serinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

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ディカプリオ天才、鳥肌。ママがアーニーをサンシャインって呼んでたけど、本当にサンシャインそのものだなあ。お父さんが自殺したことで家庭内は大きく変わってしまって、その理由が明かされてないけど、少なからず>>続きを読む

メイド・イン・USA(1967年製作の映画)

4.0

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陰謀とか革命とかそういうことに生きがいを感じるフランス人は、口癖のように「自由」を語るけど、根本的な部分を履き違えてるような。あえてイージーモードを避けてるようなおフランチたちが好き。大いなる芝居で生>>続きを読む

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

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なんでこんなに謝ってんの。てかハイボール缶ポイ捨てしてるじゃん、こんなのをエモ演出に使うな、萎えた。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

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「朝焼け来るなー!」なんて思ったことがない超朝型人間。経験はないけど、めっちゃ分かる。そして、二人がお互いを大好きで、良い時間を過ごしてたのも分かる。機械的な日々の中で突如起きたアクシデントが、残虐だ>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.0

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製薬会社による倫理を無視した治験をテーマにしたコンセプトおもしろすぎる。ただ、何にも盛り上がらなくてびっくり。中弛みする映画とかよくあるけど、真逆だね。退屈する間も無く展開が進むから釘付け。だけど、不>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

4.5

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痛すぎてほとんど手の感覚なかったけど、サメ映画の中でもトップクラスに好きだ。目の前にビーチがあるからこそ、助かる見込みがあるのがいい。これが大海原なら、死ぬ覚悟できるけど、絶望の中にちょっとだけ希望を>>続きを読む

(2007年製作の映画)

3.0

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ドランって幼少期に両親が離婚してたり、親を尊敬しろって言われてもよく分からないって言ったり、ドラン映画からも親へのコンプレックスが感じられるシーンが多かった印象。でもさ、このショートフィルムで、幸せそ>>続きを読む

モーリス(1987年製作の映画)

3.5

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1910年代の英国。「ジェントルマン(紳士)」という言葉で制圧される「男らしさ」に葛藤するモーリスとクライヴ。クライヴが身勝手なようだけど、結末を知ると、あまりにも悲劇だから安易に責められない。正直、>>続きを読む

プレイタイム(1967年製作の映画)

4.5

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単色の内装とファッションが映る中で、度々、派手めの毛布とか華やかな花束が好き。おならみたいなエラー音がツボ。面接待ちの椅子のシーンを一生やっててほしい。やっぱりジャック・タチの近代描写が、60年代に絞>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

4.0

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ソニアのイカれ具合なんなの。ソニア様様!もはやソニアに殺されたい!

突然、モーガン・フリーマンが出てきちゃっう中盤も、3人が家族になっちゃうオチまで最高で、映画館で迫力のある映像観れたのは嬉しい反面
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.5

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まさか2部構成とはつゆ知らず、大きなスクリーンでは、2作目を大きなスクリーンで観てしまった。速攻でネトフリ開くよね。そしたら、完全に「ここ、もっと笑えた箇所じゃん!」っていう答え合わせ鑑賞になってしま>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

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クリスティンは、レディ・バードになりたかった。でも、レディ・バードよりクリスティンの方が魅力的で多くの人から愛されるってことに気づいた少女の成長。母親と口論になった結果、車から身を投げ出すクレイジーな>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.8

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音響怖い。たまたまコンクリート壁で暖色照明しかないホテルに一人で泊まってる時に観たけど、そこらへんのホラー映画より不気味で怖かった。普通に震えながら観てた。イラッとした時の延長線上にある「過剰な感情」>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.0

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ショートリベンジスリラー。シンプルで分かり易いけどステレオタイプの押し付け感が…。無知ですみません。意味のなさないおやじ狩りと同じ感覚でボコったの?全身真っ黒タトゥーで仕返しをするパフォーマンスを見せ>>続きを読む

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.5

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「もう1回観たくなる」って映画はワンサカあるけど、結局すぐに見返す映画ってほんと一握りだと思うんだ。で『ドニー・ダーコ』は、その一握りに部類される映画だった。1回目は、コージーな音楽に、カオスな世界観>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.8

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人の心に残る名作として語り継がれてる理由がよく分かる。いつ誰と観るかでこの映画の魅力は何倍にも膨れ上がる!物語の最後には終止符が必要だよ、ふたりで力強く打ちこんだ終止符が気持ちいい余韻の変わった。声出>>続きを読む

ファディリ・カマラのユーモアセンスはピカイチ(2019年製作の映画)

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Je suis Michel Obama!!!さいこうです。新たなスタンドアップコメディアンみーけ。トレバーノア、メイマーティンに続くお気に入り。(コメディだから評価なし)

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

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コウモリなのに空飛ぶの下手だったり、興奮して味方にもファイトポーズ取ったり、シリアスと言いながらも、笑った。

ラストやばい。「少なければ少ないほどかちがあるものなーんだ」は、あれ絶対バリー・コーガン
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背の高い男は幸せ?(2013年製作の映画)

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結構前に見て、言ってること難しすぎてポカンだった映画。今見たら変わるかな、どっかのミニシアター上映してほしい。

スイミング・プール(2003年製作の映画)

4.9

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フランス映画が醸し出す独特の狂気性が詰まってる。ちょっとしたヒューマン・ドラマかなと思ったら思いっきりミステリーで、スリラー要素まで含まれる。とにかく主人公のイギリス人作家が狂ってる(ように見える)。>>続きを読む

フランス組曲(2015年製作の映画)

3.8

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プーチンの暴走が起きてる今、冒頭でドイツ軍が民間人に向かって無差別に爆撃するシーンは、キツかったな。

戦火の恋とピアノ共鳴は、相性抜群。希望の見えないロマンス映画、久しぶりに見たけど、感傷的な気分に
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

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「マーリン」を愛する私からすると、今回のマーリンも魅力が爆発してて、もっともっと惚れ込んじゃった。残虐×紳士っていう絶妙なミスマッチ感が好きだった。ファースト・エージェントは、キングスマンぽさがあんま>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

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黒沢清1作目

「私は、狂ってない。でも、それがこの国では、狂っているということなのです。」的なセリフに痺れた。浮世離れした男は、妻までも利用するのかと思ったら、全てが計画だった。聡子は、お屋敷に残さ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

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彰佳おすすめの映画!

アレックス・ロウザーがフランス語しゃべってるだけで十分なんだけど…。ミステリーは、分かる。でもなんでホラー?と思ったら、筋書きが完全ホラーだった。私は、映画館とかで海外の映画を
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.5

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何気なくリメイクがある話をおばあちゃんにしたら「こんな映画は初めてで衝撃的でとってもトニーがかっこよかったの!」って大絶賛してて一緒に観た。当時の映画館は座席指定じゃないし、スクリーンの扉開いたら、一>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

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パラサイト呼びされて怒っちゃうヴェノムがかわいい、憎めないなあ。『ナイトクルーラー』のポンコツが立派な悪党に成長してた。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.5

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エイドリアン・ブロディが好きって言ったら、友達がおすすめしてくれた映画。完全に、エイドリアン・ブロディに魅せられた。

何で生き抜こうとできるんだよって思っちゃう。家族が列車に乗せられて帰らぬ場所へ向
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

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岡田将生演じるクズ男・高槻以外、人間味を感じられないくらいに常に小説の綴り口調だった。理由が欲しくてたまらない人間。あの世に天国とか地獄ないんだろうけど、信じちゃうのと同じように、この世の出来事には何>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

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え、最高。フーザファックアーユー?ミー?アーン、ノバディ!!めちゃくちゃジョンウィック。久しぶりに下品で悪趣味なバイオレンスシーン見た。

朝食と朝寝坊と中庭の散歩ができる老後より良いものがあったりす
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

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キツネリス・テトみたいな子ネズミ、王蟲みたいな砂虫、メーヴェみたいな乗り物、マスクなしで生きられない世界と保水シーツなしで生きられない惑星、ナウシカみたい〜〜って思ったら原作が影響与えてることを知って>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

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スパイダーマン第一弾も、アメージングシリーズもアニメーションのスパイダーバースも全部の糸が大集結して巣と化した。スパイダーマンって悲しい結末ばかりなのに、アベンジャーズのスパイダーマンは、調子いいなあ>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5

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シビルウォー飛ばしたせいで、スパイダーマンがジャンク扱いされてるところから話はじまった。笑

無邪気なピーター・パーカー、生身の人間としてのバイタリティ高すぎる。トムホじゃなかったらイライラしてたかも
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.0

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フランス版チャップリンと言ったら怒られちゃうかな。モダンな新築のお家では、音割れしたブザーと来客が来た時だけオンにする魚の噴水の水に音だけ。対して、ユロ叔父さんが生活する街では、人間たちが奏でる雑音が>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.0

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ユロ叔父さんのアパートが出てきたと思ったらそっくりそのまま階段を登って行くんだもん。ジャック・タチ監督を意識しまくりなアンダーソン監督。フランス映画好きとしてはたまらない。

ルシンダ。40年後は、今
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

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ある程度覚悟して観たけど、キモすぎて途中やめて2日間かけて観た。映画館で観なくてよかった。でも、全人類観ておくべき。

ここで登場する性的搾取の加害者を「男」として類いしたくないんだよね。ただの「犯罪
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アラジン(2019年製作の映画)

3.5

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友達に勧められて再鑑賞。

アラジンがバク転したり、ジャスミンがコテコテダンス踊ったりツッコミまくり。スピーチレスは、アニメーション超えて感動した。