miinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

私はゴースト(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

死=無=救済だと思ってたけど死ぬことが怖くなる、本当の意味での虚無を見た感じ。監督の意匠が読み取れてない気がする、光が闇だったのは何故?「彼自身が人間でエミリーが憑いている悪魔説」「シルヴィアもエミリ>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

4.2

今敏あちらに行ってしまうにはあまりに早い天才、素晴らしい才能を神様が羨んで早く連れていっちゃったのかな。生きていたら宮崎駿と名前を並べられるほどのアニメ巨匠監督になっていたはず。
映画はノスタルジーと
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

伏線が上手く組み込まれてるので、ただのバイオレンス・スプラッタ映画じゃない。姉の洗面所の薬、序盤の車のシーン、誰も驚かなかった病院のセリフ、全部が一つの結末に向かってた。途中姉が妹に対して大した怒りを>>続きを読む

パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.7

以降時系列に出てくるキャラクターを後から前日譚として書くことで話を繋げていくのよかったな〜ブラムハウス制作でつまらん映画って大抵無い基本全部面白い
黒人、低所得者だったり社会的弱者の視点からパージを見
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.3

珍しく猟奇的殺人者側の視点で見るスプラッタ、初手からカメラアングルが上手い。顔を写しつつ過去の遍歴を語っていくことでどうしてそうなったのかを分かるように進めていく。彼の行動を肯定するのではなく「なんで>>続きを読む

キャンディマン(2021年製作の映画)

3.3

ジョーダンピールらしく社会風刺、今回はBLMが根底にあるのか、死んだ人は全員白人だった。怖さも世界観も「エルム街の悪夢」にそっくり、ホラーだ!と思って観るべきでは無いかも。B級を全力でA級にした感じ、>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.9

凄く煌びやかで言葉通り華麗だけど、ペラペラだったのがよかった。本物の愛は決してお金なんかじゃ買えないよな。画がずっと綺麗で画集みたい、華麗に映るようパーティー中なんかは常に画面が彩り鮮やか。それ以外の>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.3

ぺこちゃんとりゅうちぇるの話、批判も多いけど自分らしさを殺して生きる苦しさは結局当人にしか分からないと思う。
ゲルダにとって自分が彼にとって恋愛・性対象じゃ無くなっていくのに自分は好きで、そのまま一緒
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アス(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ジョーダン・ピールらしい不気味さ、それ自体の上質さなら「ゲットアウト」超えてる。自分と同じ見た目が襲ってくるって奇怪な設定をどう回収するのかな…と心配してたけどこれが一番ちょうどいい理由付けだと思う。>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.4

ブルーベリーパイ食べたくなっちゃった
マカロニえんぴつの「ブルーベリー・ナイツ」インタビュー通り確かにニュアンスは引っ張ってるけど歌詞が全くその通りってわけではないんだな。こんなに悲しくて寂しいお話し
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インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

3.9

リー・ワネルだし安定に面白いよな…
このキリスト教とも言いきれない天国地獄とも違う独特な死生観やっぱりあんまりよく分かってないけど好き
シリーズ通して前作の伏線すら回収していくのが「saw」にもある死
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.9

ミュージカル苦手だけど、気になる人が好きな映画って言ってたから観た!けどあんまりハマらなかった、私と合わないんだなあ。ミュージカルとかこういうスタンスの映画が好きな人はきっと好き。私が合わなかっただけ>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

クラシカルな「悪の教典」
ただ土屋太鳳の狂い方にそんなことで?そんな簡単に?って疑問が残った
予告編を見て土屋太鳳が可笑しいのかと思ったら一家がそもそも可笑しくて染まっていく…って確かに彼女はシンデレ
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.4

ミュージカル嫌いだけどこの作品はそんなことなくてむしろミュージカルで良かったと初めて心から思った、話に救いがなさすぎて、ミュージカルじゃなかったら辛すぎて観ていられない
でも「ダンサー・イン・ザ・ダー
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.3

グロテスクさ、クオリティ高めなCG、街の作り込みあたりはよかった。それ以外はよく無い、特に配役が引くほど酷い最悪。B級映画好きだけどこれは駄目、笑えるのはいい良作だけど共感性羞恥を与えるのは駄作。キャ>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

詐欺をお洒落に見せるけど完璧に美化はしないところにフランクの更生を見た気がする。スピルバーグ=子供も大人も好きなワクワクする作品のイメージがあったけどガッツリ大人向けでjazzyな作品も作っちゃうんだ>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

3.4

これぞHIPHOP!って感じでHIPHOPの元来の姿を魅せてる。やっぱりHIPHOPって恵まれない奴らのために有るべきだし、その傾向が薄れてるのは嫌だな。恵まれた奴のリリックに重みはない。英語が完璧に>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

最高だった、トムに憧れてバイクの免許取り始めた、スカジャン着てkawasaki乗りたいな🏍
観て良かった、観たら人生が変わる
映画館でGを感じてこそ良さが分かる
1そこまでかな、と思ってたけど家で観て
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

悲しくて痛くて切なくて、でも幸せだったんだろうな
キャラクターに胸がギュッと締め付けられるような寂しさと愛おしさがある
大伴が「お前を選べない、分かるだろ」って言った時の笑ってるけど悲しそうな目での
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.3

子ども苦手だからか30回ほどブーをブン殴りたくなった、ブーだけに。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

2.3

ミュージカル苦手ながら観たけど駄目だ!話浅すぎてつまらない!起承転結が緩やかすぎてストーリーとしての面白みを感じられなかった、何で世間からの評価はこんなに高いんだろう。
歌は観たことなくても聴いたこと
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.6

キラキラして楽しいだけの青春じゃなくて売春妊娠いじめ同性愛摂食障害とかを無かったことにしない、グロテスクでエグいけどどんな作品よりもリアル
私の見てきた青春に近しいところがあった
全部、無かったことに
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.1

登場人物が多い上に人にとって立場が違って複雑だから観て一発で「あぁなるほどね!」とはならなかった、私の頭が悪いだけかも。
だからか終盤の伏線回収は大掛かりで大胆なのに頭の中のピースがピッタリはまってス
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.7

一つの作品としては面白かった!
一警察、クライム映画として観たら良作
でもsawらしさが無い、sawを語るには圧倒的な鳥肌の立つ伏線回収とかどんでん返しが無さすぎる
シリーズを通して1が頂点であって原
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

ブラピとジョージクルーニーの色気がダダ漏れ、話の深みより世界観に浸るべき
ロマンを追求した作品
"都会の闇に身体を溶かして 口笛吹いてる男の美学"ってルパンの歌詞を彷彿とさせる
作中の音楽も良かった、
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.2

今まで観たどんなホラーよりもコメディ
ダンサーインザダークより胸糞みあった
現代に蔓延る統合失調症患者とか陰謀論信者には当たり前のようにこの世界が見えてるのかな、コロナもあって世界を少し違う角度から見
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呪詛(2022年製作の映画)

4.2

アジア土着版「ミッドサマー」
撮影手法は「パラノーマルアクティビティ」
実話が奇々怪々すぎて良くも悪くも意味が分からない

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

人間が苦しめられたり死ぬのは全然いいけど犬だけは本当つらい心苦しい😢犬には優しくして