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私は運動会の前日に明日(本番)も来週(予備日)も雨になるように神にも仏にも先祖にも空にも祈っていた子供なので
なんとなくボーの精神世界を理解できる気がしてしまって自分でもビックリするぐらい意外と面白か>>続きを読む
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一言で言えば、虚実入り混じったひとりの女優の人生史。
そのあらすじに嘘は無いけれどいくつもに枝分かれした物語は映画何本分だろう。
単純に千代子が出演して来た映画全てちょっと観てみたいと思わされるし、>>続きを読む
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犬が死なないと聞いてわーい!と観に行ったらわりと早めに馬が死んで大ショック。
しかも死に方が本当になんていうかもうマヂで…。
馬好きなんです。見るのも乗るのもたべるのも。
そんな訳なので不死身の主人>>続きを読む
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結局なぜ彼がその発想に行き着いたのかは明示されていなくて
仕事なのか職場環境なのか煙草ではない何かなのかもともと彼が持っていたかもしれない特性なのか。
ひとつのきっかけに思えるシーンはあるんだけど、そ>>続きを読む
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ウスノロバカマヌケ という悪口が語感の良さだけでなくどこか馴染み深いのは、
そこはかとなくノロマでバカで言動がどこかマヌケな人って身近にいるよね。という親近感から来るものであるような気がする。
少な>>続きを読む
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宣伝て別に要らないだな。と思った。
厳密には全ての宣伝活動広報活動が要らない訳でも無いと思うし、別に価値を感じないとも思わない。
でも宮崎駿レベルになると、そこにお金をかけない稼ぎ方があるんだな。っ>>続きを読む
私が山口小夜子を知ったのは、奇妙な(当時はそう見えた)ウォーキングからだったのだけど、それが山口小夜子の完成形であることがとてもよく分かるのが良かった。
切れ長の瞳も確かに目を惹くのだけど、すらりと>>続きを読む
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こんなにちゃんと向き合ってるとは思わなくて描かれてるとは思ってなくてビックリした。
すずめの後ろ戸以降、かいてる方も辛かっただろうによくやり切ったな。
そうか。そろそろ本格的に忘却との戦いに移りつつ>>続きを読む
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めっちゃ良かっためっちゃ好き。
原作からのカットの仕方が思い切り良くてめっちゃ好き。
これどうするんだ?と思ったらそこも切っちゃうんかーい!なにそれすごい!大胆!そしてめっちゃ良い!
しかも仲野太賀>>続きを読む
私ったらなんだかすごく疲れていたようで。
面白かったというよりもスッキリした。
いちいち大袈裟な効果音や起こるべくして起こる出来事やキャラクターがいちいち全部爽快。
マブリーは意外と足が小さい所>>続きを読む
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すずめの戸締まりに押されているせいか上映回数が少なくて危うく見逃すとこだった。
良くも悪くも原作よりも湿度が下がっているので全然違う雰囲気だった。
篤郎もみはるも相手はひとりでは無いので鬼は自分以>>続きを読む
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出演者もみんな好きだしスカイハイも好きだし唯一の不安要素は北村龍平だけど、ドラマ版のスカイハイも良かった(ような気がする)し。
と思ったのにビックリするほどハマらなくて戸惑いに戸惑って考えた結果、
若>>続きを読む
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そこまで不幸な結末だとは思わないのだけど、えぇ…。ってなる後味の悪さは久々だ!
天才とは言え(故におそらくその後のいろいろも見込んでいただろうとは思いつつ)年頃の子ども、しかも宗教の違う子どもを預か>>続きを読む
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むしろこの後の10年がみたい。
3人目を妊娠中にも関わらず子連れで雫の所に家出してくる夕子。
酔ったまま迎えに来て二人にガチギレされる杉村。
ヨボヨボでチェロを弾くお爺さん(と、仲間たち)
定年を迎>>続きを読む
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東側にルーツを持つ若者が西側の兵として代理戦争に志願するという構図がやっぱり凄まじく重苦しい。
特に結婚式の予感からの怒涛のロシア感、おばあちゃん達のスカーフにミニワンピにブーツとかキャンプかな?と思>>続きを読む
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初めて観た時はなんでこんな無駄に全てが美しいのか良く分からなかったけど、時を経て4Kでさらに美しくなったのを観ると、あ。思い出補正なのかな。と妙に腑に落ちた。
忘れる事のできない何かを積み重ねて大人>>続きを読む
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テレビでしか観たことなかったけどスクリーンで観ると全然別の映画みたいだった。
金城武の甘みとブリジットリンの苦味の前半の方がやっぱり好みなのだけど、トニーレオンの白ブリーフはスクリーンで観ても何故かカ>>続きを読む
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ソ、ソ●●ティ…。あなたなの…?と思ったら個人的に笑えた。
架空の日本ぷりがとても良くて全然新幹線では無いのもすごく楽しくて良かった。
こんなのは新幹線じゃないね。ニュー幹線だね。
もっと新幹線な>>続きを読む
言葉が出ないのは私自身が去年のアレがなんだったのかイマイチ判然としてないからだろう。
アレはなんだったんだろう。
延期して無観客でそれでも開催されて良かったんだろうか。開催しない方が良かったんだろう>>続きを読む
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今!敏!え!え!あれ?本当に!?え!え!?願望!?私の願望のせいでそう見えるだけ!?
めちゃくちゃ動揺して画面に映っていたのがどれだったのかよく分からなかった。
人は見たいものを見るけれど、それすら>>続きを読む
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だいたいいつも決まった席を買うのだけど、その席が既に買われていて。
でもこの機会を逃したら4月から転職が決まっててもう平日の夜に映画を観るのは厳しいかもしれないと思って違う席を買った。
いつも通り3分>>続きを読む
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浮遊感のようなものが案外心地良くて自分でも意外なほど癒された。
うーん。R18かぁ。しかも性的な方のR指定だよなぁ。という懸念は杞憂だった。
無職だったり、休職中だったり、登校拒否中?だったり、人気>>続きを読む
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あなたに何が分かるの?という問いはそのまま、自分は何を分かっているのか?あるいは分かったつもりになっていたのか?という自問になる。
残された人に必要なのは真実でも事実でもなく、記憶なのではないかと思>>続きを読む
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バットマンてやっぱすげえんだな。
2年、未完成、世界に知られたバットマン/ブルースウェインに甘えてる感は否定できないものの、それを活かして余りあるその未熟さが新鮮でもありすごく良かった。
寝違えたん>>続きを読む
娯楽としては重すぎて全然面白くない。
映画の役割は娯楽だけじゃ無いことを嫌でも思い出す。
彼女をはっきり認識したのはその死を知らせるニュースだったと思う。
あぁ。あの眼帯の。と思ったのだけど、なぜ自>>続きを読む
小松菜奈の事、本当に好きだった。たぶんあれが愛だった。
思わずそう書きたくなるほどお別れの歌のMV観てから小松菜奈のこと、元カノだと思ってる。
自分が既婚のまあまあのおばさんであるにも関わらず。
あ>>続きを読む
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時々見かける首振り人形のこと、完全にドリームキャッチャー的なものだと思ってた。
ちゃんと立派な役割がありつつ、そこで個性を出してくるの小物として最高だった。
赤べこでも代用できるんだろうか。
赤べこ>>続きを読む
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1914年とか言うからてっきり、ラスプーチンをやっつけてついでに第一次世界大戦回避や!!的な話だと思っていたらボーア戦争から始まるし、ちょっと期待させといて普通にフェルディナント大公は暗殺されちゃうし>>続きを読む
1番の目的はキャッツのトラウマ払拭だったのだけど、その意味では大満足。
コオロギも人形もネコもキツネもカタツムリもマグロもみんな気持ち悪いのにどこか美しくてかわいい。
ピノキオは全然言うこと聞かない>>続きを読む
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たぶん、何度も観てる映画ベスト5入りだと思うんだけど、毎回よく分からない。
私にはカガクのマインドが全然無いからしょうがないね。
絶対その中に入っていた訳ない小さな車から出てきた主人公の声したピエロ>>続きを読む
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わあー!!全然面白くない!!
テンポも悪いし細かいところが雑!!
神は細部に宿るって知らないの?
柄本時生、密室トラップの最初の犠牲者に…
ってタイトルの記事出した奴もそれOKした奴も絶対に許さな>>続きを読む
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またずいぶんおセンチなお話ね。と思ったらフランス映画のリメイクだったのか!納得。というフランス映画に対する偏見を改めて自覚した。
一番最初に観たのがユーモア皆無のジェイソンステイサムだったから、お!>>続きを読む
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真実が空虚な目をして終わるから、結局人は愚かで残酷な生き物ですね。ってなるのがめちゃくちゃ後味が悪くて良い。
いきなり許可されたもの以外の決闘場内への武器持ち込みは禁止でーす。特に変な呪いかけたやつ>>続きを読む
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IMAXすごし。
仮に原作者の仕事はこの世界に無いものを生み出し名前と役割を与えること、
映画監督の仕事はそれに色と音と動きを加えることとした場合、
もうこれ以上の砂の惑星は無いんじゃないかと思った>>続きを読む
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新撰組にさほどの思い入れが無いので新撰組なのか新選組なのかもよく分かってないからこそ逆に興味が湧いた。
土方が好きな人はより魅力的に丁寧に、土方が好きではない人はものすごく雑に描かれているのが面白い>>続きを読む
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普通の若者を死をも恐れぬ兵士にするために必要なのは、やはり再教育なのである。
ハートマン軍曹の罵り暴力否定に晒され続けることで、入隊以前の人格は死ぬ。
そうして新しく生まれるのは下品な冗談と殺戮と銃>>続きを読む