林檎さんの映画レビュー・感想・評価

林檎

林檎

映画(604)
ドラマ(1)

ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.7

世間と隔離された村で、ひっそりと昔の質素な暮らしをする人々。外の世界を知らない子供たち。隠された秘密。盲目の少女。森に住む"語ってはならぬ者たち"。

精神弱者ノアの行いには、とても複雑な気持ちにさせ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

この前、アキ・カウリスマキの昔のポスターや雑誌がいっぱいなカフェに行った。それからしばらく、ずっと作品を見返したかった。このカフェの店主も、あの映画の中のカフェや音楽に憧れた人々の一員なんだろうな・・>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.7

オープニングから、あまりに不吉な予感。
2重のカメラ越し効果で、冷淡さも倍に。

一見ごく普通の、引っ込み思案な13歳の女の子。娘と距離が縮められず悩む父。
普通であればあるほど、その裏の顔を目の当た
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ロリータ(1997年製作の映画)

3.5

終始陽に照らされた葉の緑青色が好みだった。序盤のロリータのオレンジリップが可愛くマッチ。

ところどころに私がキュンとするようなロリ要素が投入されていたけど(事故シーンで一瞬でてくる近所の女の子たちの
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隣の影(2017年製作の映画)

3.5

ああなんて不快!
なんて嫌な話なんだろう。
"あんな人間にはなりたくない"
"あんな風に歳を取りたくない"
と、人々の心に深く刻みつける為?そういう戒め的な意味があるのか?

実際こういう残念な人を見
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.0

え、主人公クストリックァさん本人なの!?知らずに見ていた・・
『黒猫・白猫』と似たシーン、似たモチーフ満載。とにかく同時進行でこっちもそっちもパニックで悲劇的状況。
アヒルたちが血のお風呂にダイブする
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都会のアリス(1973年製作の映画)

3.6

この監督の作品は何度か勧められたことがあったけどこれが鑑賞一作目。

派手な演出がなくまさに"ロードムービー"といった感じ。アリスは想像以上に生意気なことを言う。笑

不器用な2人の小さな歩み寄りや、
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.5

カルリートスの不思議な魅力にやられました。観賞後にあらすじを見て納得。やっぱり美しく撮られていたんだ。
ガリフェチなので全体的にぽちゃっとしているギャップ(特にお腹笑)と葛藤したけど、終始魅入られて鑑
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アス(2019年製作の映画)

3.8

2回目みると、色々な付箋が張り巡らされていたことに気付き、さらに楽しめた*

"奴ら"が最初に現れたあのシーンが一番不可解で恐怖を感じた。
その後は少し間延びしてしまった感じがする。恐怖感もだんだんと
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.0

もう当分観る気にはならないだろうな。
私の中でのトラウマ映画No.1か2を争う『マーダーズ』の監督の作品。
あの監督がゴシックホラー撮ったんだと、安易な気持ちで観たのは間違いだった笑
絶望と恐怖はピカ
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ぼくの縞はどこ?(2018年製作の映画)

5.0

優しさと温かみに溢れた、素朴なタッチの絵にオープニングから引き込まれた。
麦畑、眩しいほどにキラキラした夕陽、柔らかそうな虎の子の毛とか、黄色がかった小麦色が印象的。

動く絵本のような世界。縞模様探
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A Sister(2018年製作の映画)

3.0

一部始終を切り取って、簡潔に短い時間にまとめられていて観やすい。

男は想像以上に鈍く、私はあまり緊迫感が感じられなかった。
ストーリー的にはそれでよかったんだけど、もしこれが主題ならもっと張り詰めた
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獣たち(2018年製作の映画)

4.2

"世界に再び魔法を"
私たちがかけた"魔法"が、祈った"奇跡"が、実現したのだとしたら・・・
どうかそう思いたい。

静かで不穏な作品全体の雰囲気は、リリーローズの独特な存在感が大きい。
憂鬱な現実に
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長いより道(2018年製作の映画)

3.5

悪夢の道路。
想像以上に現実的、かつ不条理な悪夢はどこまでも続いていく。
人が少ない田舎ならではの怖さがある。
隊長?のルックスに目が点になる。笑

個人的に好みな映像ではなかったけど、緊迫感と、恐怖
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隕石が落ちた夏(2018年製作の映画)

3.5

空から落ちてきた隕石。
宇宙のパワーに静かに魅入られる主人公は、ただいま反抗期真っ只中!って感じの自由奔放な16歳の女の子。

ニナのお顔は、画面に映っているとついついじっと見ちゃう綺麗可愛さ。それに
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真西へ(2019年製作の映画)

3.9

すごく絶妙な、心の成長の瞬間。
短編で上手く切り取られていてすごい。
ラストの不思議な爽快感も好き。

洋画でよくある、光に溢れたバカンスの何気ない日常の映像が大好き。私には非日常的すぎる世界。
でも
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ビニール袋の夜(2018年製作の映画)

3.7

メッセージ性が強過ぎて、そしてグロくてなかなか観ていて堪えるものがあった。

なんだかんだでビニール袋をもらってしまいがちな日々に改めて申し訳なさを感じる。きっと、こう感じる人多いだろうなと思う。こう
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雷の子供たち(2019年製作の映画)

3.8

一見男の子かと思ったけど、そっか、ブブは女の子だったんだね。(*´ `*)

ジメジメした暑さが画面を通じて伝わってくる。ブブたちが外で遊ぶ様子はとても自然体で、"この子たちって最強"って感じさせられ
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.6

気付いたら引き返せないところまでいってしまった。スムーズに早送りで展開されていく軽さは、主人公の浅はかさを映しているかのよう。観る側の嫌な予感は見事的中する。

ドライブインシアターは、レトロなロマン
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インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

3.6

ストーリーが気になって今作まで観ちゃった!初めてインシディアスを見たのは小〜中学生の頃。
こんなに話が続いていたことは最近知った。

エリーズの過去のお話。これまでの話の中では一番ドキッとしたシーンが
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インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.6

突然悪魔のSF感がすごい。
毎度同じような終わり方(解決の仕方)をするな〜と思いながらも、毎回うるっとくる。笑

インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

3.7

1章に続き、可愛いダルトン君が見れて嬉しい♡
今作か前作か忘れてしまったけど、レコードが楽しげな音楽を奏でると共に、窓の内側に踊るおじさん?小人?が見えるシーンが好き。
ホラーって暗がりが多いから、白
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呪い襲い殺す(2014年製作の映画)

3.4

オリヴィア・クックが好きで鑑賞*
ストーリーが単純だから集中力がない時でも観られるところがいい。
邦題のインパクト・・笑

ウィジャボードのデザインが昔から好き。それも相まってエンディングの懐古な映像
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私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

3.5

2020年、初の劇場での鑑賞作品*
内容が内容だけど、フライヤーを見て"シュール可愛いほっこり映画"かな〜?と期待していたけど、ちょっと思ってたのとは違った。クスッと笑えるブラックジョークの連続。笑
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修道女(1966年製作の映画)

4.5

美しきアンナ・カリーナ( ; ; )
ゴダールとの作品のカリーナが大好きだったけど、悲劇の美女役のカリーナもとても良かった・・
修道院の簡素で厳かな雰囲気や、落ち着いた暗めのトーンの内装、打って変わ
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悪魔(1972年製作の映画)

4.1

『夜の第三部分』が好きで期待して鑑賞したけど、ちょっと汚いところが多い。( ; ; )
ダークなブルーグリーンの内装とか、ポーランドの真っ白な雪景色が広がる林の中とか、素敵だなと思うところもいっぱい
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エデン、その後(1970年製作の映画)

4.5

カフェ・エデンで繰り返し繰り広げられる、死の演技。
そしていつの間にか、消えた絵画を追う展開に。
その時のチュニジアの街並みが美しくて、それはもう美しくて。

白い地や建物に、青い空。
白いベッドに、
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夜の第三部分(1972年製作の映画)

5.0

この作品、何度見返したことか。
不条理な展開に、主人公と共に翻弄される。古典的で質素ながら一貫した映像美。

地獄のような哀しい現実と、願望と夢の溢れる理想とが交じり混在とした世界。
まるで螺旋階段を
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.6

シャーリーズ・セロンとソフィア・ブテラが美しい・・♡
役作りが度を超えてるというイメージのシャーリーズ・セロン。スパイ役が似合い過ぎていて本当に格好いい。

突然流れ出すレトロな音楽が印象的。アクショ
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乙女たちの秘めごと(2017年製作の映画)

3.3

主演の女の人が、オリヴィエ・クックのようなパッチリおめめで可愛かった。そして、ヴィオレッタで昔一目惚れしたアナマリアちゃんが見れて嬉しい♡脇役ながら、抜群の透明感。
フランスの田舎の風景、質素な生活の
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.6

ストーリーや映像、会話のテンポや展開の速さも、実にウディ・アレン的。クリステンのガーリーなファッションが新鮮!後半の華やかさの方がしっくりきて個人的には好きだったけど。

軽快に時は流れ、事は進み、環
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クリシャ(2015年製作の映画)

3.5

ストーリーや主人公の感情は決して好きではなかったし、美しいと思える場面もあまりなかったけれど、音楽やカメラワークが効果的に使われていていいなって思った。

騒ぎ立てる感じ、不快感や湧き上がる狂気はダー
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

5.0

鑑賞後に色々なレビューを読んで高評価なのも納得!
とにかく可愛いと可哀想の嵐。可愛過ぎて、笑いと涙をこらえるのに必死だった。(;_;)後半は畳み掛けてくる。
知らない人でもおススメできる!感動もの、涙
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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

4.2

からくり仕掛け満載の、365日24時間増築し続ける館。その館の外観と内装がとにかく魅力的!外国に心底憧れる身としては、素敵なインテリアや迷路のような不思議な構図の建物を見ているだけで楽しかった・・*>>続きを読む

レベル16 服従の少女たち(2018年製作の映画)

3.7

私が好きそう、とオススメしていただいて観た作品。"無機質な閉ざされた空間と美少女"という、設定はよくある感じ。
主人公の女の子が見れば見るほど綺麗で、ぱっちり大きな目で三白眼、束感のあるまつげがたまら
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.7

派手すぎる展開がなく、むしろ地味で"アメリカン"らしくないところがよかった。勝手に幻想的なのを想像していたけど、だいぶリアル。
映像が好みなわけではないけど、複雑な感情が見え隠れする表情を浮かべる、印
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