リサさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

リサ

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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

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アナ・ケンドリックはこういう、可愛いのになんだかかわいそうな人の役がよく似合う。
痛々しいのに愉快で観ていて楽しい。
それでいて後半はのってきて楽しくなっちゃってる感じもすごくよかった。
総じて、なん
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.9

のっけから巧すぎるよドラン…。
人間臭くてこじらせててお洒落でした。

母親は我が子に緩やかに失望されゆくしかないのか

当たり前だけれど母親は子供にとってとても特別な存在で、母親・父親の違いって性差
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キャロル(2015年製作の映画)

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お姉さんからしか与えられないときめきは実際にあると思う

紙の月(2014年製作の映画)

3.6

ありがちで、よくあること
そこから逸れて走り出したとしても、今まで気づかなかったしがらみに気づいてしまう
自由だと思うことは自由じゃないことを知るための道になっていく

こういう時の池松壮亮みたいなの
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.4

教授でも博士でもないけれど、彼のように聡明な人でありたい。
理不尽な状況において、登場人物たちは癇癪を起こしたりして何かを台無しにしてしまうんじゃないかと何度も思ったけれど一切そんなことはなかった。
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

私は今救われた!と確信して、友情がスパークするあの瞬間。
愚直に生きる人にだけジュブナイルは価値のあるものになり得るのかもしれない。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

マチルダが動けばそれはもう映像美
マチルダちゃんがいろんな服や帽子やチョーカーを身につけていたりしたけれど、鑑賞前から静止画で見たことのあるコーディネートばかりで、本当に名シーンの多いというか、切り取
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水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

3.5

悪は懲らしめられるべきと誰よりも信じているのは、思いがけず悪事を働いた人自身なのかもしれない。
悪意に蝕まれていなければ、どんな悪い出来事が起きてもそれは罰などではなく、あってほしい。

リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

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サン=テグジュペリの星の王子さまで、おとなたちは滑稽でつまらなく頭でっかちに描かれていたけど、悪人として描かれてはいなかった。
子どもの言うことを聞かず、自らの主張を押し付けたりはしていたけれど、それ
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

前作より好き♡
ちっちゃくてとっても可愛いパディントンに生きていくコツをたくさん教えてもらえるような感じ。満足感たっぷりです🧸

横道世之介(2013年製作の映画)

4.5

原作の小説を読んだのが1年以上前のこと。
時代の違いや難民の場面、祥子ちゃんの独特な言葉遣いなどでなんとなくわたしの想像力が働かなくなり、なんとか読み切ったのだけれど、この映画を観てみたら、大好きなお
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

4.2

今まで観たどの映画にも似ていない作品。
時代の所為もあり、主人公の搾取されっぷりが酷くて夫を憎みながら鑑賞したけれどとても面白かった。
この物語のなにが特別に面白かったのかと振り返って考えると、夫の剽
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.1

3人ともすっごく可愛い
少女邂逅の2人が出てくるけれどそれよりずっとずっとハッピーな物語。
少女たちの約束が果たされますように。

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

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ルッキズム、身近で根深い問題
身体的に魅力的な人は利益を得ているけれど、主観的な幸福レベルにはなんら影響を与えないとのこと。
おんなのこの敵は女の子ではないよ
かわいいことで、何が生み出せるのか?

ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

3.0

自分に比べて両親はどうしてこれほどまでに安定感があるのか。同じ家で暮らしているのに絶望の淵を歩いているのはわたしだけ
と思うことがある
詩と家族は一番離れたところに居るけれど
違ったやり方でわたしと一
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.2

お稽古というのはいいものですね。
静かに穏やかに手を動かして教わり学ぶことで心に栄養がよく渡っていきそう。
主人公が、「お茶って素敵、かっこいいよね!」という姿勢ではないところもとても良くて、そうそう
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.1

生きていると恥ずかしい事ばかりだけれど暴れん坊な自意識と自分の中の愛する人と孤独と、手を取り合って進むしかない

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

言葉はすべて宝物
どこにも消えて欲しくないし大事にとっておきたい気持ち、よくわかる気がします。
それってもしかしたら愛すべき日常があるからなのかな。
幸せだけれどどこかちぐはぐに見えるパターソンの毎日
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.9

自分を救うことが出来るのは、他人の承認ではなく自分と仲間の希望である。
それでもそれを手放さないでいられるのは結局忍耐力だったりして、それはあまり希望的ではないのだけれど。

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

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出来はどうであれ、チームで音楽をするのは奇跡に他ならない
それで奇跡は長く続かない
自らのいろいろな経験を思い出して観ていてとても辛かった
大人になってからもこの環境でタフにやっていけるのは主人公の未
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