ルッキーさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ルッキー

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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.0

まず驚いたのがオーストリア政府の、火事場泥棒のような行為でした。

そしてランディが嫌々ながら引き受けた依頼に次第にのめり込み、様々な法律と熱意だけを武器に、オーストリア政府に独りで闘う姿に心打たれま
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レインマン(1988年製作の映画)

4.5

サヴァン症候群の兄と、当初は金目当ての弟ほ素晴らしいロードムービーでした。

兄D・ホフマンの他人と一切目を合わせない演技。
弟T・クルーズの嫌な奴の典型のような演技。
それぞれが素晴らしい!!

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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.2

トニーが強烈な欲望で帝国を築く様子を、A・パチーノが狂気を含んだ目付きで演じる強烈な作品。

このトニーと言う人物、ほぼクズ人間。
M・ファイファー演じる妻の気持ちに共感です…

始めの忠告を守ってい
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.8

馬鹿っぽい宇宙人に馬鹿っぽい地球人。
とにかく頭空っぽで観られるお気楽映画。

サイモン・ペッグはホントにとぼけた役が似合いますねぇ。

犬が一番頭良かったのかな?

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.6

初めて森を出た家族の、カルチャーギャップを笑うような映画と思ってました。

これが意外にシリアス…

普通って何?
親の方針しか知らない子供。
これってどこかカルトに通じる…?
なんてことを感じながら
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

M・フリーマンの味わい深いナレーションと共に重く心に響く、また心暖まるエピソードがジワっと沁みてくる。

そんな作品でした。

酷い場面も沢山あります。

でも爽やかな気分で終る、とても短い2時間半。
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

辞書を作るというのは本当に地味な作業です。

それを2時間以上飽きないで観られるのは、馬締の天然キャラのおかげかな?
真面目過ぎて笑っちゃいます。

宮崎あおいさんとの凸凹夫婦もホッコリしました。
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.8

嘘のような実話にビックリです。
アメリカの国家ぐるみの裏工作に&バリーが自ら関わった麻薬取引。

札束飛び交う驚きの裏工作に犯罪ですが、敢えてユーモア溢れる描き方をした作品でした。

Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

2.5

この手の映画はどうやらわたしにはフィットしません。
どこで笑えるのかわからないまま終わってしまった。

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.9

M・デイモンのお父さん。
なんとも新鮮な感じですが、良い仲間と出会えて良かったなです。

そして娘ちゃんが無邪気で可愛い!!

20秒の勇気で人生変わるんです。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

観終わってしばらく呆然として立ち上がれない。
そのくらい驚きの結末。

シービスケット(2003年製作の映画)

3.9

駄馬扱いされたシービスケットと、挫折を経験した騎手・調教師・馬主。
そして大衆は不況でどん底。

どんな人達にもセカンドチャンスがある。
1頭の小さな馬が駆け抜けるだけで希望が生まれる。

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.6

J・フォスター、K・スチュワートの母娘と、F・ウィテカー含む強盗の、攻守入り乱れての頭脳戦的なストーリーで終始ハラハラします。

登場人物が少ないのでその分濃密。

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.8

何しろ登場人物の誰もが、死体の消えた謎がわからないのだから、観ている方は何が起きているのかチンプンカンプン。

そして全てが解けた時のどんより感!!

一級品のイヤミスでした。

コラテラル(2004年製作の映画)

3.8

トム・クルーズが笑顔を封印、徹底したプロの殺し屋を演じます。
つまり悪役。

ヴィンセントは随分と独自の哲学を持っていて、それを表すようなセリフが、いちいちカッコいいんです。

タクシー運転手マックス
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ダーティハリー5(1988年製作の映画)

2.6

シリーズを終わらせるために作られた「ダーティハリー」でしょうか。

1と2あたりまでは何度も観て、ストーリーも全部覚えています。
それでも魅力的。

5は本当に久しぶりに観たので「ああ、こんなストーリ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.2

知的障害のシングルファーザーという、ともすると繊細に扱われるテーマを描いていますが、ユーモアというオブラートで包んで笑顔になれる、そして沢山泣ける作品でした。

S・ペンが父親。
M・ファィファーが弁
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.0

日本ではあまり馴染みのない大規模な森林火災。
たまにニュースで見る映像も、煙が立ち込めるようなものが多いような…

それがこの作品で描かれるのは、とにかく恐怖を感じる程の圧倒的な炎。
そしてそれに立ち
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エニイ・ギブン・サンデー(1999年製作の映画)

2.0

こちらでの評価が概ね高いので、書くことが若干はばかられますが。

昔観た時に面白かった記憶があったので、久しぶりに再見。
しかし20年の年月は大きかったようで…
スポ根映画は合わなくなってしまったよう
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.5

イーストウッド監督の言葉。
「これはシンプルなラブストーリーだ」の視点で鑑賞。

過去に家族はいたようだが、愛することを忘れてしまったようなフランキーに、他人を愛する事を取り戻させ全幅の信頼を寄せるマ
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.8

離ればなれになった親子を繋げるもの、それは音楽。

様々な音楽に、そして音楽を奏でる喜びに溢れた映画でした。

音楽には人を勇気付ける力がある。
素晴らしい音楽にはジャンルを超えた力がある。

当たり
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.7

まぁリーアム父さんは色々巻き込まれますねぇ…
でも今回はサラリーマン。
なので銃も持っていないし、ボコボコにやられたり。

この作品はアクションやCGフル動員の派手なクライマックスよりも、観ている方も
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.0

あまりにブラック過ぎて笑っていいものか迷うけど、やっぱり笑ってしまう。
ただしニヤニヤ笑う感じ。

ベルギーのブルージュという中世の美しい街で繰り広げられる、全然美しくないストーリーは本当に良くできて
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すべて彼女のために/ラスト3デイズ(2008年製作の映画)

4.0

「スリーデイズ」のオリジナル。

脱獄することに焦点を絞ったストーリーは、潔いしコンパクトにまとまっていると思う。

なので登場人物も少なく、その点ではわかり易いとも言えるだろう。
ただし、100分弱
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スリーデイズ(2010年製作の映画)

3.8

前段階での計画は、脱獄のプロのアドバイスもあって綿密で完璧。

でも実行の段階では警察の捜査が迫る中、ハラハラドキドキの連続。

オリジナルの「全て彼女のために」と比べると、やはりハリウッド映画。
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

「モガディシュの戦闘」という、米軍がソマリア内戦に介入した際の戦闘を描いていますが、とにかく壮絶な戦いです。

作品のほとんどが戦闘シーンですが、自分が巻き込まれたような震える程の臨場感。
どこから弾
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ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)

4.0

J・ニコルソンが演じる大佐の圧倒的存在感。
ひとつの基地を預かる人間ならではのオーラを放っています。

それに立ち向かう、一見いい加減そうなT・クルーズと、堅物のD・ムーアとが、軍事裁判という閉鎖的で
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.8

マクドナルドには2組の創業者がいた。
仕組みを作った者と、全国展開した者が居たということ。
知らなかったなぁ。

アメリカンドリームを掴んだのは一方だけで、その手法がどうにも共感できない…

そもそも
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

2.8

9.11直後の米軍極秘作戦の実話ベース。

…のはずですけど観終わっての気分は
あれ?
アクション大作を観た時と同じだぞ!?

銃撃戦に爆発盛り沢山。
ヒーローが困難に打ち勝ってスッキリ!
これは「エ
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

4.3

家族の中に1人の病人がいる。
しかも余命僅か。

そんな状況で、さらに娘が親を訴える訴訟を起こす。
それは家族がバラバラにもなります。

ドナーとなることを運命付けられた次女と、なんとしてでも長女を助
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人生に乾杯!(2007年製作の映画)

4.0

ハンガリー映画。
年金で暮らせなくなった老夫婦が、仕方なく選んだ手段は強盗。
それが世論も動かす…

日本でも少子高齢化が進み、他人事とは思えない問題をコメディタッチで、しかも暖かく描いた良作でした。
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ダーティハリー4(1983年製作の映画)

3.4

4作目はイーストウッド監督作。
サスペンスのようなダーティハリー。
ただ前作と比べると、多少ダーティハリーらしさが戻ってきたように感じた。
現在のイーストウッド作品のように、この作品でも単純に善悪を区
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ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

3.9

王道のロマンス。
物語もすぐに読めてしまいますが、そこがいいんです。

ヴェローナの美しい風景。
ソフィーの可憐さにクレアの十代に戻った気持ち。
心が洗われるような作品でした。

「What if」は
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パパが遺した物語(2015年製作の映画)

4.0

何か安っぽいタイトルで、なかなか手の出なかった作品。
でも実際は違いました。
邦題で損していると思います。

過去と現代が同時進行で語られていくので、次第にある疑問を持つようになります。

この作品で
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奇蹟の輝き(1998年製作の映画)

3.8

夫の妻に対する愛の強さ。 それだけで涙が出るようでした。
本当のソウルメイトとは出逢うべくして出逢う…
現世でも来世でも、もしかしたら前世でも。

そして天国の描写も斬新!!
出会う人物の姿だって
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ロック・マイ・ハート(2017年製作の映画)

2.0

Netflix作品。

「ティーン向け」となっているので一抹の不安を持ちつつ観てみましたが、不安的中でした。

人間と馬との交流。
わたしの大好物です。
ファンタジーも嫌いではありません。
それほどリ
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