ロビンさんの映画レビュー・感想・評価

ロビン

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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.7

さすがにこの内容で2時間超えは長い。
この尺ならあと5,6人はグログロに殺してくれないとちょっと間延びしてしまう。
なのでサクッとまとまって余計な描写の無い前作の方が圧倒的に面白い。
ただ相変わらず一
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クロムスカル(2009年製作の映画)

3.0

ホントかどうか知らないが残酷さ故に日本未公開となった伝説の作品らしいということでそこそこ期待して鑑賞。
殺人鬼のクロムスカルが全く喋らないってとこと、殺人動機も何者なのかも全く分からないで終わるとこは
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ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

2.9

簡易トイレに閉じ込められ、しかも右腕に鉄筋が突き刺さって動けない男のワンシチュエーションスリラー映画。

いい意味でのくだらなさがもっと欲しかった。
そこそこ笑わせてくれる要素あるなかとちょっと期待し
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.6

期待を裏切らない面白さ最高過ぎる!
笑って泣けてそしてカッコイイ。
そしてジェームズ・ガンの笑いのセンスがいちいちツボ過ぎる。
そして劇中曲も相変わらずセンス抜群。

主人公たちそれぞれのスーパーパワ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.1

「失礼だな純愛だよ」

TVアニメーション版も最高だけど、劇場版もやっぱり最高!
とにかく、胸アツ激アツ過ぎる!
ラストは号泣。。

バビロン(2021年製作の映画)

3.5

冒頭の酒池肉林のイカれたパーティの描写は、ちょっとギャスパー・ノエ監督作品『クライマックス』を想起させられてテンション爆上がりしたけれど、そのままぶっ飛んだ感じに進むのかと思うきやそうでもなかった。>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.2

修道院を舞台にした作品は大好物。
こちらの作品もやはりめちゃめちゃツボにハマった。
2時間越えの作品だけれど中弛み無しでスクリーンに没頭できる、聖女か狂信者か宗教の欺瞞を描いたあのヴァーフォーベン監督
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.5

冬のこの時期に観るのにぴったり。
冬の小樽が舞台というのが気にって鑑賞。

小樽に住むジュンと韓国に住むシングルマザーのユンヒ。
ジュンがユンヒに向けて書いた手紙を機に娘とユンヒが小樽へ旅する話。
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レック(2007年製作の映画)

1.9

“うっせぇうっせぇうっせぇわ
あなたが思うよりウザ過ぎです!”

とにかく登場人物が皆んな怒鳴りまくってうるさい!
「うるせぇ奴しか居ねぇのかよ!!!!」ってなる。
特に女性テレビレポーターのアンヘラ
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犬に名前をつける日(2015年製作の映画)

-

ずーと気になってた作品。
我が家のワンコを膝の上に乗せて、頭を撫でながら終始涙を流しての鑑賞となった。
過去にドキュメンタリーで何度も観てるけれど、やはり殺処分を待つ輝きを失ったワンコの瞳に胸がめちゃ
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.2

ピーター・グリーナウェイ作品初鑑賞。
想像以上の衝撃作。
身ぐるみ剥がされ糞を全身に塗りたくられて小便かけられるという強烈なシーンから始まる。。

しかしながら、絵画のような舞台の独特な世界観が美しい
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All Hallows' Eve(2013年製作の映画)

3.7

『テリファー』のダミアン・レオーネの初監督作品。
調べたらYou Tubeで観れることを知って早速鑑賞。
日本語字幕なしでの鑑賞は所々分からなかったけどホラーなので大丈夫。

ハロウィンの夜、ティムと
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テリファー(2016年製作の映画)

4.4

白黒気狂いピエロブラボー!
めちゃめちゃ面白い!
イカれ具合といいグロさ加減といいめっちゃハマった。
こんなに評価低いのが謎過ぎる。
とにかく白黒ピエロが史上最狂過ぎてめちゃめちゃ笑っちゃう。
特に後
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哀しき獣(2010年製作の映画)

4.2

備忘録

アジョシより断然面白い!
借金返済を目的に依頼殺人を行う為、そして出稼ぎから帰らない妻を捜す為に韓国へと向かう男グナムの話。
主人公グナムの常に超崖っ淵ギリギリの哀愁と、気付けば応援したくな
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アジョシ(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

備忘録

ちょっと期待外れ。
妊娠中の妻を失った過去を持つとはいえ、隣に住んでるちょっと顔見知りというだけの、縁もゆかりも無い少女を自らの命や山のような人間の命(クソな悪党連中だけど)と引き換えに守ろ
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.4

備忘録

『欲望を抑えられないのはまばたきを抑えられないのと同じ』

まさにホラー映画のラーメン二郎グロマシマシ!
もはやストーリーなんかどうでも良い。
とにかくグロ&ゴア&スプラッター祭り&カーニバ
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

備忘録

マカロニ・ウェスタンはほとんど観たことがないけど、タイトルに惹かれて鑑賞。
幼き頃に両親を殺され、口封じの為に喉を裂かれて口がきけなくなった男「サイレンス」が主人公。

本作はこれ以上のバッ
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ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)

3.6

モロッコVSポルトガルとイングランドVSフランスの試合の合間に鑑賞。
それにしてもフランスのキーパーのロリスはヒュー・ジャックマンに似てる。

サンタの日常を描いた作品でもある。
絵のタッチが優しくて
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.7

劇中でのジェシーのセリフ「起こると思ったことは起こらない。思いもよらないことが起こる。だから、先に進まなきゃ。」
このセリフにはワールドカップのコスタリカ戦で日本がまさかの負けをくらい、スペイン戦を迎
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RRR(2022年製作の映画)

4.4

昨日はW杯で日本がドイツに逆転勝ちしてテンション上がりまくって朝まで飲んでしまったけれど、それに近いぐらいテンション上がりまくった作品。
まさに観るエナジードリンク!

朝から水分ほとんど取らずに3時
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.9

デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグが監督。
「ザ・セル」「インセプション」のような他人の脳内に潜り込む系の作品。
ただそれらの作品の大きな違いは執拗な肉体破壊や過剰なスプラ
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.5

『ボク達2人分の愛が無いなら、ボクの愛を全部君にあげる』

ある日、弟として誕生したボス・ベイビーと兄ティムが巻き起こす騒動を描く家族愛の物語。
たぶん下の子供が産まれて今まで親の愛を全て独り占めして
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恋するけだもの(2020年製作の映画)

3.8

ある意味とんでもなくぶっ飛んだイカれた作品なんだけれど純愛の物語でもある。
女装して振り切った狂気的な演技の宇野祥平無双の映画。

宇野祥平スコップアクションがめちゃめちゃ素晴らしい。
銃弾をスコップ
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ドアロック(2018年製作の映画)

2.9

ん〜ちょっとハマれず。。
「何で?どうやって?」と疑問に思う点がけっこうあって脚本が少し粗い気が。。
下手なミスリードしてくるし犯人も早い段階で分かっちゃうし。。
ただ、女性は夜に暗い道で男性に後ろを
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.9

ほとんど前情報入れずに観たので、ナチスドイツ将校の息子とユダヤ人少年との鉄条網越しの友情を描いた、ちょっとほのぼのとした作品なのかと思ったけれど想像とはちょっと違った。
特にラスト。。

まずブルーノ
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マジック(1978年製作の映画)

3.8

アンソニー・ホプキンスと腹話術人形のサイコサスペンス。
どう考えてもこの組み合わせだけで観る前からゾクゾクしちゃう。
なかなか面白いサイコ・サスペンス作品だった。
それと時折挿入されるハーモニカのBG
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ターボキッド(2015年製作の映画)

3.8

マッドマックス×日本の戦隊モノ×スプラッターな作品。
“サイコゴアマン”的な絶妙なユルさも良い!

超低予算なマッドマックスみたいな設定と世界観なんだけど、決定的に違うのは登場人物は皆んなバイクや車で
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.2

1978年に公開された『ハロウィン』を未鑑賞だったのでハロウィンシリーズは全て未鑑賞。
なので本作が初ハロウィンシリーズ鑑賞。
本作は元祖の続編なようなので(ジェイミー・リー・カーティスとニック・キャ
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.8

ある日、弁護士のアティカスは白人女性に性的暴行を加えた容疑で逮捕された黒人青年トムの弁護を担当することになるが。。

この主人公のアティカスの差別に立ち向かい正義を貫こうとする姿、そして決して感情的に
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.0

本作は高性能なヘッドフォンをして観るのがオススメ。

ピエール・ニネ主演で旅客機墜落事故の真相究明にあたる音声分析官が航空機業界の闇を暴くサスペンススリラー。
『THE GUILTY』的なワンシチュエ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

予告編だけ観て鑑賞。
とりあえず『きかんしゃトーマス』の予習必須な作品 〜笑

まずOPタイトルでドーンと出る"弾 丸 列 車"でひと笑い。
そして新しい登場人物が出てくる度に出てくるネオンサイン風の
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.7

“スマホを落としただけなのに”じゃなくて“友達のノートを間違えて持って帰っただけなのに”な話。
マハマッドはノートを渡そうとどこにあるのかも分からない友達のネマツァデの家を探して探しまくる。
何故なら
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心と体と(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

食肉処理場で働く片腕が不自由な上司のアンドレと、アスペルガー症候群(たぶん)で社会に馴染めずに上手く人とコミュニケーションができずに大人になったマーリア。
あることがきっかけで、この二人が毎晩同じ夢を
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

映画館で予告編を観ただけの情報で鑑賞。

冒頭急に空から降ってきた“何か”が頭に突き刺さり主人公の父親が死ぬ。
それはレントゲンを見る限り硬貨だった。
最悪の奇跡の始まり。。。
前半の静かな展開からの
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アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

基本的に精神病棟を舞台にした作品は好み。
こちらの作品も終始醸し出す雰囲気や世界観も好みでベン・キングスレーも出てたりして『シャッターアイランド』をちょっと想起させられた。
途中の軽いどんでん返しは、
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ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.8

予想を遥かに上回る面白さ!
この無慈悲で理不尽で救われない世界観がたまらない、個人的にはかなり好みのワンシチュエーション・バイオレンス・スリラー作品。
ちなみに“ダウンレンジ”とは射程圏内という意味ら
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