ルッキーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ルッキー

ルッキー

映画(564)
ドラマ(0)
アニメ(0)

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.0

バディムービーとも言えるだろうだけどこれは強烈だ。
正義に駆られる新人と、超が付くほどの悪徳ベテラン刑事。
ふたりの姿勢は、まったく交わることがない。
デンゼル・ワシントンが演じる、
悪徳刑事はいつど
>>続きを読む

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

3.8

上からは無理難題の数々。
大物俳優はわがまま。
それでも映画が撮れる喜びや情熱は衰えない。

毎日の爆撃などで、辛いことも起きます。
でもユーモアも忘れない爽快な作品でした。

どうでもいいですが、主
>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.8

この作品の立役者は沢山の犬達。
素晴らしいし可愛いかったなぁ。

最愛のイーサンの元に帰りたいけど、
何度生まれ変わってもなかなか帰れない。

その様子がずっと犬目線なので、
気持ちが痛いほどわかる。
>>続きを読む

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.0

鑑賞記録

実話としても犯罪モノとしても、
イマイチ物足りなさを感じた。

つぐない(2007年製作の映画)

3.9

主に妹の視点ですが、現実と想像が混ざり
時間軸も前後する。

あれ?
どうなっているの?
と思いながら観ていたけど、目を奪われる映像の美しさと
好奇心を刺激するストーリー。

すべてが繋がった時にタイ
>>続きを読む

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

3.5

鑑賞記録

命に値段は付けられない。
これが現実か?

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.2

鑑賞記録

自分が言葉のわからない国に、
ひとりで旅行した時の感覚が甦った。

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.8

バンブルビーの動きが可愛い!
小動物のようです。
そして思春期の少女とロボット。
異種間の触れ合いが微笑ましい。
思春期のモヤモヤをバンブルビーが吹き飛ばしてくれる!
もちろんロボット同士の格闘もド迫
>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

強烈過ぎるブラックユーモア。

『ヒトラー 最期の12日間』を観たばかりなので、
彼の言葉がよりよくわかる。

最初は芸人として笑われていたのに…
その声が広がるにつれて…
あれ?
自分も含めてヒトラ
>>続きを読む

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

4.0

意識があって音は聞こえる。
でも声で伝えられない。
なんともどかしいことでしょう。

とても静かな作品です。

主人公の意識を具現化した映像の美しさが印象的でした。

アビス/完全版(1993年製作の映画)

4.0

前半はディザスタームービー。
ところが物語は終盤に一転。

'93年の作品ですが、気候変動や各地で続く紛争などを予言しているような、現代社会に通じるメッセージがあります。

もちろん今も色褪せないSF
>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.2

修復されカラー化された鮮明な映像。
読唇術を用いて再現された若い兵士達の声。
まさに彼らは生きていた。
余計な演出など必要ない。

この作品を観ると戦争が無意味で悲惨で愚かなことか。
嫌でも思い知らさ
>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

ロバート・レッドフォードの引退作。
やんちゃなアウトローでブレイクしたレッドフォードが
紳士的なアウトローで引退。

彼は永遠のアウトローを貫いたように感じる。
男の美学のが感じられた。

幕引きにふ
>>続きを読む

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.9

チンピラがあるきっかけでスーパーパワーを手に入れるけど
チンピラだから初めはパワーの使い方がショボい。
でも愛する人、守るべきものを知り
本当のヒーローへと変化していく。
カッコ悪くてもいい!
従来の
>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.3

21世紀だと言うのに生理をけがれとして扱い
女性は5日間家に入れない。
驚いた。
そんな妻の為に誰でも買えるナプキンを作る。
たとえ狂人と言われても作る。

やり遂げた信念と執念に感動でした。

伝記
>>続きを読む

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.8

タイムリープと言うのかな?
主人公は父に情報を教えて積極的に過去を変えてしまう。
当然歪みが出ますよね…
でも力技で歪みを直すのが良かった。

SFとしても家族のドラマとしても楽しめる。
ドキドキもあ
>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.7

サメの恐怖はもちろんだけど…
生きることへの執念、絶対諦めないしぶとさ。
それらが強烈に伝わってくる、命の讃歌です。
ブレイク・ライブリーが、本物のアザだらけ&流血で挑んだ演技も見所。

グース(1996年製作の映画)

3.6

少女の後をついてまわるグースのヒナたちが可愛い!
その後はとグースと少女揃って飛行の猛特訓。
そして本番の渡りは観ていて全力応援したくなりますね。
800km先に待っているものに、わかっていても感動し
>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.8

秘書を務めた女性の回想録が下敷きなので、恐らく事実に近いのでしょう。
誰の声も聞かずに、狂ったように実現不可能な指示を出すヒトラー。
ただ哀れです。
秘書に見せる優しい顔は、本心なのか偽りなのか…
>>続きを読む

ハンター(2011年製作の映画)

3.8

ウィレム・デフォーの魅力満載の作品でした。
無口で仕事に対してはどこまでもクール。
そして女性や子供に対してはさりげなく優しい。
自然と人間の付き合い方についても考えさせる。
良作でした。

フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

4.3

1,930年頃と思われる、回想の場面がとても美しく魅力的です。
そこにはや差別、KKK、DV、LGBTQ。
色々な問題が描かれますが、重くならないから不思議。
ユーモアのセンスで包んでるからでしょうか
>>続きを読む

運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0

鑑賞記録

たった一晩の出来事だけど、面白さが凝縮された緻密なシナリオ。
さすがです。

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.8

日本が江戸時代末期。
ヨーロッパでは気球に乗り、とんでもない高度まで飛んでたとはびっくり!
高所にいるようなゾワる映像も見所です。
科学が冒険だった頃の、ロマン溢れる作品でした。

余談ですが。
鑑賞
>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

パンデミックを扱った作品。
現実に起こりそうな、そんな怖さがあります。
命懸けで挑む医師達が悲壮な姿です。
逆に騒ぎを煽るブロガーの大きな影響力。
これも怖いです。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.6

かなり変わった伝記映画です。
晩年のサッチャー元首相の回想の形なのですが、彼女は認知症。
サッチャー時代を知らないと「はぁ?」かもしれません。
でも鉄の女を演じたM・ストリープの力技で一本!! の作品
>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

鑑賞記録

ふたりの対話がとにかく深かった。
予習してからもう一度観たい。

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

3.8

これはかなり面白いです。
ひとつの事件に関わる様々な人物。
同じ場面をそれぞれ別の視点で何度も繰り返す。
次第に事件の全貌に近づくので目が離せません。

カーチェイスなどアクションも迫力でした。

トスカーナの休日(2003年製作の映画)

3.9

イタリアの風景が綺麗で、すぐにでも旅行に行きたくなる作品です。
ダイアン・レインが演じる主人公が、トスカーナの田舎にどんどん溶け込んでいく。
活き活きしていく。
周囲も幸せになる。

こんな生活が理想
>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

練りに練ったバカバカしいストーリー。
記憶喪失になった香川照之と、裏社会に慣れない堺雅人の意図的な大根ぶり。
笑いどころ満載です。
誰も傷つけないコメディって爽快ですね。

本気でふざけた映画は最高!
>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

4.2

印象的なのは、母親を演じるA・ジョリーの強さと脆さ、双方で揺れる姿。そして当時の警察のずさんな捜査。
腐った組織に腹がたって仕方ありません。
全編を暗い影が覆うような作品に、一筋の希望が見える。

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

初見の時は正直言って壮大な撤退・救出劇、としか思わなかった作品。
でも今度は『ウィンストン・チャーチル』を観たことで、時代背景がわかる。
そしたら「うわ! これ凄い!」にコロっと印象が変わりました。
>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.6

まずはお約束、ゲイリー・オールドマンの変身にびっくり!
そしてチャーチルって、元々カリスマ的指導者と思ってたけど、実は挫折から始まった人だったんだ。
歴史の勉強でした。
この後に『ダンケルク』を観ると
>>続きを読む

ヒーロー 靴をなくした天使(1992年製作の映画)

3.8

ヒーローの男を演じるダスティン・ホフマンがクズ人間なんです。
それが終始一貫しているのが潔い!!
嘘とか偽物とか本来なら嫌な言葉で成り立つ作品。
でも爽快な余韻が残る名作です。

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.6

ニコール・キッドマンに見とれていると、ストーリーに置いてきぼりです。
一国の政権を狙う者達の思惑が複雑に絡む、社会派サスペンス。
登場人物の背景も様々で先が読めないです。

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.8

以前は中世の戦闘シーン以外は、長く退屈に感じました。
でも今ならわかることがある。
フランスの英雄ジャンヌですが、この作品では英雄を疑問視するような描き方がある。

ジャンヌはなぜ戦ったのだろう…

大脱走(1963年製作の映画)

4.2

脱走の手法は史実に沿って再現したそうで 。
特典映像のドキュメンタリーを観ると、その凄さがさらにわかります。
スティーブ・マックイーン主演の印象だけど、登場人物皆が主演です!!
とはいえマックイーンの
>>続きを読む