アポロ11号が地球を離れ月面着陸し地球に無事帰還するまでの9日間の詳細なドキュメンタリー記録。
これはおもしろかったです。
未公開のお宝動画満載。
臨場感あり、月が近くに感じられます。
月面着陸した>>続きを読む
イーロン・マスクの宇宙事業会社Space Xが、NASAと提携して有人飛行を無事に成功させるまでの20年の軌跡を追ったドキュメンタリー。浮き足だった面など一つもなく、技術を支えた人びとを丁寧に追ってい>>続きを読む
カッコいいぃぃ! だけでは終わらせられなかった。
誰が追い詰めてきたんだろ。
涙が出てきた。
大人な渋い味わいのハーヴェイ・カイテル、若くてツヤツヤのブラピがいいアクセントになっていた。
女性二人>>続きを読む
初マルグリット・デュラス。ドパルデューと二人のシナリオの読み合わせを撮ったもの。不思議な作品だった。劇中劇といえるのかもしれない。デュラスがシナリオを読み説明し、ドパルデューがうなずいたり読んだり質問>>続きを読む
何度も観はじめては止めるのを繰り返していた作品。主人公のキャラが安定していなくて、観進めたい気になれなかった。今回も3回に分けて鑑賞。
巨匠キューブリックだったことをすっかり忘れていたくらい退屈だっ>>続きを読む
バロックに浸りました。余韻が素晴らしく幸せな気分が数日続きました。初めて聴くヴィオールの豊かな音色と繊細な響きに心奪われました。17世紀に実在したヴィオール奏者の巨匠サント=コロンブが弟子マラン・マレ>>続きを読む
涙なくして観られない。父と娘の物語。海外でコンサルタントとして活躍する生真面目な娘を心配した父親が他人のフリして娘の周りに神出鬼没する。お父さんのユーモアはふつうなら引くが、顧客の前で失態を見せられな>>続きを読む
戦場を見せず、ベトナム戦争の帰還兵のPTSDを通して反戦を訴えた傑作。冒頭、半身不随になった帰還兵たちが病院で語るシーンで心がえぐられた。実際の帰還兵たちが自分たちの言葉で話している。
戦死か、負傷>>続きを読む
ヌーヴェルヴァーグの祖母と言われるアニエス・ヴァルダ監督のデビュー作。新鮮な視点だった。映画の見方を考えさせられた。
パリに住む夫婦が夫の故郷に滞在し、この先の二人のあり方を話し合う作品。二人の間に>>続きを読む
カルト的人気のサスペンスだと思って観始めたのに、途中おとぎ話になって気を抜いたら、再び執拗な殺人犯が追いかけてきて怖かった。でも後半は子どもたちが神に守られていく神話のようでもあった。
偽牧師のロバ>>続きを読む
フランス映画の謎がさらに深まった初オリヴィエ・アサイヤス監督作品。コメディのジャンルに入れてほしい。サイレント映画のリメイクを誠実に再現したい映画監督にジャン=ピエール・レオ、香港から招致された主役に>>続きを読む
岸田國士原作、木下恵介監督。主演三國連太郎。「善魔」とは「独善」に近い意味で、良かれと思って善人が正義を貫いても、その中に「魔性の声」を含んでいて、誰かを傷つけたりすること。この作品ではそれを、善を貫>>続きを読む
穏やかな作品だった。陽だまりに居れば隣人にもこの幸せを分けてあげたいと思い、嵐のときには隣人を心配する。そういう人たちが庭づくりを通して安らぎの場所を与えあう物語だった。
ほっこりもするが、プラント>>続きを読む
ハル・ハートリー監督、エイドリアン・シェリー主演なのでラブリーなお話かと思っていたら、しょっぱなからヘビーで、家族の痛みにがんじがらめになった子供たちが、心に抱えていた爆弾💣️をきちんと爆発させた話だ>>続きを読む
片桐はいりの4部作オムニバス、早速観ました。こういうの大好き。フィル友さんのレビューで、片桐はいりさんを仕事帰りによく見かけたんですよ、バスの中からも気づくくらい存在感ありました、というコメントした通>>続きを読む
初恋は甘酸っぱい思い出ではなく成就したい恋だった。二人のセシールの初恋を応援したい半分、傷つかないようにと祈る半分。踊り子名ローラのセシール(アヌーク・エーメ)の完璧な造形美に見合う相手はこの中にいる>>続きを読む
売れない画家が偶然出会った少女の絵を描くようになってから運が回ってくる。しかしその少女は会うたびにどんどん成長していった。短編小説のような味わいある小品だった。画廊主のすべてをわかっている眼差しが優し>>続きを読む
木下恵介監督、有吉佐和子原作。大河ドラマで1年かけて観たくなった。明治から昭和にかけての濃厚な女三代の半世紀だった。香り立つ花は力強く華麗に咲いた芸者の小牡丹(岡田茉莉子)ではなく、地味な三叉の花。思>>続きを読む
ガンジーを実写で描いた最高の映画作品。CG無しでエキストラ30万人が動員された。ガンジーに成りきったベン・キングズレーの年を経て変わっていく表情、体型は同じ人物が演じたとは思えないほど。24歳から77>>続きを読む
ミシシッピー州の公民権運動の中心的存在だったメドガー・エヴァースが暗殺されてから30年後、再審で犯人を有罪判決とした実話。妻役のウーピー・ゴールドバーグと犯人役のジェームズ・ウッズの演技が素晴らしかっ>>続きを読む
1968~1975年の間にスウェーデンのテレビ局がアメリカで黒人、とくにブラックパワーとブラックパンサーについて取材したテープに、現代のナレーションを間に加えたもの。
スウェーデンがアメリカのベトナ>>続きを読む
公民権運動家であった作家ジェームズ・ボールドウィンの未完の原稿と講演、テレビ討論の映像を交えて、白人からの呼称「ニグロ」がアメリカに存在する理由とアメリカの闇を描いたドキュメンタリー。
著書の奥深い>>続きを読む
キング牧師がノーベル平和賞を受賞した後もなお、黒人の選挙権の法制化に向けて大統領はなかなか動かず、人種差別は憲法違反とされても、州の自治は強く、とくに南部の極右のアラバマ州知事の人種差別主義は凄まじか>>続きを読む
全く予備知識なく観た。見応えある作品だった。若い頃は好ましくない人物像で驚いた。信じこみやすいのにも驚いた。宗教は行動が伴うと政治的になることもわかった。
マルコムXが純粋で正直で、黒人の心の代弁者>>続きを読む
厳しいスコアかな。
フランシス・マクドーマンドとサム・ロックウェルの実力派の演技を見るだけの作品。
ウディ・ハレルソンがいい味だったのに途中退場。
黒人の署長は見た目はやる気満々だけど実は長いものに巻>>続きを読む
夜のマンハッタンで二人の男、国際通信社記者と報道カメラマンが国連会議に出席するはずだった行方不明の外交官を探しまわる。通信社記者はメルヴィル監督本人が演じている。これぞノワール。モノクロームの美しい夜>>続きを読む
「~男」というタイトルの作品に外れがない予感がして選んだスペインのブラックコメディ。笑えないコメディでした。笑えないけれど、胸に刺さりました。ビターという感じ。
不運の続いた広告マンのロベルトが、ロ>>続きを読む
『ブラックイナフ?!?』に影響受け、早速、ブラックスプロイテーションの代表作の一つを観ました。黒人監督ゴードン・パークスによる黒人俳優の黒人のための映画。OPからして ワクワクします。ただ街を歩いてい>>続きを読む
大地と共に生きたスカーレットという生き方(長いです)
BLMの活動が大きかった頃、この映画の配信が止められた。人種差別が描かれているためだった。当時は昔の映画に遡ってまでと思いつつ、観直すたびに『マ>>続きを読む
黒人映画史です。黒人の描き方、黒人の俳優、黒人の監督、黒人のカルチャー等々。数多くの作品や人物、背景が紹介されています。
黒人が白人と同じ映画に出ることはなく、白人が黒塗りで出演することから始まり、>>続きを読む
猫🐈️と一緒に観ました😊
興味津々で美しい鳥の求愛のダンス🦚に釘付け。
私は途中で同じ鳥が出てきてやや飽きてきたのですが、猫の集中力が怖い。隙を探しているみたいでした。そんな隙も見せずにメスに美貌と華>>続きを読む
二人の全盛期にテニスをしていたので懐かしくて観ました。男女ともに北欧の貴公子ボルグ派、アメリカの悪童マッケンロー派がいて、私はヤンチャなマッケンロー派。ボルグのバックハンド両手打ち流行りました。当時は>>続きを読む
オスカーの人生だから点数はつけられなかった。
新年の朝、丸腰の黒人青年オスカーが電車内で乱闘に巻き込まれ、駅で警官に取り押さえられ拘束され射殺された事件について、オスカーのそれまでの1日を再現してい>>続きを読む
悪名高き作品のレビューの前に、
日本人が初めて出会う黒人は誰でそれはいつだろうか。
直接黒人に身近で会ったこと、話したことはレアなんじゃないかと思う。テレビやスクリーンを通して知る遠い人なのでは。
外>>続きを読む
とてもショッキングなドキュメンタリーですが観てよかったです。アメリカの黒人差別がなぜなくならないのか、奴隷制度を廃止した憲法13条そのものが根源であった。詳細な分析でした。
リンカーンが奴隷制度廃止>>続きを読む
スピルバーグが作った「リンカーン」。奴隷制度廃止の、憲法13条修正案が採決されるまでの「民主的な」過程が描かれています。
誠実な作りの作品ですが、わかりにくかったことを以下書いています。
かなり固>>続きを読む