serinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

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湿気凄そうな密室で男たちが議論を繰り広げるだけ。青年の命がかかってる中「ヤンキースの試合が見たいから」と死刑を選ぶ無関心さに呆れるけど、差別、偏見、コンプレックス…その裏にあるそれぞれの人生が徐々に捲>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

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終身刑を言い渡されたウィリアム・ヘイルは、牢屋の中からオセージ族の”友人”に手紙を書き続けてた。妻でもなく、子どもでもなく、白人のお偉いさん仲間でもない。見ていて哀れだけど、弱い人間のサガかもしれない>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

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ジョン・ウィック狂の友だちとレイトショーで鑑賞。エンドロールで続編あるの!?って思ったんだけど、チャプター4で終わり?ウィックは永眠確定?今回は仕方なく対立する羽目になったケインとウィックがタッグを組>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

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電話越しで「I love you」と言い合う両親は離婚してる。なぜ、愛してるのにふたりは一緒にいないの?と言いたげな表情のソフィー。大人たちは子どもは鈍感で無知だと思い込みがち。自分たちが子どもだった>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.0

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実は娘がパリに行って数年経ってるんじゃないか...とか想像をしてしまう、認知症の恐ろしさ。患者視点の物語は後に引く、しんど。

ウィジャ・シャーク2(2021年製作の映画)

2.0

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地獄で生きる白ビキニのおねえさんがしゃべったシーンが最大の盛り上がりポイント。霊獣たくさんでてきた。人間の半分くらいのサイズしかないチンパンジーとか、半透明のクロコダイルとか。一応、サメ映画を見たはず>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

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フィルマークスの試写会で観覧しました、ありがとうございます。

上映開始までの15分。暇つぶしでフライヤーを読み込んでたおかげで、すんなりと関係性を理解したけど。ジョンがフォーチュンをやめた理由、マイ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

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音楽が良い。初めての経験でも感情が揺さぶられないとき、大人になっちゃったなあって寂しくなるんだけど、その隣で子どもが無邪気に笑ったり泣いたり怒ったりしてるのをみると、それみてるだけで同じ気持ちを味わっ>>続きを読む

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.5

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発展途上国の犠牲の上で成り立つ先進国の豊かな暮らし。劣悪な労働環境を強いる人権問題はさまざまな産業で共通するけれど、少年兵を生み出す仕組みを作ったダイヤモンドが今でも幸せの象徴としてあり続けてるのは違>>続きを読む

ラスト・リクエスト(2017年製作の映画)

-

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看守が死刑囚にかけた言葉には、何かしらの愛が込められていてほしい。たとえその男が15人のも命を奪っていたとしても。

ジョーイ(2020年製作の映画)

-

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ズッキューーーーーン!ひさしぶりに映画からピュアな幸せ感じた。

フローズン・ライター(2011年製作の映画)

3.0

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彰佳が『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』の題名を思い出せずに「小説家が閉じ込められる映画!なんだっけ!」って言ったのをきっかけにググったら出てきたやつ。私たちがつけたキャッチコピーは「精肉工場に閉>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

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予告で期待してたんだけどちゃんと超えてきた。これ実際に一定数のヴィーガンがいるヨーロッパだからこそ作れたんだろう。この映画のいいところって別にヴィーガン批判をしてるわけじゃないし、ヴィーガン嫌悪からく>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

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『風立ちぬ』を作った宮崎駿監督が「紙と鉛筆とフィルムの時代の最後の50年にいることが幸運だ」とスピーチしてたのを見て宮崎駿のジブリ映画は終わるんだって思ったんだけど、間も無く若手のクリエーターがパソコ>>続きを読む

プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

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原作の著作権が切れたとはいえ、1番手に出てきたのがこれはもったいない。せっかくホラーにするなら、まことしやかに囁かれてる噂(https://www.axcis.co.uk/blog/articles/>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.0

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舐めて先を尖らせるだけで、ちょちょッと悪い子の首にぶっ刺させるからクリスマスキャンディはチュッパチャプスではなくキャンディケイン一択に限る。これはデヴィッド・ハーバー演じるサンタ・クロースが教えてくれ>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

4.5

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「アスレチックでミラクルを起こしたGMの半生を描くストーリーを映画化します!」ってのは大義名分で、実は最後のマイナーリーグのHRを観客見せたくてこの映画を作ったのでは?と思うほど、ファーストベースにし>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

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恒例の初日鑑賞 avec Kana。やっぱりキングダムは劇場でみると魅力増し増し。飛信隊で将軍の首を狙うシンは『RRR』で警棒片手にひとりのターゲットを捕まえるために吠えて暴徒化した大群の中に突っ込む>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.8

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この物語、コルムにとって「終わりのない悲劇のはじまり」で幕を閉じた超絶バッドエンド。それでもこの映画をまた見たくなると思う。自分は、誰と友だちになるか自分で選べて、嫌いになればコルムのように最大限気を>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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恥ずかしいけど、正直にいいます。よく分かりませんでした。また機会があれば。

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

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いや...だってさ。YouTube開いたら、ザ・ロックに向かって中指立ててるアルビノのゴリラのサムネイルが出てくるんだもん。スルーできるわけないじゃん、そりゃ見ますよ。
https://youtu.b
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

-

ドキュメンタリーなのでフィルマークスの評価はつけないけど、文句なしの★5ですね。(昨日・今日とエンジェルスが地区1位のレンジャーズに2勝してるからなおさら盛り上がってる)

WBCで日本が優勝できたの
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カルメンという名の女(1983年製作の映画)

4.0

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突き刺すような「peut être(たぶんね)」が頭から離れない。あんな風に煽り倒してみたいけど、あそこまでの自信過剰さは持ち合わせてないから、ゴダール映画を見て胸焼けする程度で十分か。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.5

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トムの大勝利と見せかけ、トムを演じるアラン・ドロンのサービスショットと見せかけ、最後の最後でやってくれるじゃん。映画はエンドロールがはじまる1秒前までサプライズを与えてくれるものだってこと忘れたらだめ>>続きを読む

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.8

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唯一全球団の永久欠番「42」を背負ったジャッキー・ロビンソン。白人のチームメイトが「一緒にシャワー浴びようぜ」って声かけるシーンが震えた。当たり前であるべきだけど絶対にありえなかった時代に人を変えたロ>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

人情溢れる描き方は『ターミナル』と同じ温度感。父親の死をフライト中に聞かされたフランクは、トイレに駆け込んで鏡に映る自分を見つめながら、赤ワインで汚れたカーペットの上で、音楽に乗って踊る両親を思い出し>>続きを読む

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.5

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過去を変えると悲劇が起きるから、いろいろ試した結果、自己犠牲をとるか、過去と同じ運命を辿るかの2択になりがちだけど、しっかりと温もりのあるハッピーエンドで終わった。深夜1時とかに見始めたから途中の記憶>>続きを読む

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.0

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設置された複数の防犯カメラが、良い味出してるね。ドキドキ・ハラハラが楽しめるのは、ガス中毒にさせようとする泥棒に対して、点火棒使って対抗したシーンあたりがピーク。最後の最後でおじちゃん捕まったか。死ぬ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

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インド独立運動で実在した英雄ふたりの友情物語。なんだかんだ“この手”のインド映画は初見だったから、序盤から超人パワー炸裂で圧倒された。ラーマは同胞を容赦なく吊し上げて、四面楚歌の状況でも平気で生還する>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

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地球を救うヒーローは、人間だけを助けたりしない。ピーター・クイル、死んだかと思いました。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

得体の知れない神に従う日本兵。神を悪魔と叫ぶ英国捕虜。ここまで冷徹なヨノイがたったひとりでも「生きてほしい」と思える人間に出会っている事実が救いだった。でも日本人じゃなければこの男を見て、ホッとするこ>>続きを読む

ミー・タイム(2022年製作の映画)

3.0

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ケヴィン・ハートがあばれてるだけ。コイツのファンが1回見てガハハーって笑って満足しておわり。ちゃっかりジミー・ヤン出てた。

ファザーフッド(2021年製作の映画)

3.0

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おてんば娘・マディかわいいなあ。

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ジミー・O・ヤンが出てるから見た。公開当時、オールアジア人で話題になってたのは知ってたけど、ストーリーはごく普通のラブコメ。

中国要素が強いけど、全編の節々からシンガポールの景気の良さを感じる映画だ
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ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)

2.0

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『ディープ・ブルー』は最高のサメ映画だから低評価と分かってても観たかったんだけど、開始3分くらいにサメの大群が整列しながら襲ってくる絵面でちょい萎え。そして、登場するサメは置物です。生き生きとしてませ>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルにならって、鑑賞してしばらく経ってから思い出してレビュー書こうと思ったら、ほとんど覚えてない。いい映画だーって感じた記憶はなんだったんだろう。RRRやスラダンやキャッチミーイフユーキャンや、い>>続きを読む