深谷守さんの映画レビュー・感想・評価

深谷守

深谷守

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Darc/ダーク(2018年製作の映画)

2.0

かなり大味のヤクザ映画。さすがハリウッド。Netflixにて鑑賞。
作られて3年ほど経った作品のようだが、公開に至らなかったのも当然とうなづける。
Netflixはこのような塩漬け作品をどんどんと買い
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

割と原作を忠実に映画化した作品。
広島が舞台だし、原作者がファンということもあって「仁義なき戦い」との比較で語られることの多い作品だが、ちょっとベクトルは違っている。
「仁義なき戦い」ほどのアナーキー
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.0

前は上の子が毎年楽しみにしていて一緒に観に行っていた。
やがて本格ミステリを読むようになって物足りなくなったのか、ある都市からパタリと足が遠ざかってしまっていた。
そして今年、下の子がぜひ観に行きたい
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

なかなかなイヤミスである原作をうまく脚色した作品。脚色のうまさと共に役者の演技のレベルが高いので、全く疑問を持たずに観られてしまう。
良く考えると根本のところに大きな無理があるのだが、それが気にならな
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

メキシコの「死者の日」を題材にしたディズニー・ピクサー作品。
CGを120パーセントのパワーで使いこなす製作陣の技術も素晴らしいが、なんと言っても素晴らしいのは脚本の力。グローバルマーケットに通用する
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.5

一作目に引き続き再見。
続けてみると、いろいろあるもののきちんとストーリーのつじつま合わせが行われていることに驚く。ちょっとした伏線が細かく回収されて行く。
描かれるのは、任侠でまっすぐにしか生きられ
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.5

ゴールデンウィークということで第一作を再見。
さすがに古さは隠せないものの、荒削りながらよくできた一作であることは間違いない。
もちろんバイオレンスシーンが売り物ではあるが、それは本質ではない。任侠に
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成的作品。
とにかくマーベルのヒーローたちが総出演だ。特に事前の予備知識なしで観に行ったので、次から次へと現れるヒーローたちに驚かされる。
そしてラストがあま
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

チャーチルの功績をリアルに描いた作品。本当は小心者で勇気に欠けるチャーチルが、いかにドイツ・ナチスと戦ったのかがよくわかる。
結局は小心は細心の言い換えであり、慎重は戦略的の言い換えに等しい。
ゲイリ
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

2.0

原作を読んだ時にはここまで違和感を感じなかったが、ストーリーがあまりにも偶然に頼りすぎていることにガッカリ。小説だとその辺りがあまり気にならないが、映像となると実際の風景になってしまうので、無理やりな>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.5

あまり世評は良くないようだが、なかなか楽しめた一作。
相変わらずGAIJUとロボットが戦うだけの映画だが、全編すごいCGが見られて、中国資本の凄まじさを感じられるというところで色々と勉強になる一作。
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.0

Netflixで観たサイコパス的「ホーム・アローン」
とにかく嫌な気持ちになれることだけは確か。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

フリーの演出家が「ものすこく良かった」と勧めてくれた作品。
ストーリーはありふれたものでしかないが、音楽、ダンス、照明、カメラワーク、役者のパフォーマンスなど全てにおいてパーフェクトな作品。
しかも観
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.5

なんだ、この映画は。
死体は喋るし、おならでジェット推進するし、とにかくハチャメチャ。ファンタジーだけど、ちょっと乗り切れなかった。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.5

クリント・イーストウッドの実話映画。
100パーセントのノンフィクションではないけれども、極力脚色を排除し、ドラマ性を排除し、本人が演じるということで演出も排除し、あらゆる要素を排除して残ったのがこの
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

1.5

原作の漫画はそれなりに面白かったので期待して観たものの、iMacの小さい画面で十分だった作品。
サブカルを題材にしながらサブカルを肯定しないあたりはいい。
そして水原希子を楽しむ映画ってこと。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

色々なアニメに漫画、ゲームのキャラクターをごちゃ混ぜにして作られた夢のおもちゃ箱映画。トランプ政権を危惧して「ペンタゴン・ペーパーズ」を作りながら、一方でこんなエンタテインメントの極みのような映画を作>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

今更ながら鑑賞。
普段仕事で色々な番組の企画書を見ているが、ヘンなテイストの番組の企画書を通すことは難しい。自分が面白いと思ってもそこには絶対に反対する人がいて、しかもそちらの方が多数。本当は1人が1
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.5

アメコミ好きに子供の希望で観に行ったが、これがなかなかの拾い物。アメリカの抱える差別や偏見の黒歴史を反省する作品だ。アクションはけっこう雑めだが、物語がよくできている。
今のアメリカ映画は、まずはダイ
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

2.5

Netflixオリジナル映画。
戦後の大阪を舞台にしたヤクザ映画。しかも監督はデンマーク人。浅野忠信や大森朋、椎名桔平、田中泯なども出演していて、ものすごく無国籍な感じ。しかしストーリーは、義理に生き
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ベンジェンス -復讐の自省録-(2017年製作の映画)

3.5

ブルガリア産の珍しい一作。
復讐譚だが、さすがに動機には無理がありすぎ。ただ独特の雰囲気にはちょっと見応えを感じる。

彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

4.0

震災の時、今日は昨日と地続きの未来であるけれども、明日は必ずしも今日と地続きの未来ではないと感じた。震災という天災と原発事故という人災が同時に起きた不幸な出来事は、日本の中に空白の土地を作ってしまった>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

病めるアメリカシリーズの一作。
設定は知っていたが、ストーリー展開は全く知らずに観に行ったので、あまりのぶっ飛んだ展開に驚いたが、それもこれも病めるアメリカならではということ。
四方八方に展開させてス
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.0

ラストには度肝を抜かれる、色々な意味で。
とにかく金のかけ方はハンパない。
映画館で公開できなかったことも納得のストーリー。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

何も考えずに観られれば結構楽しめる一作。アメリカで大ヒットしたというのも納得。
最初のうちは誰が誰だかよくわからないが、徐々にはっきりしてくるあたりはさすがの脚本。

ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

1.0

劇場公開しても制作費が回収できない映画をビデオスルーでリクープしていくというのが従来の手法であったが、配信に販売して「配信オリジナル」として公開していくという新しいビジネスモデルが散見される。
つまり
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マンハント(2018年製作の映画)

2.0

ジョン・ウーの新作ということで期待して観たが、なかなかの珍作。
ここまでチープに映画を作るというのもなかなか。
ちゃんと鳩が飛んだり、台詞で「A Better Tomorrow」と言わせてみたり、マジ
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劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄(2014年製作の映画)

1.0

ついつい観てしまったことを後悔。
つまらない上に不快で不安になる。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

5.0

今年観るアメリカ映画は、「デトロイト」にしろ、この「ペンタゴン・ペーパーズ」にしろ、トランプ政権誕生によって生まれたアメリカの贖罪の意識の存在を強く感じさせられる。果たして今のアメリカは本当に正しいア>>続きを読む

グリーンルーム(2015年製作の映画)

2.0

ネオナチvsパンクバンドという構図はなかなかいいが、ストーリーが残念すぎ。

東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

1.5

漫画原作の特撮映画。
上手く作ればグローバルでも通用しそうな原作を全く生かせていない。そもそもの世界観や設定を知らなければ理解できないストーリー展開、全く描けていない人間描写。肝心のCGもかなりチープ
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.5

原作は大ヒットベストセラー。
しかし読んだ時にはあまりに陳腐なストーリーに呆れ果てた。
それが映画化ということで全く期待していなかったし、数多あるどうでもいいようなラブコメ軍の一作と思っていた。
しか
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デトロイト(2017年製作の映画)

5.0

今年一番(と言ってもまだほとんど観ていないが)の傑作。さすがキャラリン・ビグローと唸らされる一作。
アメリカは過去の虐待、差別、暴力を反省しながら生きている国だということを痛いほど実感させてくれる。実
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

1.5

「男の半径15メートル以内に入ると死ぬ」という設定は秀逸。
しかし死なない人物が現れ、そもそもそんなことになって止まった原因が暴かれていく・・・というあたりからトンデモ展開に。
広げに広げた風呂敷は全
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

2.5

中村文則の原作は未読のまま観に行ったが、残念ながら2/3あたりで全体の構造は完全に読み切れてしまった。この手のミステリーは展開やトリックがわかってしまうと途端に色あせて、つまらなくなってしまう。
伏線
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昼顔(2017年製作の映画)

3.5

テレビドラマの映画完結編。
なかなかうまい作りで見せられる。
ある人から勧められて観たが、確かに女性に気持ちにきちんとリーチする作品だ。