何事もなさを装いつつ、それぞれの複雑な立場の、複雑な心境が表現されていてすばらしかった。
キャストそれぞれの演技力や監督始めとするスタッフの方々の隅々まで行き渡った丁寧な仕事の賜物だと思う。
浅野忠>>続きを読む
子どもの頃、自然の中でぼんやりと感じていたことをいろいろ思い出しました。
「ああ、そういうことか」
そんな感じ。
自然を相手にすることはとてつもなく大変なことだ。
それを十分に理解した上でそれに>>続きを読む
人がはっきりとは知覚しない感覚や感情に意識を向けて、こうも的確に繊細に表現できるものかと動揺にも似た感動でいっぱいになって、気づいたらエンディングで泣いてました。
是枝裕和監督、脚本の坂元裕二、音楽>>続きを読む
久しぶりにストーリーそのものに、ジーンとさせられた。
片桐の人柄に星野源がとても合っていてよかった。
それぞれの登場人物にも、キャストの演技にも、ラストにも安心できた。
「待たせる者も苦しかろう」が沁>>続きを読む
原作読んでたときと、のぼうのイメージが違ったけど、野村萬斎さんハマり過ぎ。
いろいろ安心して観られました。
おひとりおひとりは全然悪くないのに合わさったときのバランスがなんだかよくなくてそればっかりが気になってしまった
松たか子さんのあの声で話す美しい日本語がほんとに素敵。
激しい恋心を映像では奥ゆかしい表現に留めているところも美しく、なんと言っても相手が吉岡秀隆さんなのが、この映画の世界観を強固にしてるところがある>>続きを読む
こういうお話は、漏れなくまんまと泣いてしまうのであった。
ルビーの歌声、ほんとに素敵。
そして、実際の聾者である役者さん達の演技もほんとに素晴らしかった。
そして、V先生が好き過ぎる。
山田孝之がこんなにウシジマくんにハマるとは。
林遣都は大変な役でしたね…
ちゃんと生きようって思う。
「楽園」
なるほど、そういうことか、と思った。
綾野剛の演技の幅すごいな。
ものすごく印象的な話のはずなのに、ある意味での見どころがあり過ぎるのか、いろんなことを考え過ぎながら観終わって、逆に自分>>続きを読む
「演技がうまいなあ」という感想が先に立ってしまうお芝居や映画があるけれど、蒼井優さんも阿部サダヲさんも、演技がほんとにすばらしく、観る人を「演技がうまい」というところには留めさせない「うまい」を超えた>>続きを読む
塔子の気持ちは痛いほどわかる。
妻を愛していると言いながらとことん身勝手で持ち物扱いの夫。
家庭を壊したのは塔子ではなく夫婦ふたりともだ。
久しぶりに痛快アクション的な作品鑑賞。
キャストがほぼ主役級の人ばかり。
みんな、かっこよかったけど、金子ノブアキさんのかっこよさは特筆。
深水元基さんも独特の存在感でよかった。
ずっと食わず嫌いならぬ見ず嫌いでした。
ガンプ、大好き過ぎる。
切なく悲しく深い愛の話でした。
「CSI:NY」のゲイリー・シーニーズもすごくよかった。
今までずっと観なかった分、何度も観そう>>続きを読む
自分の子どもが加害者でも被害者でもつらい。
どちらかわからない時間というのはこんなにもつらいものかと思った。
その時間は想像したことがなかった。
堤真一さんも石田ゆり子さんもやつれ切った親の演技がす>>続きを読む
ヴィオレッタ役のアナマリア・バルトロメイが何よりの見どころ。
ただただ美しい。
退廃と美しさは紙一重だとつくづく思う。
「さくらん」も「ヘルタースケルター」も好きなんだけどな。
小栗旬、全然悪くなかったけどな。
でも、いつもより女性陣が魅力的に見えなかったのはなぜなんだろな。
妻夫木聡さんも満島ひかりさんも、ほんとに演技が上手だなと思った。
脚本もおもしろいはずなのだけど、なぜか全体的に何か足りない感があった。
狂気が淡々と進む中で、もっと薄ら怖さみたいなものが際立つこ>>続きを読む
自分以外の大切な誰かがいることと自分を大切にしてくれている人に気づけることのしあわせさ
樹木希林はやっぱりすごい女優さんだ。
永瀬正敏もやっぱりいい俳優さんだ。
内田伽羅もすごくよかった。
河瀬直美監督もやっぱりいい。
ハンセン病のことを大げさに取り扱わないけれど大事なことは伝わってく>>続きを読む
それぞれのキャストがそれぞれにいいのだけれど特筆したいのはこのふたり。
酒向芳さん(容疑者:松倉)、すごい。
以前、お仕事でお目にかかったことがあるけど、やっぱりさすが。
そして、松重豊さん(諏訪>>続きを読む
何度目の鑑賞かな。
久しぶりに観たけどやっぱりおもしろい。松尾スズキの伊良部先生、最高。
そして、三木聡監督とキャスト、みんな、最高。
バイオリニスト役に尾野真千子。
尾野真千子とガレッジセールのゴリさんの関係性に気づかされることなく、最後までストーリーを楽しめた。
高田(松田龍平)の衣装にラガーシャツを選んだ人を褒めそやしたい。>>続きを読む
五社英雄版「女殺油地獄」。
お吉を軸に話が進んでいき、与兵衛がかわいそうなほど無垢な男として描かれてるのが五社英雄監督っぽい。
樋口可南子がほんとにきれい。
堤真一は若い頃からいいお芝居するなあ。
「パラダイス」をつくる。
かたせ梨乃がかわいい。
西川峰子は大変な役だったな。
渡瀬恒彦の牛。