ロビンさんの映画レビュー・感想・評価

ロビン

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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.5

冬のこの時期に観るのにぴったり。
冬の小樽が舞台というのが気にって鑑賞。

小樽に住むジュンと韓国に住むシングルマザーのユンヒ。
ジュンがユンヒに向けて書いた手紙を機に娘とユンヒが小樽へ旅する話。
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レック(2007年製作の映画)

1.9

“うっせぇうっせぇうっせぇわ
あなたが思うよりウザ過ぎです!”

とにかく登場人物が皆んな怒鳴りまくってうるさい!
「うるせぇ奴しか居ねぇのかよ!!!!」ってなる。
特に女性テレビレポーターのアンヘラ
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犬に名前をつける日(2015年製作の映画)

-

ずーと気になってた作品。
我が家のワンコを膝の上に乗せて、頭を撫でながら終始涙を流しての鑑賞となった。
過去にドキュメンタリーで何度も観てるけれど、やはり殺処分を待つ輝きを失ったワンコの瞳に胸がめちゃ
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.2

ピーター・グリーナウェイ作品初鑑賞。
想像以上の衝撃作。
身ぐるみ剥がされ糞を全身に塗りたくられて小便かけられるという強烈なシーンから始まる。。

しかしながら、絵画のような舞台の独特な世界観が美しい
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All Hallows' Eve(2013年製作の映画)

3.7

『テリファー』のダミアン・レオーネの初監督作品。
調べたらYou Tubeで観れることを知って早速鑑賞。
日本語字幕なしでの鑑賞は所々分からなかったけどホラーなので大丈夫。

ハロウィンの夜、ティムと
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テリファー(2016年製作の映画)

4.4

白黒気狂いピエロブラボー!
めちゃめちゃ面白い!
イカれ具合といいグロさ加減といいめっちゃハマった。
こんなに評価低いのが謎過ぎる。
とにかく白黒ピエロが史上最狂過ぎてめちゃめちゃ笑っちゃう。
特に後
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哀しき獣(2010年製作の映画)

4.2

備忘録

アジョシより断然面白い!
借金返済を目的に依頼殺人を行う為、そして出稼ぎから帰らない妻を捜す為に韓国へと向かう男グナムの話。
主人公グナムの常に超崖っ淵ギリギリの哀愁と、気付けば応援したくな
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アジョシ(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

備忘録

ちょっと期待外れ。
妊娠中の妻を失った過去を持つとはいえ、隣に住んでるちょっと顔見知りというだけの、縁もゆかりも無い少女を自らの命や山のような人間の命(クソな悪党連中だけど)と引き換えに守ろ
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.4

備忘録

『欲望を抑えられないのはまばたきを抑えられないのと同じ』

まさにホラー映画のラーメン二郎グロマシマシ!
もはやストーリーなんかどうでも良い。
とにかくグロ&ゴア&スプラッター祭り&カーニバ
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

備忘録

マカロニ・ウェスタンはほとんど観たことがないけど、タイトルに惹かれて鑑賞。
幼き頃に両親を殺され、口封じの為に喉を裂かれて口がきけなくなった男「サイレンス」が主人公。

本作はこれ以上のバッ
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ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)

3.6

モロッコVSポルトガルとイングランドVSフランスの試合の合間に鑑賞。
それにしてもフランスのキーパーのロリスはヒュー・ジャックマンに似てる。

サンタの日常を描いた作品でもある。
絵のタッチが優しくて
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.7

劇中でのジェシーのセリフ「起こると思ったことは起こらない。思いもよらないことが起こる。だから、先に進まなきゃ。」
このセリフにはワールドカップのコスタリカ戦で日本がまさかの負けをくらい、スペイン戦を迎
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RRR(2022年製作の映画)

4.4

昨日はW杯で日本がドイツに逆転勝ちしてテンション上がりまくって朝まで飲んでしまったけれど、それに近いぐらいテンション上がりまくった作品。
まさに観るエナジードリンク!

朝から水分ほとんど取らずに3時
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.9

デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグが監督。
「ザ・セル」「インセプション」のような他人の脳内に潜り込む系の作品。
ただそれらの作品の大きな違いは執拗な肉体破壊や過剰なスプラ
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.5

『ボク達2人分の愛が無いなら、ボクの愛を全部君にあげる』

ある日、弟として誕生したボス・ベイビーと兄ティムが巻き起こす騒動を描く家族愛の物語。
たぶん下の子供が産まれて今まで親の愛を全て独り占めして
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恋するけだもの(2020年製作の映画)

3.8

ある意味とんでもなくぶっ飛んだイカれた作品なんだけれど純愛の物語でもある。
女装して振り切った狂気的な演技の宇野祥平無双の映画。

宇野祥平スコップアクションがめちゃめちゃ素晴らしい。
銃弾をスコップ
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ドアロック(2018年製作の映画)

2.9

ん〜ちょっとハマれず。。
「何で?どうやって?」と疑問に思う点がけっこうあって脚本が少し粗い気が。。
下手なミスリードしてくるし犯人も早い段階で分かっちゃうし。。
ただ、女性は夜に暗い道で男性に後ろを
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.9

ほとんど前情報入れずに観たので、ナチスドイツ将校の息子とユダヤ人少年との鉄条網越しの友情を描いた、ちょっとほのぼのとした作品なのかと思ったけれど想像とはちょっと違った。
特にラスト。。

まずブルーノ
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マジック(1978年製作の映画)

3.8

アンソニー・ホプキンスと腹話術人形のサイコサスペンス。
どう考えてもこの組み合わせだけで観る前からゾクゾクしちゃう。
なかなか面白いサイコ・サスペンス作品だった。
それと時折挿入されるハーモニカのBG
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ターボキッド(2015年製作の映画)

3.8

マッドマックス×日本の戦隊モノ×スプラッターな作品。
“サイコゴアマン”的な絶妙なユルさも良い!

超低予算なマッドマックスみたいな設定と世界観なんだけど、決定的に違うのは登場人物は皆んなバイクや車で
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.2

1978年に公開された『ハロウィン』を未鑑賞だったのでハロウィンシリーズは全て未鑑賞。
なので本作が初ハロウィンシリーズ鑑賞。
本作は元祖の続編なようなので(ジェイミー・リー・カーティスとニック・キャ
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.8

ある日、弁護士のアティカスは白人女性に性的暴行を加えた容疑で逮捕された黒人青年トムの弁護を担当することになるが。。

この主人公のアティカスの差別に立ち向かい正義を貫こうとする姿、そして決して感情的に
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.0

本作は高性能なヘッドフォンをして観るのがオススメ。

ピエール・ニネ主演で旅客機墜落事故の真相究明にあたる音声分析官が航空機業界の闇を暴くサスペンススリラー。
『THE GUILTY』的なワンシチュエ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

予告編だけ観て鑑賞。
とりあえず『きかんしゃトーマス』の予習必須な作品 〜笑

まずOPタイトルでドーンと出る"弾 丸 列 車"でひと笑い。
そして新しい登場人物が出てくる度に出てくるネオンサイン風の
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.7

“スマホを落としただけなのに”じゃなくて“友達のノートを間違えて持って帰っただけなのに”な話。
マハマッドはノートを渡そうとどこにあるのかも分からない友達のネマツァデの家を探して探しまくる。
何故なら
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心と体と(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

食肉処理場で働く片腕が不自由な上司のアンドレと、アスペルガー症候群(たぶん)で社会に馴染めずに上手く人とコミュニケーションができずに大人になったマーリア。
あることがきっかけで、この二人が毎晩同じ夢を
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

映画館で予告編を観ただけの情報で鑑賞。

冒頭急に空から降ってきた“何か”が頭に突き刺さり主人公の父親が死ぬ。
それはレントゲンを見る限り硬貨だった。
最悪の奇跡の始まり。。。
前半の静かな展開からの
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アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

基本的に精神病棟を舞台にした作品は好み。
こちらの作品も終始醸し出す雰囲気や世界観も好みでベン・キングスレーも出てたりして『シャッターアイランド』をちょっと想起させられた。
途中の軽いどんでん返しは、
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ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.8

予想を遥かに上回る面白さ!
この無慈悲で理不尽で救われない世界観がたまらない、個人的にはかなり好みのワンシチュエーション・バイオレンス・スリラー作品。
ちなみに“ダウンレンジ”とは射程圏内という意味ら
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.4

なかなか高評価の作品なので期待したけれど、残念ながら個人的には期待を上回る面白さや怖さはそこまで無かった。
ナ・ホンジン監督の「哭声」の方が好み。

中盤までのモキュメンタリーの作りに関しては、ちょっ
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.8

とにかくラスト10分でヤラれる作品。
ラスト10分で評価爆上がり!
それまではただひたすらイライラさせられて、胸糞な気持ちにさせられ続ける。
このラストが無かったら正直かなり低い評価になっていた。
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ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.0

あるチャイニーズレストランで泥酔した主人公ジョエルが目を覚ますと、何やら怪しい集会に参加することになる。
なんとそれはシリアルキラーの集会だった。
シリアルキラーに狙われる主人公はどうなるのか。。
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ひろしま(1953年製作の映画)

-

原爆が投下されて日本が降状して8年後に作られた作品。
実際の被爆者たちが出演し、当時の被爆した衣類や瓦礫を持ち寄って市民エキストラ達があの日の惨劇を徹底的に再現しているからとても生々しい。。

しかし
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風鳴村(2016年製作の映画)

2.9

『犬鳴村』や『樹海村』等の“村”シリーズに寄せまくったタイトルとジャケ写を見て、どんなZ級映画なのかと思って観たらそこそこちゃんとしたB級スプラッタームービーだった!
色々と訳アリな男女が参加した、そ
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砂の器(1974年製作の映画)

3.4

安部公房原作の“砂の女”だと思って鑑賞してたら松本清張原作の“砂の器”だった。。
しかしながら、本作は未鑑賞だったのでそのまま鑑賞したがなかなかの長尺。。

前半の流れる様な展開は、突っ込みどころはあ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

「眩しかったアオハルかよ!」

タイトル通りアルプススタンドのはしの方で繰り広げられる会話劇。
グラウンドと同様に応援席にもドラマはあった!
そのドラマの描き方、切り取り方が絶妙!

序盤は「なるほど
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