あさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あ

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女が階段を上る時(1960年製作の映画)

4.4

銀座のバーで働く女の葛藤ととりまく人間の醜さ

高峰秀子はやっぱり凄い女優だなと思った。芝居の間だったら投げかけるセリフの声色が一個も外れない。
表情一つで観客に色々な想像を働かせる事が出来ている
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.5

望月歩くんもっとベイビーだと思ってたのに後ろ姿しっかりしててよかった

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

無人島に取り残された男が死体と共に脱出する


馬鹿げた事の中にサラッと格言を忍ばせていてよかった

画の繋ぎの緩急がうまくて感情が高まるし音楽の差し込み方も気持ちよかった

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.5

華やかな世界にいる男の心を文通を通して、知っていく少年

ドラン映画の気持ち悪い見づらさが弱くてパンチに欠けた気がした。

他者の視線を画で収めるのがやっぱりうまいなあと思った

狂乱の日々 デス・ロードの戦い(2017年製作の映画)

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作品と人生を通して世界を知ろうとしている。
生きる事で何かを学ぶ。映画作りは何かを学ぶ為の手段

ファーザー(2020年製作の映画)

4.3

認知症のおじいちゃんのモノの見え方

まず、ほとんど部屋から出ないワンシチュエーションものなのだが、美術が非常に優れてた。
特徴的に青色と黄色が使われていて、こういう時系列や現実と妄想がごちゃ混ぜな作
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.9

三島由紀夫は言葉の力を信じて(盲信)人間の可能性を信じていた(願望)ピュアな男だった。

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.6

準備編、食事編、片付け編とあって、片付け編が1番好きだった。

ああゆう適当さいいな
日常がちゃんと映されてた

そして顔の力が半端ない

江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

4.0

どこにでもいるサラリーマンの日常を俯瞰で見る

オープニング映像の軽快さに驚き何度も見直してしまった。
遊び心満点の演出やアクション繋ぎのテンポのいい編集など、退屈になりそうなボヤキの脚本と対照的に見
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

圧倒的な撮影素材量の多さに驚いた。
それを完璧なまでに繋ぎ合わせて、音楽でリズムを作っていき2時間があっという間だった

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

地球滅亡を予測してから人間が取る滑稽な行動

スケールがデカすぎる。。。
こんなに情報量多く画で見せれて凄い。

バリバリにブラックコメディーで、人間のエゴをちゃんと頭に植え付けさせられた。

きっと
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街の上で(2019年製作の映画)

3.4

地に足ついてない人たちが一生懸命足をつけようと頑張ろうとしたり頑張らなくてもいいやって思ったりみたいな

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

丁寧でベタな演出もこの不器用な男の話に合ってた。

掛け合いの間が良くて安心して見てられるのも良かった

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

4.0

1人の泥んこ田舎女が都会に来て泥のように生きる話

人間の醜さとか哀れさを凄い時には生々しく、時には俯瞰で見せてくれてよかった。

作品のトンマナがしっくりきて見てて没入させられる

メランコリック(2018年製作の映画)

3.6

設定とか構成に注目されがちだけどセリフの掛け合いが結構うまいなって思った。

もっと芝居の上手い人達と作品作っていったらどんどん良くなっていきそう

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.9

ダウン症の家無し少年と追われ身の元漁師によるロードムービー

ベタな話だけど、ロケーションが良かった。

川や困難な道を自分の足で歩いていくという思いが伝わった。

そしてテンポがいいのも良かった。
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トニー滝谷(2004年製作の映画)

4.3

服が好きだった妻を失った男の孤独な時間の進み方

ナレーションと演者のセリフが重なる演出とか足元の横トラック繋ぎとか素敵な瞬間がたくさん

音楽に乗せて止まらず進んでいく(横トラック)映像が人生って感
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赤い殺意(1964年製作の映画)

4.3

生々しい話に演者の体付き、そしてそれをじっとりと撮り切った撮影技術。

列車のところや雪山とかの意欲的な画作りも素晴らしい。

主人公の嘘をつく時のすっとぼけた調子の芝居がよかった

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

わかりそうでわからなかったしつまらなそうで最後まで面白かった

ばるぼら(2019年製作の映画)

3.2

もっとやって良かったのに

前半は良かったが、
終盤が盛り上がらず終わっていった

創り上げたファンタジーをぶっ壊すものはなかった

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

美術が大変そうだった
こだわりを感じる画作りにライティングだったし役者も良かったけど、、、
あまり響かなかった。むしろ響かないくらいが丁度いい作品なのかもしれない

リリィ(2003年製作の映画)

3.5

なかなかクレイジーな身内のドタバダ。
基本的に同じ箱で展開されていくから見やすかった。

最後の舞台セットが金かけてるせいなのか長くてちょっと疲れた

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.8

目が飽きないって結構大事だと思う。
ストーリーよりも視覚と聴覚を楽しませてくれた映画だった

鰐 ワニ(1996年製作の映画)

3.6

セリフを極力排除して映像だけで魅せていくスタイルが良い。
主人公の男の顔付きがよかった

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

企画の着眼点が良かったのとテンポが良くて丁寧なんだけど無駄がなくてよかった

最後が少しもやっとしたけどテンポで終わらせててそれはそれでありかなと