Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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オアシス(2002年製作の映画)

3.8

様々な部類の衝撃を受ける作品。

発達障害のジョンドゥと身体障害のコンジュが出逢いどうしようもないほどの愛を知り、日々の生活が光り輝いていくとゆう、そんな物語の中に障害者への差別、社会の闇、家族の薄情
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.7

北朝鮮の偽装家族スパイ。
潜入した先は、何かと揉め事が多い家族の隣の家。初めは距離をとっていた偽装家族スパイ達だったが交流していくうちに心を許していき、偽装家族達の間にも絆とゆう文字が浮かび上がってく
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海にかかる霧(2014年製作の映画)

3.7

『パラサイト』でお馴染みのポン・ジュノ監督が製作、脚本を務めたサスペンス作品。

ポン・ジュノ監督の世界観が満載。
人間はどこまで冷酷に残酷になれるのかとゆうメッセージが強く問われている作品だった。
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

アカデミー賞6部門受賞納得の最高にイカした大興奮大迫力の追走劇。

シンプルなストーリー構成にも関わらず、
見るだけで喉が渇く永遠と広がる砂漠地帯の世界や炎が噴射するギターや棒高跳びのような様で迫って
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.8

今も尚広がる人種差別とゆう壁。
だが1951年朝鮮戦争中、巨済島捕虜収容所では国籍も身分も異なる一癖二癖もある男女5人が不器用ながらもタップダンスを通じて心を通わせていく様子は昨今の時代に対して大きな
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.7

ポンコツ麻薬班が麻薬組織を捕まえるため、フライドチキン店を開業し張り込みをするが予想外の大繁盛になってしまい思わぬ方向へと…

麻薬班が張り込みのためフライドチキン店を開業するとゆう、設定が面白く作ら
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幸福路のチー(2017年製作の映画)

3.8

様々な映画祭にて賞を受賞した長編アニメーション作品。

自分にとって「何が」大切で、「何が」幸せか、未来に「何を」描き、「何を」信じるか。
そんな狭間で揺れ動き、悩み、葛藤し、成長していく人々の濃厚な
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.8

被告人弁護士とゆう立場と自閉症とゆう病気を持つ無垢な証人との狭間で揺れ動く心を描いた作品。

いやー感動しました。
弁護士のスノと自閉症を持つジウが被告人弁護士と証人とゆう立場で出逢い一つの裁判を通し
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.7

騙し騙され合いの世界。
そんな世界にどっぷりと浸からされ結果的には華麗に騙されてしまう作品。

オーシャンズに似た軽快で痛快なトリックが所狭しに隠されており、終始もう一度見直したくなるような作品だった
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奴が嘲笑う(2015年製作の映画)

3.5

敏腕弁護士が一つの殺人事件を担当することになるが弁護を進めていくうちにある陰謀に巻き込まれていくとゆうサスペンス作品。
キム・ゴウン出演とのことで鑑賞。

実に韓国映画らしい権力の闇が描かれており、そ
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.6

デコボココンビのアクションエンターテイメント。

北の刑事と南の刑事。
似ても似つかない性格の2人がバディを組み、極秘任務を通して絆を深めていき男臭い友情が芽生えていく姿はかっこ良かった。
カーアクシ
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.6

「梨泰院クラス」のパク・ソジュン目当てで鑑賞。
いや〜安定のカッコ良さ爆発でした。
特にバキバキに鍛え上げられた体の格闘技シーン。必見です。

ホラー×エクソシズム×アクションの3つが組み合わさったエ
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.2

いやーよく出来たSFアクション作品ですね。
SFが苦手な私でも凄く楽しめました。
リー・ワネル監督素晴らしいです。

こちらの作品は設定と構成が超越している。
SF×アクション×ミステリーと詰めに詰
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目撃者(2017年製作の映画)

3.4

近頃は韓国映画祭りを開催しています笑

こちらの作品は韓国発のサスペンススリラー。
殺人現場ではなくとも様々な現場で「目撃者」とゆう立場の自分だったらどう行動するか問われているような作品だった。
「偽
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男と女(2016年製作の映画)

3.7

悲しい…切ないとゆうより悲しい…

ここで描かれている不倫は実に純粋で愚かで悲しいものだった。
不倫は自分さえも傷つけてしまう。
それでも抑えきれない男女の心の葛藤を素晴らしい描写で捉えており、ただの
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ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)

3.5

90年代を舞台に甘くて切ない2人の男女の恋模様を描く。

忘れられない過去は少なからず誰にでもある。
それでも認め合い信じ合い愛し合えるか。
そんなメッセージが込められている作品だった。

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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

誰が、どうやって、何のために、流出させたのか。
華麗なる復讐劇とも言えるミステリー作品。

開始1時間からどんどん面白くなり惹き込まれ、誰でも一度は騙されるシーンが満載にも関わらずマジックのようにタネ
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透明人間(2019年製作の映画)

4.5

いや~これはおもしろい…
ホラーとサスペンスとミステリーと「シャッターアイランド」が合わさったような作品だった。

透明人間とゆう目に見えない者に対する恐怖心がストーリー構成、カメラワーク、音楽、効果
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

コナン・ドイルやアガサ・クリスティを彷彿とさせるミステリー中のミステリー作品。

二転三転するよく練られた構成で話が進むにつれて惹き込まれ、ホームズ好きにはたまらないトリックが何ヶ所にも散りばめられて
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.8

「梨泰院クラス」のソン・ヒョンジュとパク・ソジュンの親子共演。
さらに「新感染」のマ・ドンソク出演
豪華キャストのミステリーサスペンス。

中々の面白さ。さすが韓国映画。
二転三転もする展開で想像もつ
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

目覚めると容姿が変わってしまうとゆうファンタジー要素強めの作品だが、愛を通しての人との向き合い方や変化していく心の葛藤など私達自身にも問われているかのような現実味溢れる様々なメッセージが込められている>>続きを読む

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.6

あの日描いていた夢。皮肉にも厳しい現実。
誰でも一度は経験したであろう、するであろう
夢と現実の差。
そんな厳しい世界で四人の男女が音楽を通して成長していく姿が美しく描かれていた。

恋愛、姉妹愛、友
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

やっとのことで観れた作品。
流石デヴィッド・フィンチャー。
暗さ漂う世界観と途切れる事の無い緊張感が観た者の心に印象深く刻まれますね。

どんでん返しに次ぐどんでん返し。驚愕の連続。
鑑賞後は少し疲れ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.5

梨泰院クラスのキム・ダミさん主演ともありワクワクしながら鑑賞。
噂通りのキム・ダミさん怪演の激しいバイオレンスアクション。
期待値を上回る作品でした。

アドレナリン全開の怒涛の激しいアクション劇には
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.7

4人の女性ストリッパー達が裕福な男達から大金を巻き上げる軽快で痛快なストーリーだけかと思いきや
ストリップクラブの内情や金融危機の社会的背景が思ったよりも詳細に描かれていて見入ってしまった。

劇中で
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.5

切ない。ただただ切ない。
人の心とは何か。
分かり合うとは何か。を深く考えさせられる作品だった。

人の気持ちを分かち合うことの難しさや人との向き合い方の難しさなどを10代の傷だらけの少年少女が劇中で
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虐待の証明/ミス・ペク(2018年製作の映画)

3.7

「子は親を選べない」そんなどこかで聞いた言葉がこの作品を観て痛感すると共に同調もした。

今日まで続く虐待とゆう社会問題。
こちらの作品も実話をもとに描いた作品ともあって、冷酷非道な描写がこれでもかと
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ただ君だけ(2011年製作の映画)

3.7

切なくも温かく感動する恋愛映画。

暗い過去を持つ主人公と目が見えずも明るく生きる女性が出逢う。とゆう設定や伏線回収がしっかりとしていて誰にでも楽しめる作品だと思った。

二人が心を通わせていく(石や
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.1

ポスターのソン・ガンホの満面の笑みからは想像がつかない程の衝撃的作品だった。

実際に光州でおきたデモ。
次々と虐殺されてゆく人々。
そんな悲惨な光景をカメラに収め世界中に届けようと皆力を合わせ命懸け
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.5

ギャンブル依存性の恐ろしさ、そしてラストは人の温かさが身に染みる作品だった。

ギャンブル依存症及びクズ男を演じる香取慎吾の怪演ぶりは素晴らしいものでした。
表情一つ一つが生きていて、どん底へ堕ちてい
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

出生届けも出されず学校に通うことも許されず。両親からも愛されてもらえず。
それでも生きていかなければいけない。
「そんな子供達がこの世界にどれほどいるのだろう」と心から考えさせられる映画だった。

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ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

3.8

やっとのことNetflix登場とジェイコブ・トレンブレイ君が出演とのことで鑑賞。

前半はヒューマンドラマ、後半はサスペンスドラマとゆう世界観がまるで違う二つのドラマが組み合わさった構成で不思議で新し
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.8

序盤にかけてオムニバス形式で繰り広げられる三組の恋愛劇から、よくある甘酸っぱいラブコメディかと思いきや…
終盤の予想外の展開に驚きを隠せない。

シュールで笑える所もありながら、メッセージ性の豊さもあ
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.8

たった2分間の黙祷が国家を敵に回し究極の選択を迫られるきっかけになるとは…。

たとえ国家を敵に回してでも、たとえ自らまでをも犠牲にしてでも仲間を思い、自らの信念を貫き通す少年少女達一人一人の勇気には
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.6

今は亡きリヴァー・フェニックスと若き日のキアヌ・リーブスの共演とあって鑑賞。

男娼二人の切ない友情を背景とした青春ロードムービーを不思議な世界観で包み込んだような作品だった。
それぞれの環境下で愛の
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

銭湯が死体処理場。
新しい発想でなかなか楽しめる作品だった。

銭湯から広がる物語り。
一つの現場からここまで話が広がるとは…

「銭湯が死体処理場」とゆう言葉から連想するバイオレンス劇かと思いきや…
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