れおなさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

狂った一頁(1926年製作の映画)

4.0

映像むっちゃいいけど話の内容は正直なかなか掴めなかった、これで終わりかーとなる

フェイシズ(1968年製作の映画)

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面白いけど評価しづれーーー、主演男優の顔がジャック・デリダに似てた

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

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キエシロフスキの映画は面白いが、一方でこの監督に特有の人物造形とポエミーな(あまりにもポエミーすぎる)ストーリーがあまり好きになれないと感じることがしばしばある。今作も極めて美しい映像表現(特に色彩と>>続きを読む

ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

3.9

悪くないけどちょっとダレるなー、不滅の女の方が好き

カラヴァッジオ(1986年製作の映画)

4.1

美しい画が続出する、明らかに現代に属するものが登場したりするのも印象的だった。ゴダールの『パッション』を思い出す。

ある過去の行方(2013年製作の映画)

4.3

ファルハディ映画の中でも特に胸糞悪いものを感じながら観てたが、その分ラストがあまりにも美しすぎる

不滅の女(1963年製作の映画)

4.4

むっちゃいい映像表現が続出する。『去年マリエンバードで』を彷彿させるアラン・レネ風のカメラワークも随所に見られて、大変よかった。あと主演女優の肩幅が広いのがいい。筋肉のある女性ってかなり性的だと思った>>続きを読む

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

4.4

ジャンヌ役の女優の表情が驚くほど多彩。人間こんな顔つきできるんだなと観ながら思ってた。あと流石に四作ぶっ続けで映画を観るのは疲れる。これ単体でまた今度観返してーー。ゴダールが引用してた箇所とアントナン>>続きを読む

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

4.4

メロドラマ風の作品。印象的なセリフ・場面が多い。伴奏のないオペラのような内容だが、時折挿入される(ヒロインの愛人が作曲したとされる)音楽がスクリャービンや新ウィーン楽派を想起させてよい。

奇跡(1954年製作の映画)

4.8

究極のハッピーエンドで草、キルケゴールの読みすぎで狂人になるって設定いいな

怒りの日(1943年製作の映画)

4.4

陰影ヤバい、必殺仕事人みたいな。主演の女優の演技が神がかってる。魔女として告発されるシーンの表情が聖女のごとく神々しい。

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.8

ラストが意味深だが、それ以外の部分は割とコメディタッチで気軽に楽しめる内容だと思う

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

4.1

ラストでコリント書の言葉が歌われるのよすぎる。キエシロフスキの映画は終わらせ方がうまいと観るたびに思う。

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

4.8

おもしれーーー、てんこ盛りな内容だが所々ちゃんと笑えるのすごい

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

4.0

・ノリがよすぎる
・意味わかんなくて草
・グロテスクな映像な割に流れてる音楽が大体陽気で笑う
・思った以上に何も考えず楽しめる映画だった

道化師の夜(1953年製作の映画)

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・面白いけど結構嫌な話だった……
・チョイ役だけど比較的若いグンナール・ビョルンストランドが観れる
・サイレント映画チックな演出がイカしてた
・後のベルイマンの作風には繋がらないけれど、随所に光る所あ
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不良少女モニカ(1952年製作の映画)

4.0

中盤からどんどん面白くなる。モニカ野性的すぎ。序盤ラブコメかと思ったけどかなり世知辛い話だった。初期ベルイマンのこういう路線なら『夏の遊び』と『夏の夜は三たび微笑む』の方が好きだな。

ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.4

映画館で観た!色々言われてるけれど、ドキュメンタリー風でミュージカルをやるってのは相当斬新だと思う。やっぱり音楽が好きだ〜

ある結婚の風景(1974年製作の映画)

4.8

これは凄い。テレビ向けに作られたということもあって、舞台美術や構図の美しさはほぼ皆無だが、その分ベルイマンの脚本演出なり役者の演技なりがむちゃくちゃ輝いてる。50分×6話で、合計すると五時間あるが、ど>>続きを読む

山猫(1963年製作の映画)

5.0

「我らの望みは忘却だ、忘れ去られたいのだ……」

モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

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終わり方すごくいいな、面白いけど終始モヤモヤしながら観てた

ヴィクトリア(2015年製作の映画)

4.2

2時間20分カメラが途切れることなく回り続ける映画。それでいて表現に無理が出ることも無く、ちゃんと面白い。Nils Frahmの担当する音楽も美しいですね。結構感動しました。

サクリファイス(1986年製作の映画)

5.0

・今まで観た映画の中で一番映像が綺麗だった。話の内容自体はかなりスピってるけど、それも忘れさせるくらいに凄かった。脳に直接触れてくる映画だと思う。
・これを機に今日まであんまり良さのわからなかった他の
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偶然(1982年製作の映画)

4.2

中々複雑な内容だが面白い。可能世界論の話だ。

BLUE ブルー(1993年製作の映画)

4.4

かなりよかった。一時間以上画面はずっと青色のままで、そこに監督の語りと美しい音楽が挿入される。音響設備のいい映画館で観たい。大音量で。

肉体の悪魔(1986年製作の映画)

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原作とだいぶ内容は異なるが、なんというか印象に残る話だった。色情狂めいた女性を描写するのがかなり上手いと思う。

散り行く花(1919年製作の映画)

3.8

リリアン・ギッシュの多彩な表情がいい、物語的には19世紀のオペラにありそうな内容

(1974年製作の映画)

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・映像がすごく綺麗だった、いつか映画館でみて圧倒されたい
・多分アンゲロプロスはこの映画(と同監督の『サクリファイス』)からすごく影響を受けていると思う
・ネット上ではよくベルイマンと比較する人を見か
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