ままならない日常、冴えない夫、理解できない娘、拒絶してくる父親、許せない自分。
コンテンポラリー生きなおし。
壮大でクソ真面目にふざけているから、好き嫌い分かれる映画だと思うけど、こういう作品が評価>>続きを読む
1940年代〜1960年代中国。文化大革命、毛沢東時代。
貧しい中でも、逞しく淡々と穏やかな生活をしている人々。ある日突然、床が抜けるように不幸が降りかかる。「それでも耐える、それでも活きる」
幸福と>>続きを読む
「かわいそうなジヨン」
彼女を追い詰めて、閉じ込めているのは誰?
どうしようもない悪人がいる訳でもなく、彼女を傷つける人に悪意がある訳でもない。カテゴリや杓子定規に思考停止し甘んじてるだけ。男は泣くな>>続きを読む
離婚の過程、夫婦それぞれの心のあり様を繊細に描いている。「愛が無くなったとかそういう単純な話じゃない」
お互いに近すぎるから見えなくなるもの、気づかなくなるものがある。引き千切られる時には痛みを伴うけ>>続きを読む
共依存、虐待、貧困。ノンフィクション。どこかの扉の向こうに必ずある家庭。周囲の人間が何故子どもたちを救わないのか。私たちの生きてる社会がそいう社会だから。子どもの不幸なニュースに眉を顰めて親を吊し上げ>>続きを読む
猛烈な不在と同じだけの存在。
世の中は不条理に満ち満ちているけれど、この悲しみの少しでも共感できる人が、1人でも多く増えていく事で、何かが変わってくれればと願います。
北朝鮮、政治犯強制収容所。
心ある人から挫かれる。でも心を忘れてはいけない。
「国ってなんだ、国民て誰だ」
韓国の児童養護施設が舞台。
キリスト教が母体の施設で子ども達は伸びやかに育てられている。大人の都合で傷つけられた子ども達を決して特別扱いしない世話役の女性がステキ。
子役の演技がスゴイ。
演技であん>>続きを読む
ES細胞捏造事件、生物学者黄禹錫による2005年の胚性幹細胞論文不正事件を題材。
情報に触れる時には常にバイアスを意識しないと、とんでもない間違いを犯す。
「私たちに良心は贅沢よ」
弱い立場の者が絶>>続きを読む
1980年代、軍事政権下(描写がポップ)の女子高生。
20年以上時が流れて、それぞれが悩み問題を抱えた大人になっている。
無邪気に明るい未来を信じていた自分、無垢な心を揺らしていた自分、かつて眩しい少>>続きを読む
1994年、14歳女子高生。
自営業で忙しいけど、独善的なりに幸せを願ってくれている両親。兄弟、恋人、友達、全てがヒリヒリしていて、岡崎京子を感じた。幸せ迷子な時代とお年頃。
「殴られないで、誰かに>>続きを読む