全てが合わさってこそ、映画だから、別に物語がよくわからないからといって、音楽の使い方がよくわからないといって、長回しする意味がよくわからないといって、それだけで映画を批判してはいけないのであって、かさ>>続きを読む
雲の上のバイクの疾走を見ていたからこそ、あの時はよく見れなかったヘルメットの下の表情がくっきりと見え、そこに、にやけたような、複雑な表情をしていて、ものすごく感動した。人生はゴルフだよ。
最後の周辺の、唐突に見えたけど、故意的な主人公がこちらを見るカット。
どうしてこれがアピチャッポン監督作として作られたのか。パロディがパロディにしようとされていないような、中途半端さが居心地悪い。虎だといって虎をださない。手足を縛られたといって縄がだるだるだとか。兄弟愛>>続きを読む
けだるげに会話する後ろでの、唐突な爆発と音。ネタをやるときのポコポコ。ラストの画がめちゃくちゃカッコイイ。
長いテロップと英語のナレーション。断片的な旅の映像。独白。それらが重ねられ、日本人バックパッカーの単なる旅物語に合わせて、歴史を語る。それらがしっかりはまっているのがすごいと思った。けど、歴史を表すに>>続きを読む
最後の方のヤクザの横顔。ラジオからの歌。意味があるのかもしれないが、自分にはわからなくて、それがよかった。
最初にタイトルクレジットというよりも、TVアニメのopがあって、少し驚いた。幸せげな歌に乗って飛んでくる彗星落下をもっと見ていたかった。
雪が積もった次の日の夜、100席くらいの劇場で自分と友達と30歳くらいの仕事帰りっぽい女のひとの3人で、見た。友達と無言でびちょびちょに濡れた夜道を歩いて帰った。