SAtone52484さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

SAtone52484

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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.2

とても是枝監督らしい「家族」の意味を問いかけるストーリー。国が変われど、言葉が変われど、その淡々と流れる時間と空気感が作り上げられているのは、普遍的なテーマと是枝監督の世界観が成せる技。



「生ま
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

4.2

「親切」って、窮地に立たされている人を、見捨てずにいられるか、そういうことなのかもしれない。



夫のDVから、息子2人を連れて逃げるゾーイ・カザン演じるクララが主人公。
住む場所も、お金も、IDす
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ブリタニー・ランズ・ア・マラソン(2019年製作の映画)

4.0

観ても走りたくはならないけど(私、走るのは本当に嫌い!笑)、ブリタニーの気持ちに共感できる人には、響くんじゃないかな〜。


昨今、”body positive”とか云々言われていますが、それってやっ
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.4

深ーく考えると辻褄合わないけど、考えなければ気軽に見られるアクションムービー。



タイムトラベルもので、自分自身に会うってNG設定だよね?笑
あと、自分の人生に影響ありそうな人に会うのもNGだった
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.6

Typical American Rom-Comですね。ジュリア・ロバーツの親しみやすい中にも拗らせてる感じ、いいよね。



ジュリア・ロバーツの「がははっ!」って笑う感じって、十分に人間味があって
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.2

コメディだと思って観たら、痛い目にあった!お面を被った主人公同様、何考えてるかわからない(え?どゆこと?)ってなる話。



ジャンルに「コメディ」ってあったけど、これ、コメディじゃない(Amazon
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

余命を宣告され、「生き方」を考える大人のファンタジー。



なんとも不思議な切り口のお話。
癌で余命を宣告されたリチャードの話なんですが、決して「癌」と向き合う話ではない。むしろ、病気とはまったく向
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モンスター上司(2011年製作の映画)

2.8

ちょうどいいくだらなさ。ちょうどいいキャスティング。笑



ジェニファー・アニストン、こういう役を本気でやるから愛されるんだろうなぁ。女性のセクハラ上司って設定、絶妙ですよね(これ、男性だったら嫌悪
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.4

気軽に観られるサスペンス(?!というにはなんだかなぁ〜笑) コメディとも言えない、絶妙なジャンル。



冒頭が長い。
アナ・ケンドリックのちょっとウザい感じが、本当にウザく感じるギリギリの長さ。
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.4

夢・努力・犠牲…そして愛。それを経て、最後に高く高く飛び立つ姿は、神々しい!!!



イギリスの炭鉱の街… それだけで、「バレエ」とは結びつかない空気感。笑
炭鉱で働く父と兄が、血気盛んにストに熱中
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どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

-

【途中から鑑賞】


豪華キャストが目に留まり、WOWOWで途中から鑑賞。

人生の厳しさ×人の優しさ×想像力 って感じの、ふんわりとしたドリーミーな話っぽかった。

冒頭観ないと、主人公の背景がわか
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.2

"Anything mentionable is manageable”
なんだか、ほっこり。シンプルだけど、人間のコアに響く優しい言葉で満たされます。



私はフレッド・ロジャーズという人物を全
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.3

ひっさしぶりに観ると、皆さんお肌がツヤツヤで、びっくりする←もう20年前の映画だということに衝撃をうけました😂



テンポの良いオープニング、仲間を集める部分が一番ワクワクするよね。
サクサク進み、
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.4

じんわりと心に暖かさが広がる、家族を真摯に描いた作品。モノクロで映し出される景色に溶け込むような音楽。眠くなる!笑



ストーリーはシンプル。
主人公ジョニーが、妹ヴィヴの子・甥のジェシーの世話をす
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

曲は印象に残らないけど、ポジティブでパワフルな雰囲気と、心温まるストーリーはなんだか前向きな気持ちにさせられる。



私、ドラマ”She’s gotta have it”で観てから、アンソニー・ラモ
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.2

ハリー・ポッターと共に大人になった人には胸アツ!みんな歳をとったなぁ〜(しみじみ)



シリーズを通して、同じキャストを貫く…って(しかも、10年!!!) 。これからも、そんな映画(というかストーリ
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.8

ルーシー・チャン、Kōki(キムタクの娘)に似てるよね!←で?😂 彼女の演技が素晴らしいので、それだけで観る価値あります。



“Paris”と聞くと、『アメリ』のような世界観を想像しがちですが、”
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

“The earth is a conductor of acoustical resonance (地球は1つの共鳴伝導体)” というフレーズを覚えました。←で?😂



11の短編からなるオムニバ
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武士の家計簿(2010年製作の映画)

3.2

ストーリーはいいのに、BGMが全てを台無しにしているのが残念でならない!なんで、ここで侘しく悲しいBGMをつけるの?!って感じるシーンが多すぎる。



時代の変わり目を、武士として(と、いうか人とし
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

4.2

寅さんって、古き良き日本映画クラシックですね。たまに観ると、「そうだった、、そうだった、、、」ってなる。



こんな人達、自分の周りにいないし、おそらく日本中どこを探してもいないんだけど、鑑賞してい
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ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

3.4

冒頭(とエンドクレジット)の80年代風の”Pop! Goes My Heart”ミュージックビデオのクオリティが高すぎる!←そして笑える!これだけでもみる価値あり。



王道のラブコメ。
ヒュー・グ
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フード・インク(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アナタが普段食べているモノについて、ちょっと慎重に選ぶようになるきっかけを与えてくれます。



身体にはよくないだろうなぁ、と思いつつ、ファストフードを食べることがあります。世界各地に無数にある店舗
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.6

「彼氏ができる=ハッピーエンド」ではない!家賃を払って、自分の力で生きていける力を持つことこそ、必要なのだ!



どんな国にも、時代にも、(その社会における)貧困家庭はあり、その中でどうやって生きて
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グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.8

映画の冒頭に、北アイルランド紛争の全てが語られています。



“紛争が始まると「マルキストもフェミニストとアナーキストもいなくなった」「みんなカトリックかプロテスタントになっちまった」「僕はどちらで
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

「特別」ではない家族の姿を、少年の視点で描いた物語。ベルファストへの「愛」が詰まっています!!!



私がBELFASTを訪れたのは2009年。その時の印象は、「ちょっと怖い」でした。1998年の和
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ROCK YOU! [ロック・ユー!](2001年製作の映画)

4.0

ヒース・レジャーとポール・ベサニーに惚れた映画。中世の馬上槍試合が、現代のXゲーム風で面白い。



おそらく、初めてQueenを聞いたのもこの作品だった気がします。
サントラまで持っていた気がします
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

4.3

時々無性に観たくなる、ミュージカル・ホラー・コメディ映画(←こんなジャンルがあるかはさておき)



高校生の頃、1年ほどアメリカに留学していたのですが、友人に見せられて、度肝を抜かれました(ちなみに
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5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オープンマリッジって難しいよね。フランスだったら成立するのかしら、それとも当事者によるのかしら?



こちらの作品、レヴィン監督が自身の知り合いのオープンマリッジカップルに着想を得たものだそうで(な
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ウディ・ハレルソン ロスト・イン・ロンドン(2017年製作の映画)

3.8

ウディ・ハレルソンって見た目と裏腹に、革新的な人!「これやってみたら面白いかな?」をマジでやる熱意はすごい!

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.4

テレビで放映されていたので、ついつい再鑑賞。



私事ですが、昨年、母になり、なんだか違った目線で見てしまいました。
「13歳で修行に行くの?」
心配でたまらん…それだけで泣ける…と親目線爆発!
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