PAOさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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GO(2001年製作の映画)

3.0

日本人からは在日だと差別をされ、韓国人からは売国奴だと暴力をうけ、自分は何者なのかと苦しむ窪塚演じる杉原だが
杉原もまた『初めて好きになった“日本人”なんすよね』という。
これも立派に国籍のボーダーを
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.0

なにせ長い。
4時間近い...
映画館での上映当時は休憩を挟んだらしい。

愛と罪と癖は一式。

好きな人は好きだろうし賛否あると思う。

個人的にはコメディ的にみれば「ナシ」ではないが4時間あったわ
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空気人形(2009年製作の映画)

3.5

人形もそうだけど、たとえばペットだって飼い主を選べないし残念な飼い主にあたってしまったらどうにもあがけないわけで...
だからしっかり愛を注いで、生涯かけて大事にしよう!!
人も、動物も、人形も、物も
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.3

「ゼロ」の未来は「イチ」なのでしょうか?
それともゼロに何を掛けてもゼロに変わりがないように、ゼロの未来もまた「ゼロ」なのでしょうか?

インターステラー(2014年製作の映画)

4.8

「ALL YOU NEED IS LOVE」
愛こそがすべて。
作中に出てくるセリフだけど、本作もこれに尽きる。

AIとか4次元とか相対性理論とか理論物理学が詰まったクールな映画の様で、実は人間や生
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パレード(2010年製作の映画)

3.4

そうじゃないかなぁって思ったんだよ。
そうだったらまじ怖いなぁとも思ったんだよ。
なにが怖いって「自分しか知らない秘密」をみんなが知ってて実は「自分だけ知らなかった」っていう。

天気の子(2019年製作の映画)

3.7

賛否ある映画をあえて作ったんだろーなぁっていうような映画だった。
あなたは「大事な人ひとり」と「世界中の大勢の人々」どちらかしか救えないとしたらどちらを救いますか、と。
是か非か、明確に問うてくるよう
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

3.9

過去に白人警官が無抵抗だった黒人を必要以上にリンチし殺害してしまう悲しいニュースがあった。
こんな馬鹿げた差別がいまだにあるだなんて許せない。
人種差別は悲しいけどゼロになるかどうかという点では「なく
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.2

こんなことが本当にあったなんて、、、信じられない。。。
本当に息をすることもままならない程に見入ってしまった。
こんなにも憎しみの感情を剥き出してみた映画は久々だったかもしれない、、。

自分にはただ
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.4

わりとすぐに「コイツ犯人だなー」ってわかってもうた、、、
しかも途中でその想いが何度か確信に変わるほどにミステリーとしては短調かなぁ。
ミスリードも雑だったし、キャラ設定がもう犯人そのものすぎてぴえん
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.4

精神病棟自体を描くにしてもどこか時代錯誤だったし、患者を描くにしても平面的というか...
精神病棟なのだから「人」にフォーカスし「心の中の想い」とか「過去と今と未来」を描写してほしかったなぁってちょっ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

愛ってなんだろう

「情」「執念」「信頼感」「欲情」。
それらを人々は時折「愛」だの「恋」だのと語っている。

どのカップルの間にもある「見えない愛情のバロメーター」の針が丁度5:5なんてことはレアで
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映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

3.5

基本的に頭脳バトル系が好きなんだけど。
特に手詰まり状態から、急展開に活路を見出して矢庭にかっさらう系が好き。
爽快だ。
しかし鈴井、草。
しかし愛され男子だ。

ペット2(2019年製作の映画)

3.8

やっぱり犬や猫も精神疾患があるんだね、、、。
マックスの育児ストレス?過保護病?が面白くてかわいい。
実際に、小さい子供がいる家庭にいる先輩ペットって、自分がその子供育ててるって思ってて、なんか変に責
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.0

テレビドラマで「おっさんずラブ」の航空会社バージョンをやっていたが、やはりおっさんずラブといえば「天空不動産」だよね!
田中圭×林遣都だよね!
「天空不動産」バージョンの続編を希望。

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

3.3

IQ高すぎて、逆に頭悪すぎるね。
原作はわからないけど笑えたしまずまず面白かった。
主役の2人のどちらもハスキーボイスね。

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.8

なんか。エグ味しか残らない映画。
姥捨て、売春、ネグレクト、人種差別、老老介護。。
色んな問題ぶっこんだな〜。
しかも全然解決しない。笑
むしろ悪化の一途といってもいいかもしれない。
そして木野花さん
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楽園(2019年製作の映画)

3.9

これは...日本の真意だ。。
働き方や生活のあり方に関する考え方も多様化してきて、地方に移住したりUターンする人も多くなっているけど、日本の田舎のコミュニティの恐怖と脅威は課題として考えなきゃならない
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.9

青春恋愛映画がそんなに好きじゃないわたしが、懲りもせずになぜそのジャンルを見続けるかというと、ごく稀に本作みたいな映画が現れるからなんだよなぁ。
個人的に堪らないのは撫子と八千代。
「君」という二人称
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.6

なんで戻っちゃうかね...まったく。
一度やったらやめられない的な。
スリルが堪らない的なやつなんでしょうか。
これはこれで面白いんだがやはりジョー・ジョンストンのジュマンジが好きすぎる。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.9

本作を三谷幸喜は安倍総理に観せたらしい。
実際の総理にみせた三谷幸喜もクレイジーだが、これを観て他人事のように「楽しく拝見しました 」と答えた総理もクレイジーだなあ。
監督は風刺はないと言ってるがどう
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任侠学園(2019年製作の映画)

3.3

ひとえに。
西島さんの肉体美と、西島さんのコメディーを楽しむ映画といえよう。
しかし予想外にもわりと面白かったなぁ。

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.5

「死」というのは、未知の世界であり生涯判然としない存在。
だから人によっては唯一無二の「恐怖」や「魅力」や「関心」を持つものなのかもしれない。
太宰や途中に出てきた三島は、生と死を描き続け、その生と死
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.0

ザ・リドルストーリーだねえ。
うーむ難解というか...
不分明というべきだろうか。
最後はどう解釈したら良いのだろう。
DVD鑑賞だったのだが1回観ただけじゃわからなすぎて、即座に2回目の鑑賞に入り、
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.6

フィクション映画としては展開が物足りないなぁと思ったりしたんだけど、本作ってそもそも女性が観る映画というより、男性こそ観るべき映画じゃないかと。
女性が泣いたらハンカチを差し出す、女性を立てる、女性の
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.5

最後の5分間、わたしは息をしていたのだろうか...?!
ラストシーンがあまりに圧巻で、息をし忘れて見入りました。
というか冒頭からひどく惹きつけられていたと思う。
松岡茉優、森崎ウィン、鈴鹿央士。
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

あの子もこの映画みたいに生まれ変わってきてくれてたら...などと考えると涙が止まらない。
ペットを飼われている方は涙なしには観られない。

キングダム(2019年製作の映画)

3.9

迫力ある映像と、キャストの熱い演技にシビれたなぁ。
やっぱり大沢たかおの化け様が凄いね...

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

いつの時代も色あせない名作。
あの頃は二度と戻らない。
だけどいつでも自分の心の中にある、暖かな記憶。
それはいつでも簡単に出し入れできる場所にあって決して忘れることはない。
遠い記憶のようで近くにあ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

勉強、対策、認知。
そのためにいま観ました。
この時期に本作の細かな感想を書くとどうしても拙い文章になってしまうだろうから割愛するけど、大事な人を守ることやウィルスによるパンデミックにどうしたらよいか
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.3

一人で鑑賞してて「あぁ!もう!なにやってんだよ!」と大きな声で突っ込んだ。
ベン・スティラーは好きだがあまりに酷いミスっぷりにテメェ...まじいい加減にせぇよとなった。笑

君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.3

見ていて胸糞悪い映画だったな...。
あんな異常な犯罪者は即刻捕まってください。そして一生出てこないでください。
ただし人を本当に愛してしまったならば
そしてその恋がのぞむ形と違ったならば
少なからず
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Bの戦場(2018年製作の映画)

3.5

絶世のブス!
絶滅危ブス!
死ぬまでに見つけられないかもしれないと思っていたブス!!

なんて破壊力のある愛の告白なんだろう...

見た目もまぁ其れなりに大事だとは思うが
それ以上に、仕事を頑張って
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食べる女(2018年製作の映画)

3.9

食べ物のセンスってのは人生のセンスそのものだね。
食べる事を軽視する人もいるけど、私にとっては人生での最重要コンテンツのひとつ。

食べ物ってエネルギーなわけで。
必須な栄養さえ取れればサプリで良いの
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127時間(2010年製作の映画)

3.5

実話なのか〜...
クライマックスえっぐい。。
非アクティブなわたしはたぶんこんな場所には行かないだろーけど、仮にわたしが主人公だったら...生存確率0%だな。

勇ましい漢だよ...

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

これは...久々に考察超難題な映画がキタ。
どれが真実でどれが妄想か。

チャップリンの名言で「人生は近くで見ると悲劇であり、遠くから見ると喜劇である」というのがある。
自分から見れば喜劇であっても他
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