核兵器保有への警鐘としての価値があると思いますが、映画としてのスリル、スペクタクルはダンケルクが勝っていると思いました。
それでも核爆発の映像や音により視覚と聴覚で恐怖を感じられたので、音響、撮影の技>>続きを読む
・脚本
現代から始まる構成に面を食らいました。
最後までみるとなるほどと。
時間的に結末から始まるのはサンセット大通りを思い出します。
白人と中国人の友情という今風な題材だなと思いました。
・照明>>続きを読む
PTAの中でも特に好きな作品。
洗練された衣装と主役二人の狂気の演技が素晴らしい撮影で魅せる。
やはり卓越した人は行動力がすごいなと思いました。
コミカルな相棒、なりゆき任せの旅、現地の人との交流など面白くなる要素が詰まっていました。
バディもの。
アランドロンとベルモンドが最高にカッコいいです。
1920,30年代の雰囲気っていいですね。
スティングとか。
レッドフォードとポールニューマン
帽子と背広。知性は身につけているもの>>続きを読む
金銀財宝への執着という普遍的なテーマを丁寧に描いている作品。
カサブランカの主人公と同一人物が演じていると思えないハンフリーボガートの演技が素晴らしい。
大いなる幻影の方が個人的に好きだが、この作品もよくできている。
主人達と使用人の世界を分け、クロスさせるやり方が面白い。
貴族社会には規則がある。
不倫しても一線は超えてはいけない。
皮肉、ニューヨーク愛、ロマンスとウッディアレンのスタイルを保ちながら、芸術とはアーティストとは何かについてをテーマに一つの演劇ができるまでを描いている。
キャラ作りがよくできており、よくまとまってい>>続きを読む
美しく耳に残る歌曲と共に人情に溢れた物語であった。
飽きさせないカメラ回しと映える豪華な衣装。
meet me in st. louis , louis
meet me at the fair
富豪のユダヤ人ローゼンタール、貴族出で優雅なボアルデュー、元整備工の色男マレシャル、気高き軍人ラウフェンシュタインとキャラクター付けがよくできています。
敵国同士ながらボアルデューとラウフェンシュタイ>>続きを読む
デニーロとディカプリオの悪巧み。
ネイティブ・アメリカンから見た白人、白人から見たネイティブ・アメリカンを描いており分かりやすい。
また、死が近づくときフクロウが来るなどネイティブ・アメリカンの慣習な>>続きを読む
母親に感謝したくなる映画。
毎日のルーティンとそこに生まれているさい差異を発見するの面白さがありました。
あなたは女じゃないわというセリフが印象的でした。
頭の切れるチャーリー、推理好きの父とその友人、弟思いの母、本の虫の妹、計測好きな弟など人物の描写と物語が噛み合って良い脚本だと思います。主人公の葛藤が丁寧に描かれ物語の軸となっていると思います。まだ消>>続きを読む
多用される死のモチーフ
フランケンシュタイン、骸骨、怪我した脱走兵、キノコ
神話の型を綺麗に踏襲していて最後まで見やすい映画でした。
セパレーション→イニシエーション→リターン
観客はフィクションだと理解しており、コメディ要素も相まって非現実的な要素に対して寛容になることがで>>続きを読む
法、秩序、アメリカ合衆国とは何かといった社会派的な側面と西部劇の要素を上手く掛け合わせ、キャラクターたちを上手く描いている点が良かったです。
スミス都へ行くのジェームズスチュワートと西部劇のジョンウェ>>続きを読む
キャラクターたちの描き分け、駅馬車の行方、キッドの行方という多層なストーリーが良かったです。
丁寧に明瞭に脚本を書いけてる作品は意外と少ないですが、本作は素晴らしい作品だと思いました。
アメリカの>>続きを読む
期待していたもの
A→B→C
実際
A→B→A'
男性中心社会への警鐘に留まってしまったのが惜しいと思いました。
男性中心でも女性中心の世界でもなく、理想とする痛快な社会を提示してくれたら良かったな>>続きを読む
ショスタコーヴィチ版を鑑賞。
まず編集がとても良い。
素早いカットで前後に意味を付していくモンタージュによりリズムとドラマを作り出している。
そのドラマを強調するのがショスタコーヴィチ版の音楽である。>>続きを読む