snさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

2018年本屋大賞を史上最多得票数で受賞した
辻村深月の同名ベストセラー小説を映画化ー。

かがみの孤城へ行くまでの導入がスムーズで
城のルールなども簡潔でわかりやすいため、
すぐに引き込まれ2時間あ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.0

重いテーマを扱った作品ではあるが、
赤ちゃんの養父母を求めてバンで旅をする
ロードムービーの味わいもあって重苦しくなく、
物語が進むにつれて赤ちゃんを中心に
みんなが一体となっていく感じがよかった。
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

5.0

vs かつて倒した麻薬王レイエスの息子ダンテ。

最終章ならではの全員集合(やや混乱)、
パワーアップしたド派手なアクション、
シリーズを見てきた人にはわかるような
伏線回収がてんこ盛りの胸熱展開で
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

芥川賞作家の平野啓一郎氏が2018年に
発表した長編小説を映画化し、2023年の
日本アカデミー賞を総なめにした作品。
愛したはずの夫はまったくの別人でしたー。

展開の早さと俳優陣の演技がすばらしく
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.0

かつて「誘拐犯」と「被害女児」として
扱われた〈許されない〉ふたりの物語ー。
2020年本屋大賞受賞の凪良ゆうの
ベストセラー小説が原作。

見えているものは表面的な一部で、
当事者にしか知りえない真
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.0

経験0の映画好きアシスタント青年を監督に抜擢、
名作を作ろうと奮闘する業界裏側ものー。

映画を作る過程の"編集"に焦点を当てた作品で、
膨大な撮影テイクを映画1本分(90分)に
まとめるために削って
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

2.0

過去に女性が虐げられていた時代を背景に、
前作以上に女性の自立を強く描いた作品。

ミステリー要素もしっかりあったので
前作よりはおもしろかったけど、
なぜかこのシリーズはまれない…
テンポのよさと、
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

1.0

誘拐されたグルーを助けるべくミニオン大奮闘!
怪盗グルーの起源をおもしろおかしく描いた
ドタバタコメディー。

特に中身はないしストーリーはいまいちだが、
グルーと一緒に寝たがるミニオンや
うるうるお
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.0

黒人人種差別という重たい題材を
家政婦目線で描いた点が興味深く、
2時間半あっという間だった。

それぞれのエピソードは酷い差別ばかりで
みていて怒りを感じるが、登場人物の
多彩なキャラクターとユーモ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

"レディ・プレイヤー1"などに近い
ゲーム世界の話だけど設定が新鮮だったし、
ゲームの小ネタやFOXコラボが面白かった。
特にキャプテンアメリカの盾が出てきたり、
腕が緑色になってハルクが出てきたり、
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

2.0

シャーロックホームズの妹エノーラが、
姿を消したを探しながら事件を解決していく。
エノーラが探偵になるまでの前日譚ー。

ホームズの名をタイトルに冠した作品のため
名推理を期待して観てしまったので、
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.0

第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞。

トランスジェンダーの苦悩や葛藤、
差別や偏見を描いた作品であり、
鑑賞後は言葉にできない感情が残る。
どこまで鵜呑みにしていいかわからないが、
手術後の姿
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

1.0

わちゃわちゃしていてコミカルで面白いが、
映画としては話の深さや盛り上がりに欠けて
スペシャルドラマレベルだった…

杉咲花ちゃんはキレキレでかわいい!
※ドラマを観ていなくても問題なし

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

2.0

前作が面白かったので続編も期待していたが、
全体的にまとまりがなくていまいちだった…
ただ、ホラーコメディの中に家族の温かさを
感じる唯一無二な作品である事に変わりはない。
今作はウェンズデーの活躍が
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マチルダ(1996年製作の映画)

4.0

明晰な頭脳と超能力を持つマチルダが
周囲の悪い大人たちに立ち向かう姿が
クスッと笑えておもしろかった。
校長先生は強烈でかなりのインパクト!

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

お城までの道のりはラプンツェルの長い髪を
うまく使ったアクションも見所があって
冒険活劇のようなハラハラ感があった。
そして終盤、刺されて死にそうなフリンを
ラプンツェルが魔法で治そうとする場面での
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

初見の衝撃は大きかったけど、
結末をわかってから時を経て観ても
脚本や構成が巧みで十分楽しめる。

緊迫感の連続でどっと疲れたけど、
サイコスリラーなので霊的なホラーが
苦手な自分にはわりと見やすかっ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

1.0

帝国軍の最終兵器「デス・スター」の
設計図を奪う決死のミッションへー。
ep.4の直前を描いたスピンオフ作品。

新キャラばかりでライトセーバー戦もなく
スターウォーズ感があまりなかったのと、
登場人
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.0

ダークな雰囲気の漂うアダムス一家だが
明るくコミカルに描かれていて面白いし、
風変わりで個性豊かなキャラクター達が
繰り広げるブラックジョークのような毎日に
思わずクスッと笑ってしまう場面も。
だんだ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.0

トマス・ハリスの同名ベストセラーを映画化。
アカデミー賞の主要部門を総ナメにした作品ー。

人肉を食すサイコパスでありながら
高い知性と教養、優れた洞察力を持つ
レクター博士に終始目が離せなくて、
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

高校生の甘酸っぱい三角関係に
爽やかさと切なさがあって、最後はほろり。
毎日はかけがえのないことで溢れていて、
一緒に過ごせる些細な日常がどれだけ幸せか
失ってから気づかされる。キラキラしてた。
ただ
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.0

爽やかな甘酸っぱさが残る。
中盤のカントリーロード歌唱シーンは
音楽の悦びが描かれた名シーンだと思う。
夏の明け方のプロポーズもよかった。 

「やなやつ、やなやつ、やなやつ!」

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.0

全米史上、最高額の和解金を手にした女性の物語ー。

公害訴訟についての実話ベースの話だが、
主人公が法律の知識などが全くないので
難しくないし、置いてかれることもないので
見やすかった。ただ、ラストが
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

2.0

ディズニーがルーカスフィルム買収後に
製作した新生スターウォーズシリーズー。

テンポが悪いのか盛り上がりに欠けるのか
最後まで乗り切れないまま終わってしまった…
レイがあまりにも簡単にライトセーバー
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.0

デイヴィッド・バーンが2018年に発表した
アルバムを原案に作られたブロードウェイの
ショーが映像作品として生まれ変わったー。

前知識0で見たら、ドキュメンタリーではなく
いわゆるコンサートフィルム
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.0

全編通してほぼセリフがないにも関わらず、
ここまでロボット達を生き生き描けるのが
すごいし、ウォーリーの健気さが可愛かった。
イヴに宝物コレクションを見せるシーンと
イヴと手を繋ぎたい一心で頑張る姿が
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

2.0

音を立てたら、超即死ー。

3つの場面が同時進行するので飽きずに
あっという間に見られるけど、前作より
ハラハラ感がなく少し物足りなかった…
前作は母親、今作は子供たちの成長に
スポットが当たっている
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.0

王道でシンプルな物語だけに
安心して楽しめる心地良さがあるが、
お互いが強く惹かれ合った理由などは
深く描かれないためよくわからなかった。
個人的には同居人がちょっと…

しかし、ジュリアロバーツの魅
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.0

ダースベイダーの若き頃を描く
序章3部作の第3作目ー。公開6作目。

アナキン、ついに闇堕ち回。
ダースベイダーがどうして生まれたのか、
ep4に戻りたくなるくらい繋がった。

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.0

ダース・ベイダーの若き頃を描く
序章3部作の第2作目ー。公開5作目。
パドメを護衛すべく10年ぶりに再会するー。

あんなに純粋でかわいかったアナキンが
オビワンに反抗的な青年になって悲しい。
ジェダ
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.0

ダース・ベイダーの若き頃を描く
序章3部作の第1作目ー。公開4作目。

前作から格段に進化したVFXにより、
異星人のクオリティも上がって
内容は少し薄いがしっかり楽しめた。
(ポッドレースのシーンが
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