Joさんの映画レビュー・感想・評価

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.6

全体的に穏やかな空気が流れてて,情緒のある映画だった。音楽も風景も全て良かった。
ヘソンが思うナヨンに対しての思いもアーサーのナヨンに対しての思いも感慨深いものがある。12年前、もしちゃんと再会してた
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愛のコリーダ(1976年製作の映画)

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事件を知った上で見るとより生々しく見えて途中でリタイアしてしまった…その生々しさや全て本番で演じられていることを思うとなお一層今までの作品の中で異彩を放っているんだと思うし、またみようと思えた時にチャ>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

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四半世紀以上生きてたとしても人間として"愛する"という感情にまだ出会えていないことを痛感した。友情や愛情、家族愛を超えた愛する人を愛する、愛する人に愛されたいという気持ち。この映画だけではもちろん"人>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

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最後の周平が亜矢に語る内容が苦しかった。母親だから捨てられないし、好きなんだろうけどずーっと狂ってる環境にいて自分しか母親の痛みがわからないと思うと見捨てられないんだろうな。ソーシャルワーカーがあまり>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.5

終わり方が良い!!相変わらず2人とも2人のリズムで仕事をこなしすぎて謹慎処分になるけどそんなことお構いない感じが変わらずでいいな〜ちょっと似てる殺し屋兄弟のノリも面白かった

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

だらっとゆるっとしてるチサトとマヒロの会話とノリの感じとアクションのメリハリが良かった〜面白かった!2人の会話も笑えて面白い
なんだかんだ最後マヒロの自我を認める姿勢も良かったな。
ストーリもキャラも
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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色んな意味でとんでもないものを見たな…と。ずーっとついていけなかった!狂ってた!でも面白いといえば面白い!!!(笑)
公式サイトの解説を読んでより面白さを感じた

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

最初の1週間?は彼の安定で完璧な日々(ベーシックな日々)なんだけど次の週だと思われる後半の1時間で完璧な日々に問題が起きたり、姪っ子が来たりと楽しさ、いらつき、疲労感といつもとは違う感情を抱く日々を送>>続きを読む

ラスト・リペア・ショップ(2023年製作の映画)

5.0

音楽に興味を持つ子供を大事に思う気持ちと職人自身が持つ音楽への情熱があるからこそ、一人一人が楽器への修理に思い入れを持って向き合っている。最後の合奏、学校で楽器に出会ったとされる音楽学校や学校で音楽や>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.7

黒人差別だけでなくLGBT+Qについても実際の世界で起きてることを交えながら皮肉を入れブラックジョークが効いている映画。
様々な差別についてをエンタメや興行のために利用する者なんてたくさんいるし,その
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市子(2023年製作の映画)

3.5

長谷川が市子に結婚を申し込むところから物語は始まるのに2人の幸せの部分は最後の方で市子の語りと合わせて流れるのが彼女にとって束の間の幸せだったことを思い知らされる。
ただ市子として生き、存在したかった
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

5.0

大学でミュージカル史を勉強していたので、当時何度も"レナード・バーンスタイン"という名を聞いていてミュージカルの音楽における大きな功績は知っていたけど描かれている彼の人生を知らなかった。
レナードとフ
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

見るのに結構体力がいるし、なかなかの内容ではあるけど後半グッと引き込まれる構成だった。カエデと父親と山内を演じたお三方の演技力が素晴らしい

母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

4.0

子はなぜ両親や家族に期待してしまうんだろう、そして頑張れるんだろう。タイジがいい友達に巡り会えて本当によかった。
オープニング映像の印象が180度変わるような使い方をエンディングに使うの上手だな〜そし
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愚行録(2017年製作の映画)

3.0

まだまだ様々な夢や幸せがあると理解していなく「家族を持ち、幸せになること」を必ず人が抱く夢や幸せだと思ってる人が多いこの世界でここまでその幸せを掴み取る時に浮き彫りになる社会格差や人の醜い部分が濃縮さ>>続きを読む

蛇にピアス(2008年製作の映画)

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確か中学か高校かにみてるんだけど久々に見たくなって見た。アマのようにスプリットタン手前に改造しても、アマとシバさんのようなタトゥーを入れても、目の前の欲するすべての衝動に身を任せたとしても虚無感しかな>>続きを読む

幸せになるための27のドレス(2008年製作の映画)

3.7

最後、憧れの上司といい感じになった時都合良すぎない?!と思ってたら良い展開への振り方でよかった〜!!!人に優しくしてしまうのはもはや彼女の良い素敵な性格なのだけどすぐイエスと返答する前に意見を言って考>>続きを読む

ごくせん THE MOVIE(2009年製作の映画)

3.0

たまに2000年の勢いを感じたくなる時が来るんだけど今日それがきてたまたま見たけど多分これ2回目で1回目は学生の時に見てた気がする(笑)
もちろんありえないストーリーではあるけど今までのドラマシリーズ
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.8

心が壊れた主人公に対して懲りずに向き合った友達、家族、セラピスト、そしてティファニーのおかげで生活のリズムを完全にとはいえないけど取り戻すことについてちゃんと目を向けるようになるのが良かったし、最後の>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.8

心が苦しくなるくらい佳純の気持ちがわかるから焼肉のシーンやまほちゃんと住む話がなくなってしまったシーンも寄り添ってあげたくなった。最後自分の考え方やシンデレラの解釈を肯定されて走り出す佳純は絶対に何か>>続きを読む

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

4.0

ずっと惹きつけられる映画。
この4人の意味ありげな内容のない会話ずっと聞いてたいし、この映像の編集がすごく好き。中島哲也作品を思い出した

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.4

サラとアビゲイルの女王のお気に入りになろうとしてギスギスした心理戦が面白かったけど何よりそれを女王であるアンは政治でも女王である幼馴染のアンに対して忖度せず意見を言うたくましいサラが自分に夢中になって>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

それぞれが抱える苦しみや辛さというものは他者には理解することは難しいけれどそれを理解した上で助け合い、思い合うことで生まれる希望や関係がある。それらの温かみや優しさを感じる作品でした。
見ながらどこか
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

ベースとなる小説は読んでいないけどベラが性を通して自分や他者を知り、ゴッドの選択で生きるのではなく自分の意思で選択することで自己を確立していく姿がとても面白く、また現代に通ずるものがあると思えた。それ>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.0

ミサコが人間として、愛を持って人と接し始めるところからすごく引き込まれて、フィクションだとしてもこんな運命って…と最後の方は苦しくなってしまった。

BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(2022年製作の映画)

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好きな役者陣ばかりなので前から見たかった作品。途中醜い争いすぎて見てられなかったけど最後のオチに笑い止まらなかったし、この役をピートが演じてるのは正解

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

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自分の夢に関わっていた人に教えを乞うダニエルだけどその人に落胆して、コミックにあふれた場所でただ茫然と佇むロバートの姿で終わるのインパクトあるな…ロバートが人の身なりや職業ではなく人の本質を見て関わろ>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

このキャスト陣を揃えて、展開されたこのオーディションは巧妙だった。何のネタバレもなく楽しめたので本当に面白かった。
一般鑑賞者として感じる年齢差がなく比較的にみんな歳が近くて上下関係を感じることがなか
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サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.0

回想シーンしかセリフがない(しかも名前呼ぶだけ)山田くんの表情とか細かな動作の演技がとてもよくて、特にミカと北村を見つめる視線とか苦しくなった。それを割り切るように無駄のないアクションシーンもとても見>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.8

ふとした瞬間に親と向き合おうと思える時が来て、それは親も同じなんだと思えたし"2台の高速自動車が並んで〜(ニュアンス)"歌詞の部分とこの親子を照らし合わせてる感じが好きだった。ジェシーアイゼンバーグが>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

元々原作が好きで映画化するんだと驚いた作品。
漫画を読んでて笑ってしまったところや想像していたカラオケシーンの映像化がなんだか新鮮だったけど漫画の世界観をうまく再現されていて面白かった。また漫画にある
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火花(2017年製作の映画)

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一つの作品をドラマと映画での作り方で当たり前だけど見方が変わってくるんだな〜ざっくり時系列に並べて掘り下げないのであほんだらとスパークスがどれだけもがいてきたことが見えなかった。
両作品とも伝えたいの
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

5.0

岡山天音の演技が上手いし、ツチヤ役がハマっていてよかった。彼の面白さや彼なりの努力に凄みを感じる人たちが側で"すごい"とか"面白いよ"と言ってくれるだけで救われていたんだろうな。
何をがんばればいい、
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

2024年1作目。
こうしてカルマは生まれるのか…と。
ミアの他者に依存しがちなところがアダとなってしまってるし、この降霊術にハマってしまった人ほど誰かに会いたいと思う気持ちが強いのかななんて思った。
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母性(2022年製作の映画)

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家族に対して何かしらネガティブというか、マイナスなことをどうしても思い出してしまう人にとってこの作品は重くもあり、考えさせられるのではないかと感じた。母を思う、娘を思う、その心理ってその時の当事者でな>>続きを読む

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