ルミエーさんの映画レビュー・感想・評価

ルミエー

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あくまで自分のための備忘録的レビューですので、あしからず。 記憶力が落ちてきて哀しいので、このアプリ使ってみました。

映画(167)
ドラマ(0)

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.8

冒頭のスーパーマーケットの爆破シーンの見事さ、これでもう参りました。
その鳥肌ものの緊張感が終始120分持続する。
何者、この監督!?
マイケル・マン超えて行くんじゃない。
素晴らしいインパクトをあり
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

2.0

クストリッツィアもデビュー当時から一貫してこの世界観を描き続けてるが、さすがに自家中毒というか、ほとんどもう自分の為に作ってるよね。
更に今作は自分が主演して、そのヒロインにお気に入りのモニカベルッチ
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.5

何の不満のない見事な作品。
オゾン監督も円熟味を増してきた感。
カラーパートとモノクロパートの使い分けも初めはあざといなぁと思いもしたが、やはりモノクロならではの良さを実感させられる。
マネの絵の前で
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

1.0

あんまり軽々しく成瀬やエリセの映画を出して欲しくないんだが…そこまでの覚悟のある作品でもなかろうに。
劇中で数十秒流れるエルスールの映像の美しさだけでもう完全に吹っ飛ばされてるよ、この作品自体が。
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ポルト(2016年製作の映画)

4.0

ラストタンゴ・イン・ポルト

ポルトのカフェとアパートの一室で男女が恋に落ちていく。
3部構成の最後のパートはまぁ素晴らしいです。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

-

大根監督、モテキを頂点に未だ下降中。
モテキは奇跡の一作だったのか…
当然、オリジナル版サニーも超えられず。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.0

岡崎京子の90sのちょっと過激なガールポップカルチャーのエッセンスを現代を舞台にってことですね。
既視感のある映像ではあるがセンス良くまとめてるとは思った。
なんか園子温が好きそうな題材だな〜って思い
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

2.0

門脇麦ちゃんの一番のハマリ役かな、彼女の等身大ぽくて。
麦ちゃんの過去作全てを見てる訳でないが。
作品は若松監督オマージュなので若松作品やATG作品が好きな方には十分楽しめるよ。

ジュリアン(2017年製作の映画)

1.5

このテーマはダルデンヌ兄弟がさんざん描いてきたでしょうに、しかも遥かに良質の作品で。
さらに作風も極似。
元夫も最後までただの薄っぺらいDV男として描いてるのも作劇としてどうなの?

これにヴェネツィ
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悪党に粛清を(2014年製作の映画)

2.5

ミケルセンが西部劇やりたいのはよく分かる、でもまぁちょっと陰惨すぎるかな、話も画面も。
もう少しエンターテイメント寄りにして欲しかったね。
最後の10分はやっと活劇となりそれなりに楽しめたが。
ペイル
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

-

ほとんど世にも奇妙な物語レベルやね。
後半の演者のオーバーアクトっぷりにただただ興冷め。
この監督も終わりかな、まぁ脚本の幼稚さのせいもあるが。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

どこまでも無垢な黒木華が東京の闇に引きずり込まれる冒険譚。
闇へと導く道先案内人を飄々と演じる綾野剛もハマってる。
岩井俊二と黒木華のスウィートさとビターな話の意外なマッチングの妙。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

「万引き家族」と同じく先進国での貧困層の現実を描いた作品ではあるが、断然こちら推し。
あざとさなど微塵もなく子供たちの演技にしても本当にスーパーナチュラル。
いかにも賞狙いの下心が感じられた「万引き家
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

人種差別問題を絡めた作品と思わせておいての実はオカルト映画という仕掛け。
いかにもユニバーサル映画的題材で嬉しくもあったが。
どうせならオカルト部分でもう少し遊んで欲しかったな、メイドや父親なんかで、
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

5.0

3時間ずっとキューブリックと脳内シンクロでき、ひたすら多幸感に浸れる。
キューブリックで1本選ぶなら、断然これ。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.4

菜奈フェチにはとりあえず満足の作品。
あとオッサンにはなかなか嬉しい展開やね、ラストも(笑)
ほぼ全編、小松菜奈の写ってる画面だけど余裕で堪えられるね☆
小松菜奈のいろんなコスも楽しめるし。
(高校制
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.3

この映画には日本映画が受け継がなければならなかったものが詰まってます。
市川、相米、そして黒澤のDNAを感じさせてくれるシーンの連続。
感心と同時に嫉妬を感じながら堪能した。

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

4.0

ちょっと恐ろしいものを見せつけられた。
障害者の性(セックス)とかそんな生易しいものじゃなく、パンドラの箱の中身を見せられた感じ、それも淡々と…

ミルドレッド・ピアース(1945年製作の映画)

3.5

影を効果的に使いながら画面が素晴らしく安定してて見てて気持ちいい。
クロフォードの風格、キレのある演出も良かった。
マイケル・カーティスで今見るなら甘過ぎるカラブランカよりもこっちの方が断然面白い。

逃走迷路(1942年製作の映画)

3.5

自由の女神をそんな風に使うとは!
それだけの映画なのかもしれないが、やはり素晴らしい。

限りなき追跡(1953年製作の映画)

3.5

ラオール・ウォルシュの作品としてはほとんど評価されてないような作品にすぎないのだが、いざ見てみると…これがかなり楽しめること!
恥ずかしながらウォルシュ作品をあまり見てこなかったことを後悔させてくれる
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馬と呼ばれた男(1969年製作の映画)

2.0

リチャード・ハリスがただただ逞しい。体を張っています。

気のいい女たち(1960年製作の映画)

4.5

とにかく終始すべての画面が素晴らし過ぎる。官能的な手持ちカメラによる撮影、演技してるのがウソのような四人のパリジェンヌのあまりの自然な身振り、夜のパリの街の美しさ…
撮影監督アンリ・ドカエの最高の仕事
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恋愛だけじゃダメかしら?(2012年製作の映画)

3.5

スクリューボールコメディのDNAをしっかり受け継いでると言ったら誉めすぎかもしれませんが、なかなか楽しい作品となってます。
妻にひたすら気を使ってるパパサークルの連中の可愛さがかなりツボにはまります。

シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

4.5

本人の知らないところでこんな奇跡のような事がおきていようとは!奇跡が起こってる瞬間を見事なまでに追体験させてくれます、ドキュメンタリーならではの衝撃。後半は涙なくしては見られません。

麗しき日々(2013年製作の映画)

2.5

何かを得れば何かを失う、特に恋愛においては

フランス映画の大好きな題材。
ファニー・アルダンもいい年になったなぁ…

ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.5

美しいとかリアルとか、そんなものを越えたまさに圧倒的なまでの映像叙事詩。凄いものを見せつけられました。ポール・トーマス・アンダーソンの到達点。
フィリップ・シーモアを失ったポール・トーマス・アンダーソ
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

4.0

神も見捨てたこの世の最果てのような場所に暮らす父と娘。こんな場所で半身不随の老いた父の世話をするだけの日々を送るもう若くはない娘。血の繋がりとは何と厄介なことかとも思ったが…実は…。

CGなんかじゃ
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ダークホース リア獣エイブの恋(2011年製作の映画)

3.5

かなり屈折してどこまでも救いのない話なのに何故か清々しい。
クリストファー・ウオーケン,ミア・ファローという豪華な脇役が実にいい味出してます。

刑事マディガン(1967年製作の映画)

4.0


脚本、キャスティング、撮影、全て見事なまでにドンらしい作品。少しの無駄もなく物語が展開していく気持ちよさ。タイトルバックが出るまでのオープニングには痺れました。

櫻の園 -さくらのその-(2008年製作の映画)

1.5

旧作「櫻の園」ファンに若干の目配せしてるようなシーンはあるものの若手アイドルのプロモーションビデオのレベルに留まってる。中原俊が本気で作ってないことを願いたい出来。

アリス(1988年製作の映画)

4.0

ディズニーのアリスもなかなか奇妙な映画でしたがこの「アリス」は更に衝撃的に奇妙!


エロカワならぬグロカワ(笑)
病的なまでに拘ったディテールと予想を遥かに越えてくれる悪夢のような展開に笑いと快感を
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

2.5

手堅くまとまった作品。エンターテイメントと 社会派映画のバランスを上手く取りながらも、やや中途半端に終わった印象。

恐怖と欲望(1953年製作の映画)

3.5

キューブリックの幻のデビュー作だが人間の狂気を描いた知的でニヒリステックな視点やフォトジェニックな拘った画面などキューブリックの本質が詰まってる。やっぱり天才の作品。

ヒッチコック(2012年製作の映画)

2.0

どちらかというと妻アルマの話の方が面白くなってる。
ヒッチコックの偉大さを知るには優れたヒッチコック本があるので、それを読んだ方がいいでしょう。