PAOさんの映画レビュー・感想・評価

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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.3

んなバカな!!という現実離れしたオチながら...実は現実にもあったりするのかな....とうっすら考えてしまうリアリティもあったりなかったり。
なんとかウサギの中身....戻せないかなあ。
あのままなの
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はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.9

物語の入り口こそコメディードラマなんだけど、物語が進むに連れてヒューマンドラマに変化する。
主人公を含め、心に傷を抱えた様々な登場人物が苦しみを乗り越える様を描く。
人生は決してやり直しはできないけど
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

「一夜」とも「人よ」とも考えられるタイトルが好きだな。

ただの夜ですよ。
自分にとって特別なだけで他の人からしたらなんでもない夜なんですよ。
でも自分にとって特別ならそれでいいじゃない。

お母さん
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パラレルワールド(2017年製作の映画)

3.8

観了後、複雑な思いが胸の中で暴れた。
いうても本作は「CINEMA FIGHTERS」というLDHの曲(小竹正人の詞の曲)の世界観を映画で表現する企画の中で生まれた映画なわけで。辛辣かもだが...映画
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.9

映像が綺麗。明るくて元気になる。
エンタメの力、音楽の力って偉大。
毛の一本一本までふわふわにみえるのは本当すごい。
バスター・ムーン触りたい。ハグしてもふもふしたい。
前作から続投の声優も勿論豪華だ
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108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

3.0

全キャラ味濃すぎだしセリフがいちいちオモロすぎなんだが。
でも演出がちょいちょい怖くてグロかった.... 要約すれば108人の女性と肉体関係を持つ事を浮気疑惑の奥さんへの復讐にしようとする夫の話しなわ
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.9

メディアの暴力。言葉の暴力。
それらは人を死に追い込む凶器だという事を改めて感じた作品。
当たり前だけどどんな人にもヒストリーがあるんだなあ..
仮に職場に苦手な人がいたとして、その人が苦手な理由も大
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恋と嘘(2017年製作の映画)

3.0

政府が遺伝子の相性が良い異性を16歳の誕生日に通知するという世界線。
男女共に、自分の誕生日に政府から結婚相手の通知が来るというのだがなんかおかしい。
その理論で言えば同じ誕生日の人としかマッチしなく
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星の子(2020年製作の映画)

3.7

本作の一番の見どころであるラストシーンはどう解釈すればいいだろう。
私はハッピーエンドであると「信じたい」。
聖書に「信じるものは救われる」という一節がある。
信じる事=自分のメンタルを守る行為。
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.9

日本のアニメーション映画って「竜とそばかすの姫」とか「海獣の子供」とか「天気の子」とか恐ろしい映像美の作品が多すぎて...生意気にもそういうのに慣れちゃってた自分がいて、本作を観たとき少しチープに感じ>>続きを読む

インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.0

ショーン・アンダース監督は家族をテーマにしたコメディが本当好きだね。
でも私もそんな監督の作った家族コメディが大好きだ。
言うならばかなりセンシティブな内容だと思うし一歩間違えればモラル的に最低な映画
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

トム・ハーディ見たさ。
トム・ハーディってBlack&White以外、シリアスな作品ばっかりだから、彼のファンとしては貴重なコメディというかかわいい芝居が割と新鮮でうれしい。
まぁ感想としてはそれ以上
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

長い。中だるみの睡魔に襲われ断念。
2回目のトライもほぼ同じ箇所で寝落ちして2度目の断念。
その時点で観たいか観たくないかでいえば後者だったが、意地の3度目の正直でうつろうつろしながらなんとか観了。
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

「罪の声」の著者である塩田武士さんが大泉洋さんをイメージして当て書きした小説が原作で最初から映画化(実写化)を想定してたってことで。大泉洋さんすごくね。
でも映画と小説とでは内容が結構違う。
当て書き
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

複数の話が同時進行する群像劇。
ストーリー以上に印象的なのは映像のかっこよさ。俳優陣の圧巻の演技。
振り返って思い出すのは「画力」と「音楽」ばかりで、ストーリーの細部は完全に失念している。
映画という
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.5

くだらんなぁ笑。
なにってキャスティングのギャグセンが天才すぎるんだが。
伊藤英明さんは元より、大貫勇輔さん山本耕史さんのむきむきマッチョなおっさん達が、真面目な顔してごりごりのコメディーを演じている
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

あれこれ考察できる映画だと思うし、初見だけでは気付かない伏線や比喩的な描写もまだあるだろうし、そういう意味ではもう一度観たいけど、なんか本当に色々と気持ちが悪すぎて二度と観たくないから謎は謎のまま放置>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.3

「一般論、一般論。あくまで一般論。ぱんろん」
え?思い付いたままに殴り書いたの?と思う程のゆるいセリフが三木聡さんらしくて好きだわ。
逆にどこか哲学を思わせるもののやっぱり哲学もくそもないアホさ100
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.8

「死にたい」は「生きたい」の叫び。
確かにそうだ...
正直期待せず観たけどぐっときた。
家族や学校のネットワークで自分だけ異色に感じたり自分が誰からも愛されていないと感じたり周りから共感してもらえな
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.1

賛美すべき点があまりに多くて全ては書き切れないなあ。映画館で観て良かった!
シリーズものだと1が2を超える作品て比較的少ないと思うけど余裕ぶっちぎりで2の方がよかった。1もよかったけど2が良すぎたね。
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.9

原作の主人公の年齢設定をあげてまでしてどうしても実写化したかったのだろうか。
そこからしてもう無理があったよなあ....
浜辺美波さんが当時19歳で原作のエマは11歳だから〜。
レイ役の子も拙かったり
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

是非エンドロールまで観て欲しい。
なんならエンディングソングの“FAMILIA”のPVまで観てほしい(切実)。
本作はエンドロールの“FAMILIA”を聴いてこそ完結すると思うぐらい歌詞がラストシーン
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.4

無理あるシチュエーションがもう沢山。笑
あな番はドラマが秀逸だった分、ドラマで完結しといてほしかったけど、きっとこれはファンサの一貫だな。
だからまぁこれはこれでいいか。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.1

今回こそは絶対騙されない!!!
と、過去一の執念で冒頭から全てを疑い考察して観たけど、騙された!!
でも何故か悔しくない。
むしろまた「やってくれたな」と歓喜した。
短いスパンでこんな完全体などんでん
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いのちの停車場(2021年製作の映画)

3.8

誰であってもいつかは必ずやってくる別れ。
人生の終幕への考え方というのは、考えれば考えるほど答えからは遠ざかっていく様な難しい問題だと思う。
法的なことは置いといたとしても、辛い姿を家族に見せたくない
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.7

誰だ「女々しい」なんて言葉作った奴。
女は強いよ。
そして男は弱い。

総理の夫(2021年製作の映画)

3.2

もう少し振り切ったコメディーを期待したがそうでもなかった。
久々に中谷美紀さんのコメディー観たかったのになあー。
よく言えば何も考えず観られる、観るのが楽な映画。
悪く言えば可もなく不可もなく置きに行
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.0

キャストの演技がちょいちょい舞台風だったことや、あまりに都合の良いエンディングとエンドロールの星野源さんの曲がポップすぎてびっくりした。
久々に色んな意味で不思議な映画を観た。
豪華すぎるキャストが逆
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.4

原作めちゃくちゃ流行ってるけど、ヤンキー漫画が好きじゃないからまったく興味なかったんだけど、実写映画となるとどうも観てしまう。
そして実写観て初めて東京リベンジャーズが、タイムリープ系だったことを知る
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唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)

3.0

1〜2飛ばして3を観るという暴挙をおかしてしまいました。
後々1〜2観ます。
案の定色々わからなかったので、ちゃんと1〜3で観ることをお勧めします。笑

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.1

松坂桃李さんはヲタクからバイオレンスな役まで、本当に見事に演じますね。
1作目は原作を基に作られたみたいけど、本作は完全オリジナルっていうこともあって、ストーリー面については、1作目はすごい良かったん
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.6

あまり期待せず観たけど、まあまあしっかりクオリティーのKREVAラップを拝めただけで収穫あった気がする。

おべんとう作りの3ヶ条

①調理時間は40分以内
②1食300円以内
③おかずは材料から作る
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空白(2021年製作の映画)

4.0

不幸な人間にとって、死とは無期懲役の減刑である。という言葉がある。

家族や大切な人の死ほど苦しいものはないし、その苦しさから逃れられる術は、この世に生きてる内は「ない」と思う。
それでも生きなくては
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街の上で(2019年製作の映画)

3.9

同じ街にいる知らない人達の生活をこれまで知ろうとすることすらなかった。
でもそれは「知らない」だけで「ない」わけではない。
誰も見ることはないけど確かにここに存在している。

よくいくコンビニの店員さ
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.3

THE バカリズム イズム。
細かなぼそぼそセリフまで脚本に書かれているのだろうかと察するよね。
よくいえば忠実な脚本だし悪く言えば遊びのない脚本な気もする。
もっと細かな箇所は福田雄一さんみたいに、
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