MikaOzawaさんの映画レビュー・感想・評価

MikaOzawa

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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.0

何事もなさを装いつつ、それぞれの複雑な立場の、複雑な心境が表現されていてすばらしかった。
キャストそれぞれの演技力や監督始めとするスタッフの方々の隅々まで行き渡った丁寧な仕事の賜物だと思う。

浅野忠
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杜人(もりびと) 環境再生医 矢野智徳の挑戦(2022年製作の映画)

3.8

子どもの頃、自然の中でぼんやりと感じていたことをいろいろ思い出しました。

「ああ、そういうことか」

そんな感じ。

自然を相手にすることはとてつもなく大変なことだ。
それを十分に理解した上でそれに
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怪物(2023年製作の映画)

4.9

人がはっきりとは知覚しない感覚や感情に意識を向けて、こうも的確に繊細に表現できるものかと動揺にも似た感動でいっぱいになって、気づいたらエンディングで泣いてました。

是枝裕和監督、脚本の坂元裕二、音楽
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.3

久しぶりにストーリーそのものに、ジーンとさせられた。
片桐の人柄に星野源がとても合っていてよかった。
それぞれの登場人物にも、キャストの演技にも、ラストにも安心できた。
「待たせる者も苦しかろう」が沁
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.5

原作読んでたときと、のぼうのイメージが違ったけど、野村萬斎さんハマり過ぎ。

いろいろ安心して観られました。

追憶(2017年製作の映画)

2.9

おひとりおひとりは全然悪くないのに合わさったときのバランスがなんだかよくなくてそればっかりが気になってしまった

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

この映画を作ってくれてありがとう、と思いました。

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.0

松たか子さんのあの声で話す美しい日本語がほんとに素敵。
激しい恋心を映像では奥ゆかしい表現に留めているところも美しく、なんと言っても相手が吉岡秀隆さんなのが、この映画の世界観を強固にしてるところがある
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

こういうお話は、漏れなくまんまと泣いてしまうのであった。

ルビーの歌声、ほんとに素敵。

そして、実際の聾者である役者さん達の演技もほんとに素晴らしかった。

そして、V先生が好き過ぎる。

映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

3.5

山田孝之がこんなにウシジマくんにハマるとは。
林遣都は大変な役でしたね…
ちゃんと生きようって思う。

楽園(2019年製作の映画)

3.0

「楽園」
なるほど、そういうことか、と思った。

綾野剛の演技の幅すごいな。

ものすごく印象的な話のはずなのに、ある意味での見どころがあり過ぎるのか、いろんなことを考え過ぎながら観終わって、逆に自分
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8

「演技がうまいなあ」という感想が先に立ってしまうお芝居や映画があるけれど、蒼井優さんも阿部サダヲさんも、演技がほんとにすばらしく、観る人を「演技がうまい」というところには留めさせない「うまい」を超えた>>続きを読む

Red(2020年製作の映画)

3.0

塔子の気持ちは痛いほどわかる。
妻を愛していると言いながらとことん身勝手で持ち物扱いの夫。
家庭を壊したのは塔子ではなく夫婦ふたりともだ。

新宿スワン(2015年製作の映画)

3.3

久しぶりに痛快アクション的な作品鑑賞。

キャストがほぼ主役級の人ばかり。
みんな、かっこよかったけど、金子ノブアキさんのかっこよさは特筆。

深水元基さんも独特の存在感でよかった。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.4

ずっと食わず嫌いならぬ見ず嫌いでした。

ガンプ、大好き過ぎる。

切なく悲しく深い愛の話でした。

「CSI:NY」のゲイリー・シーニーズもすごくよかった。

今までずっと観なかった分、何度も観そう
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望み(2020年製作の映画)

3.5

自分の子どもが加害者でも被害者でもつらい。
どちらかわからない時間というのはこんなにもつらいものかと思った。
その時間は想像したことがなかった。

堤真一さんも石田ゆり子さんもやつれ切った親の演技がす
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.5

ヴィオレッタ役のアナマリア・バルトロメイが何よりの見どころ。
ただただ美しい。
退廃と美しさは紙一重だとつくづく思う。

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.0

「さくらん」も「ヘルタースケルター」も好きなんだけどな。

小栗旬、全然悪くなかったけどな。

でも、いつもより女性陣が魅力的に見えなかったのはなぜなんだろな。

愚行録(2017年製作の映画)

3.5

妻夫木聡さんも満島ひかりさんも、ほんとに演技が上手だなと思った。

脚本もおもしろいはずなのだけど、なぜか全体的に何か足りない感があった。

狂気が淡々と進む中で、もっと薄ら怖さみたいなものが際立つこ
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

自分以外の大切な誰かがいることと自分を大切にしてくれている人に気づけることのしあわせさ

8 Mile(2002年製作の映画)

3.5

上映時に観てすごくよかったのをおぼえてるけどいろいろ忘れてるのでまた観たい

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

茶道を習いたくなった。

樹木希林さん、唯一無二の人だなあと改めて思った。

あん(2015年製作の映画)

4.0

樹木希林はやっぱりすごい女優さんだ。
永瀬正敏もやっぱりいい俳優さんだ。
内田伽羅もすごくよかった。
河瀬直美監督もやっぱりいい。

ハンセン病のことを大げさに取り扱わないけれど大事なことは伝わってく
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

それぞれのキャストがそれぞれにいいのだけれど特筆したいのはこのふたり。

酒向芳さん(容疑者:松倉)、すごい。
以前、お仕事でお目にかかったことがあるけど、やっぱりさすが。

そして、松重豊さん(諏訪
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蛇のひと(2010年製作の映画)

3.0

西島秀俊
永作博美

WOWOWっぽい映画だなあと思った。

イン・ザ・プール(2005年製作の映画)

3.8

何度目の鑑賞かな。
久しぶりに観たけどやっぱりおもしろい。松尾スズキの伊良部先生、最高。

そして、三木聡監督とキャスト、みんな、最高。

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.5

緒形拳の悪党ぶりがすごい。
そして、それを際立たせる色気のある女優陣。

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

3.0

バイオリニスト役に尾野真千子。
尾野真千子とガレッジセールのゴリさんの関係性に気づかされることなく、最後までストーリーを楽しめた。

高田(松田龍平)の衣装にラガーシャツを選んだ人を褒めそやしたい。
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女殺油地獄(1992年製作の映画)

3.2

五社英雄版「女殺油地獄」。
お吉を軸に話が進んでいき、与兵衛がかわいそうなほど無垢な男として描かれてるのが五社英雄監督っぽい。

樋口可南子がほんとにきれい。

堤真一は若い頃からいいお芝居するなあ。

肉体の門(1988年製作の映画)

3.0

「パラダイス」をつくる。

かたせ梨乃がかわいい。
西川峰子は大変な役だったな。
渡瀬恒彦の牛。

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