育ったからか、女子のワイワイ姦しい感じは苦手だったので、若草物語も赤毛のアンも、ハウス名作劇場はそもそも大体苦手だった。
高畑・宮崎の本編の方にハマってからいつしかそれらも観られるようにな>>続きを読む
見損なった作品がスクリーンに色々かかってて助かります。
やっと観られた。
派手な格闘も爆破シーンもないが、静謐の中に上質なアクション映画さながらの緊張感や高揚感がある。
いやあ、面白い。
よく198>>続きを読む
BLMに沸くアメリカおよび世界中の各地のデモがメディアで多く流れるなか、ずいぶん少ない観客でコロナのリスクも限りなく低そうな劇場で鑑賞。
フロイド氏のショッキングな映像は世界中の人々を怒らせたが、こ>>続きを読む
ダンスが好き。音楽が好き。エンターテインすることが好き。バトルが好き。表現が好き。スポットライトを浴びるのが好き。チーム感が好き・・・
ダンスがとても身近な状況で過ごしてきたけれど、ダンサーはそれぞ>>続きを読む