宙2秒さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

宙2秒

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コンテイジョン(2011年製作の映画)

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コロナ期の今だからこそ最もリアリティのある映画。設定もかなり近いと思われる。
ただ、それだけにスリルに欠ける地味な展開が続く。アウトブレイクを想像してたら全然違った。お話が長いんだよな。
すんません、
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フットルース(1984年製作の映画)

4.0

80年代青春映画の定番。
サントラだけ聴いて知ってたが、ようやく本編も鑑賞できた。

オープニングは足だけのスタイリッシュな演出。バンバン流れる80sチューン。
エレキドラムのタム回しやシンセサイザー
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アナスタシア(1997年製作の映画)

3.9

本物のプリンセスの物語なのに、デズニープリンセスに数えられない名作。
じつは20世紀フォックス製。

映像や音楽の素晴らしさはデズニーに引けを取らないどころかミュージカルとしての完成度は凌駕していると
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ポカホンタス II/イングランドへの旅立ち(1998年製作の映画)

3.7

ポカホンタスの北米人気は、先祖が犯した罪の意識をいくらか和らげるからだろう。
前作はジョン・スミスの妄言を元にした美談だったが、続編では本当の結婚相手ジョン・ロルフとの美談が展開していく。

ポカホン
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激突!殺人拳(1974年製作の映画)

4.2

追悼でようやく見れたサニー千葉。
キアヌやタランティーノがファンだというのもよくわかるし、関根勤がよくやってるのはコレだったか!と、今更ながらキャラの濃さに衝撃を受けた。顔があばれるくんにも似てる。
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女必殺拳(1974年製作の映画)

3.8

志穂美悦子の初主演映画。初々しいね。
日本人には珍しく顎がしっかりしているのでガタイもいい。だからアクションもダイナミック。
抜群のプロポーションでありながら、カンフーと少林寺の道着姿のみ。
吊るされ
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.5

モアナよりも絵が綺麗かもしれないが、ミュージカル要素が希薄なので、その点は物たりない。
ストーリーやメッセージ性もわかりやすいし、東南アジアテイストが素晴らしい。早く旅行に行きたいな。
ダンゴムシみた
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.4

アニメ→実写版の順で見た。
まずアニメ版で感動できなかったので、実写版はもっとつまらないかと思ったら、意外と悪くなかった。
アニメはコミカルでミュージカルなシーンが多かったが、実写版はそれをバッサリ。
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.3

CUBEを彷彿とさせる。
不条理な設定と胸糞悪い展開。
そもそもどういうテクノロジーで動いてるんすかね?あのプラットフォーム。
映画だからとスルーするところなんだけど、結局それかい!という少し残念なオ
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ライフ(2017年製作の映画)

2.9

前半は寝てたが、途中から見ても全然ついていけた。なんだ、エイリアンじゃん。
ギーガーのエイリアンではないタイプのエイリアンだが、展開は似たような感じ。
エイリアン以外にもエイリアンモノって沢山あったん
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ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.3

社会学者が、オフビート感覚に近いオンビートと評していた映画で、たしかにそうだなと。オフビートに慣れ親しんでいる日本人からすると手緩いように思う。

なんとなく手塚治を連想したが、前作のライオンキングが
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プロフェシー(2002年製作の映画)

3.0

おお!これがモスマンの映画化か!
何も知らずに見てたから、気付いた時は当たりくじを引いた感がハンパなかった。
点数はほぼそれ。作品としての評価ではなく、その時の感動だけでこの点数。
モスマンはカルト的
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.7

前作は列車という限られた小スペースでゾンビ活劇は可能か?という命題に見事に応えていたが、今回は全く別の視点で描かれることになってて、最初は面白さをどこに見出していいのかわからなかったが、途中から徐々に>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.3

タラちゃんの映画久しぶりに観るな。
イングロリアルバスター(観てない)は、ナチスが絶対悪をいいことに無茶苦茶してるんだろうけど、今回はマンソン・ファミリーが絶対悪なことをいいことに無茶苦茶する落ち目の
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フライトナイト(1985年製作の映画)

3.2

この顔、当時からずっと気になってた。
口裂け女みたいな顔ね。
よくやく本編を観たけど、やっぱあの顔がメインディッシュでしたね。
でも思ったよりもSFXがんばってて、スライムドロドロ溶解人間や、狼から人
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

インターステラーで視覚化の限界に挑み墓穴を掘ったノーランだが、今回は限界ギリギリのところで再現し、理屈に合わない部分をあえて放置し、視聴者に考察させることで、説明不足を補完させようという企みは大成功だ>>続きを読む

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.1

死そのものが迫ってくるという単純明快なストーリー。展開も早い。
まさにジェットコースタームービー。
オーメンをライト感覚にしたような映画。
しかし何が出てくるってわけでもないので、ミステリアスではない
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陰陽師: 二つの世界(2021年製作の映画)

3.0

陰陽師は中国で人気あるのか。
もはやCGアクションファンタジーは中国映画の十八番になりつつある。
今回もどえりゃあ世界観になってます。
千と千尋とスターウォーズが混ざったようなね。
天邪鬼はイングヴェ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.8

これ前半は凄く面白い。
いきなり女性の割礼講義から始まるし、環境活動家の裏側を告発する社会的なアングルがホラー映画にしとくには勿体ないくらい。
わざわざジャングルまで行き命をはって先住民を救ったのに、
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星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

2.7

続編の情報を知り早速チェック!
大好きな映画だったからね。
あれから30年経ったとは思えないな。
はつらつとしてる。
現代的なネタも盛りだくさん。
今まさにロイヤルファミリーが何かと炎上してるしね。
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.6

じつは前作よりも先に観てる。
でも真剣に観てなかったので改めて。
30秒に一回の割合で怖がらせる感じのやりすぎホラーだと思ってたが、以外とストーリーがしっかりしてて普通に面白かった。
見終わった後の爽
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.1

死霊館シリーズがマリリン・マンソンみたいなシスター以外にスピンオフ的に発生させたアナベルは、ホラー映画の新たなアイコンとして本家を凌ぐ勢いで展開している。人形をモチーフにしたホラー映画は過去にもあった>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.4

ジェームス・ワンが手掛けたホラーシリーズの一作目だが、ソウとは違い古典的なオカルトホラーをリノベーション。しかし死霊はゾンビの代名詞ではなくなったのね。

『悪魔の棲む家』で有名なウォーレン夫妻が主人
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.4

アリアスター監督知らなかったが、21世紀最高のホラー映画という評判は嘘ではないと思った。
ローズマリーの赤ちゃんやエクソシスト等のオカルト路線。
怖いというよりも恐ろしい感覚。
まず可愛いはずの娘さん
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陰陽師: とこしえの夢(2020年製作の映画)

3.0

かつて陰陽師がブームになった時に漫画と映画をかじった程度だが、当時はユニークな世界観にハマりかけたものの、話の方はほとんど記憶に残っていない。

さて、本作の陰陽師は中国語のファンタジーで、現代アジア
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天気の子(2019年製作の映画)

3.2

意外と点数低いんでビックリした。
じつはあんまり評価高くないのコレ?
君の名はは素晴らしい作品だったが、その反省点が天気の子には盛り込まれていると見える。
まず、ハッピーエンドという安易な方法をとって
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

グエムルの監督が賞を獲ったということで気になってた映画をTVで観た。
映像が全体的に綺麗なので、便器から汚水が溢れていてもちゃんと絵になってる。
万引き家族もこれくらいスタイリッシュだったら良かったの
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

大森望氏によると、「現実的で論理的なのがミステリー、非現実的で論理的なのがSF、現実的で非論理的なのがホラー、非現実的で非論理的なのがファンタジー」だという。

ホラーやSFは好きなのだが、ミステリー
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回路(2000年製作の映画)

2.4

こんな気持ちはデビッド・リンチのインランド・エンパイア以来かな。

世界のクロサワがリングのインターネット版みたいな本格派のホラー作品を作ったのかと思ったが、なかなか話がつかめず、ずるずるとそれなりに
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.7

フランスでブレイクしただけのことはある。最高に胸糞悪い映画だ。

サイコホラーは全然好きではないが、これは面白かった。
当時はオウム真理教が世間を騒がせていた時代。マインドコントロールはさぞかしタイム
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キャリー(2013年製作の映画)

2.9

ブライアン・デパルマのキャリーのファンなので、あれを超えるのは容易じゃないだろう。
リメイクに期待するのは新鮮なアレンジなのだが、特に何もなかった。

悪魔の住む家的な造形だったはずの家も、普通のアメ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.1

シャイニングの続篇の映画版。
一応ステファン・キングの小説に沿う形にはなっているが、キューブリックの映画の続篇的要素も踏まえた内容になっているようだ。

キングはキューブリックの映画が相当不満だったよ
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うず潮(1975年製作の映画)

3.6

『ひきしお』を見ようとして『うず潮』を見てしまったが、後悔はない。

ドヌーヴがメチャクチャである。
さすがにオトナなモンタンもブチ切れるが、やはりというかまんまというか、恋に落ちてしまうわけさ。
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.6

飛行機で移動中にフランス語版のオリジナルを少しだけ見たが、冒頭からモッコリだらけなので、この映画は日本で大丈夫なのだろうか?と不安だったが、先程Amazonで日本版(字幕)を見たら、カラス処理されてい>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.6

アノニマスのマスクで有名になったVだが、英国ではお祭り(ボンファイア)のガイフォークスにちなんでいる。
ガイフォークスは宗教戦争に関係しているが、この映画に宗教は関係ない。
描かれるのは全体主義との戦
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

筋金入りのファンではないが、ビートルズは知っている。レコードも持っている。
だけども、巷のビートルズおじさんになりたくないので、距離を置いてきた。

やれやれ、またビートルズ関係の映画か。みたいな感覚
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