律さんの映画レビュー・感想・評価

律

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科捜研の女 -劇場版-(2021年製作の映画)

3.2

過去のキャストオールスター+映像美を楽しむ感じの作品なのかなという感想をもった作品だった。

正直、ストーリーは今ひとつ…。
ドラマの時も思ったけど、大学とその関係の人間描写のファンタジー感が気になる
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片袖の魚(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見たいなと思っていた作品。近くの図書館に所蔵されていることを知り、借りてみた。

マイクロアグレッションに晒される時の、水槽の音の描写が秀逸。
伏目がちに当たり障りなくその場を対応する感じも見て
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと長めの作品だな…と観る前は思ったけど、訳わからないけど面白い、みたいな疾走感で勢いであっという間に最後まで観れた作品だった。
変なことをするとパワーが出るというコメディみたいな描写もクスッと笑
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.0

どこか絵画のようで綺麗で、登場人物たちの出逢いによって増えていく笑顔が素敵で、でも、現実の辛さ苦しさの大きな影は確実にそこにあって…というような。
良い作品だった。
最初にアダム(adam)と表示され
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オートクチュール(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーとしては母と娘が軸なのかな。
現代フランスを散りばめたかのような作品。
ある意味リアルなんだろうけど、乱暴で暴力的な応酬が随所に見られるので、時々しんどかった。
エステルの見下したような、偏
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

事前情報なしにまずは楽しみ、観終わった後で考察を見て2度楽しむ、みたいな作品だった。

ホラーが苦手な自分がどこまで大丈夫かと思いながら観ていたけど、チンパンジーのゴーディのシーンや血の雨のシーン、捕
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

これまで見たことがないような斬新な子どもとの距離感の映画。ドキュメンタリーと創作の中間のような。
子ども(ジェシー)も、ある1つの家庭も、伯父と甥のぎこちない関係も、とてもリアルだった。
合間に入って
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.8

事前予想よりも淡々と描かれた自伝的映画(ただし、ヴィヴィカやアトスとの関係中心)
もう少し、トーベの人生を広範囲に見たかったなぁとも思ったけれど、さすがに100分じゃ足りないか…。
映画を見てから調べ
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話の話(1979年製作の映画)

4.0

起承転結のある散文のストーリーだと思っていたらよく分からない作品かもしれない。
「映像叙事詩」との説明がとても腑に落ちた。
なんというアニメーションなんだろう。
うまく、表現できないけれど、見入ってし
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

4.0

所々ぶっ込まれるコメディ調の描写が良い味を出していて114分があっという間だった。
個人的にこの雰囲気、嫌いじゃないです。

血みどろ暴力描写は苦手なので、所々薄目で見ていた程度にはスプラッターだった
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選ばなかったみち(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

認知症の父と父を理解しようとする娘を中心に進む話。
娘の献身の一方、(娘も含めて)出てくる登場人物に認知症について理解しているように思えない行動や言動がチラホラ見られ、そのあたりのチグハグさが気になっ
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

映像が大変美しい作品だった。その場の空気や湿度や香りを感じられるような。
少し理解に時間がかかる部分もあったけど、表情で伝わる部分が多かったので、この作品は台詞が少なくて正解だったと思う。

全編を通
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355(2022年製作の映画)

3.8

アクションシーンとか面白い部分もあったけど、話とか人物関係とかがちょっと分かりにくかった。
分かりにくい…というか、ツッコミどころが…というべきかもしれないけども。
でも、女性チームでのアクション作品
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

事前知識なしで、あらすじだけ見て鑑賞。
独特の空気感や落ち着いた色調の映像はクセになる。シュールでクスッとする場面も。

内容は、冒頭からの違和感を拾っていくと、もしかして?と最後に解答にたどり着ける
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.2

実話をもとにした作品、とのことで、当時についてもっときちんとわかっていれば良かったなと思いつつ、それでも面白く、120分あっという間だった。
最後のプライドパレードは泣けてしまった。

差別的などうし
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.7

10年くらい前の作品ということだけど、実は初めて見た。
観ているうちに、これまで見たことのあるロボット的なアニメがいくつか脳裏をよぎったりするなど。
あれらを実写化するとこんな感じになるのかなと。それ
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マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

3.9

録画していたのを視聴。

アニメーション表現がなかなか良かった。マロナ(ナイン、アナ、サラ)視点では人間や世界ってこう見えるんだろうなぁ。物語が進むにつれて変わっていくのも時の移り変わり(子犬→成犬)
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

テレビで放送されると知って気になって録画。
最初は、北極点に国旗を立てるとか、一族の名誉とか、あまり興味を惹かれないな…と思いながら見ていたけれど、波止場のお店辺りから面白くなってきた。
オルガがすご
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ホラー要素は前作より薄めだったかな。
前作と演者さんの雰囲気がまったく同じで、確かにこれは続けて観るとより楽しめるかも。
特典映像で監督が語ってたけど、こんなに前後編みたいな作りなのにまさか続編作る気
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5月の花嫁学校(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

わりと最後の10分くらいに持って行かれた。
いきなりミュージカル???(でもみんな生き生きしてていいね!シスターも歌い出しちゃったし!)が始まってびっくりしたけど、良い演出でした。

ずっと思い合って
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

サラポールソン怖っ!と思いながら見ていた作品。
自分の身体がままならない中でヤバい養育者から逃げようとする、焦りやら恐怖やらが臨場感たっぷりだった。
ホント、胸糞悪くなる描写…。クロエの感じた絶望はい
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ホラー耐性のない自分にとってはやっぱり怖かったけれど、コメディや恋愛や家族愛や色々混ざり合って面白い作品だった。
怖くてビクビクしながら見ていたのに、後半お父さんとのやりとりで泣いちゃった場面もあった
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ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

4.0

何の気なしに見始めたら止まらなくなってしまったドキュメンタリー。
ビリーアイリッシュのことは、名前しか知らなかったけれど、気だるげな歌い方とメロディラインが印象的で、楽曲を聴いてみたくなった。
(歌詞
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

前作とかなり似たような感想になってしまうのだけど、エディとヴェノムのコンビを楽しむ感じの作品でした。
話はちょっと大雑把かな。展開も読めてしまうし。(シュリークの能力がどう影響するかとか)
そして相変
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.7

原作が好きなので、本当は昨年公開時に見たかったんだけど、諸々の事情で見れず、ようやく視聴。

良いところと悪いところ半々みたいな印象。
やっぱり実写はちょっと難しいのかな…。

役者の演技がちょっと…
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

イギリスが舞台の、でも、他人事ではない内容だった。

助ける気があるのかないのかわからない使えない制度。
人の尊厳を削る、機械的な制度、そして役所の対応。

気にかけてくれる隣人がいて、フードバンクの
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.5

共生とか共存を語っているけれど、どちらかというと同化に近いのでは…と思いながら観た。
期待しすぎたかもしれない。

人間は妖精のことなど気にもせずにそのままで生きられるけれど、妖精は人間の姿形で紛れて
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.9

それぞれの文化と自分の心情に折り合いをつけていく、複雑さを丁寧に描いている作品だなと思った。
その複雑さが結構リアルというか。

時折自分の祖父母のことを思い出して、ちょこちょこ泣いてしまった…。
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.8

ぼんやりと見たり、流しっぱなしにして音だけ聞いたりしていたけれど、このたくさんの人の営みが全て無償労働なのか、とか、知れば知るほどもう一度きちんと見たいなと思わされる。
映像作品としても、音だけでも秀
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

4.7

図書館とは、(民主主義)社会の希望であり、可能性でもあると思ったドキュメンタリー。
「公共」のあり方とはこうあるべきなんだよね、と思わされる。

NYPLは図書館運営の意思決定に関わる人がきちんと図書
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

ストーリーはあっさりで、カー(バイク)チェイスシーンなどのアクションがなかなかの作品。
ヴェノムとエディとの共生関係を楽しむ感じかも。
ヴェノムが出てくるまで結構時間がかかるのと、ヴェノムが心変わりし
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ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中、しんどくなってしまったので、休み休みみた作品。
これは…コメディ…?
・年中行事にあまりいい思い出がない
・家族にいい思い出がない
・親戚(のこども)にいい思い出がない
という人は、ちょっと覚悟
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

もしかして自分はコメディ向いてないかな?と思いながら見ていたけど、後半30分くらいは勢いがあって良かった。

(紅一点論…とか、こういう場合ちょっとキャットファイトみたいになっちゃうのは定型なのかな…
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.9

RBGの自伝的な史実を基にした作品。
序盤のテンポが早すぎて、あらすじ切り貼りみたいにしなくても良かったのでは…???とちょっとだけ思った。
ドキュメンタリーを見たことがあるので、結末は分かっていたけ
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.5

最後の最後まで?????ってなってしまった話だった。
話も登場人物もいまいち魅力がわからず…。
途中はちょっと面白くなりかけたのだけど。

あ、監督・脚本がゴーストバスターズ(2016)の方なのか。G
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