Luuさんの映画レビュー・感想・評価

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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

戦争という凄惨な現実に対比するように子供の感性は瑞々しく、それがコントラストになっていて中盤からずっと苦しかった。
ライフイズビューティフルを彷彿するような美しさ、哀しさがあった。

登場人物みんな一
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

ギジョンが逆流する便器の上で煙草を吸うシーンに全部詰まってた。そこには怒りも悲しみもなくて、諦念にも思えるような雰囲気しか無かった。あの姿にめちゃくちゃ痺れた。

あ〜、何を書いてもネタバレになりそう
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.3

北欧カラーのミュージカルホラー。
美しすぎる高身長で真っ白なヤーコブくんがどこまでもクズなベーシストでグッときた…この血なまぐさい人魚姫の物語によりリアリティを付けてくれた感じがある。

ただやっぱり
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

陽気で不気味なディストピア!こんな狂った映画を今まで知らなかっただなんて!何かもう、熱出たときに見る夢を2時間半流され続けてる感じ。そんな混沌とした世界なもんだから、正義の味方・忍者デニーロが登場する>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.0

あーーー、主人公とマーシャにイライラしすぎて何回か観るの諦めそうになってしまった。主人公なんかより「私もただの弱い人間だ」とこぼしたジェリーに同情してしまうよ。だからあのラストも後味悪かった。

自分
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.5

映画を超えて芸術の域に達している…。見始めは「こんな美しい映像、音楽を映画館の大スクリーンで味わえないなんて!」と思ってたけど中盤から「いやもうこのPCのスクリーンで十分だわ…気狂いそう…宇宙こわい…>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.8

誰も傷つけたくないのに傷つけてしまうエドワードがただただ切なくて愛しくてもう…エドワードが泣きそうな顔になるたびめいっぱい抱きしめてあげたくなってしまった。母性本能がザワザワする映画。

ポップでカラ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

演出のこだわりが細部まで凄い。アーサーの目の輝き、ダンス、スーツの鮮やかさがラストに向かってどんどん変わっていく。比喩ではない。1回の鑑賞では足りず2回目も行ってしまった。

本作はヒースジョーカーと
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9

おっさんピカチュウ、よちよちフシギダネ、もふもふガーディ、もう、全部全部かわいい!

どのポケモンもとても素敵に映像化されていて、製作陣たちのポケモンに対するリスペクトを感じると共に、子供のころポケモ
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.9

メリーポピンズの魔法は美しい童心であり、大人へなるにつれて色々な気持ちを忘れてしまった私たちへのメッセージでもある。

初のディズニー映画でしたが、本当にキラキラしていて多幸感で思わず泣いてしまいまし
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バルバラ ~セーヌの黒いバラ~(2017年製作の映画)

2.7

予備知識があればもっと楽しめたのだろうか…何がなんだか分からないまま物語が進み、そして終わってしまった…

スクリーンに映し出される一人の女性が、バルバラかはたまた主役の女優なのか、その境界がどんどん
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

フレディ役なんて世界中どこ探してもフレディにしか出来ないでしょ?何言ってるの?

…と思いつつもちゃっかりIMAXで鑑賞しましたが

うわああああごめんなさい。
号泣。魂が震えました。
息も忘れるよう
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.7

主演少女の、子供ならではの瑞々しい感性に胸を撃たれ終盤は涙がぽろぽろ溢れた。そして死にたがりスタントマンも哀愁漂う色男で、観ていてうっとり…

二人とも、そんな演技をそれぞれ自然にやってのけてしまって
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.6

まず………………
邦題をつけた人はおバカなの?!こんなタイトルつけちゃダメだろ?!
鑑賞後思い切りツッコんでしまいました。
もし全然違う邦題だったら、巨人の正体を知った時もっと心を揺さぶられていたし評
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

ヘプバーンのどこか哀愁ある佇まいには彼女の今までの壮絶な人生や生き様、人柄が滲み出ていて、57年経った今も唯一無二の存在感が溢れてる。品を備えているが、女性としての芯の強さも感じる。もうこんな女優は出>>続きを読む

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.9

奇妙なカメラアングル、壊れたコーヒーメーカー、夕焼けのなか給水塔へ向かって飛んで行くブーメラン、そこに流れる気怠げな時間がなぜか心地よかった。

赤ちゃんやブレンダの娘に対するヤスミンの接し方を見て、
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

そうそうそう、十代の頃ってこんな感じにナイーブで、多感で、無鉄砲だったなぁ。って胸の奥がきゅっとする作品だった。家族、恋愛、進路、友達、すべてに当てはまらなくても、誰もがひとつは経験したことあるような>>続きを読む

アーティスト(2011年製作の映画)

4.6

この白黒映画は無駄をそぎ落とし、必要最低限のセリフしか劇中には表示されない、それ以外はなにを喋っているのか明確なものは分からない、なのに登場人物たちの楽しい、嬉しい、哀しい、愛してる、そんな心情が伝わ>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

マイノリティを受け入れ自分に正直に生きているイライザとイライザをとりまく登場人物たちに対し、悪党・ストリックランドは狂人に見えて、実はマジョリティの中で苦しむ哀愁漂う男だったのが非常に対照的でとても良>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.5

あのキスはサラとしてのキスであり、ハンクとしてのキスであり、生きるためのキスだった。今まで観た映画の中で一番心を射抜かれる美しいキスシーンだった。

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.5

90年代夏、香港返還前の雑踏と熱狂。流れてくる夢中人。妖精のように自由奔放に舞うフェイ・ウォン。すべての景色が夢のよう。あぁそれを『恋する惑星』だなんて、なんてロマンチックで秀逸な邦題。

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.0

あぁ!夏が来ると毎年観たくなる。カラフルな洋服、キラキラと眩しい音楽、様々な人間模様があちこちで踊るフランスの港町。いつまで経っても宝物のような映画。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.9

男娼しながらも帰る場所があり自由奔放に生きている良家の子息スコットと、帰る場所もなく日々飢えをしのぐために男娼をする繊細で儚いマイクが非常に対照的。

焚火のシーンで、マイクがあらゆる葛藤のなか絞り出
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