nanashiさんの映画レビュー・感想・評価

nanashi

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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.6

男社会が描かれていてジョディ・フォスターが男性警官に囲まれジロジロ眺められる居心地悪さには、ゾッとした。警察内部での緊張感と、ハンニバル・レクターに対する緊張感との対比がよい。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.8

残念なインヒアレントヴァイスみたいな印象。いろんな小ネタがあるが、うまくいってない感じ。

3人のアンヌ(2012年製作の映画)

3.7

制作時期も近いからか、『次の朝は他人』に似た作り。タイトルで3人の、と言ってるけど、作品内ではそういう説明が無いので、え、なに?パラレルワールド?と困惑する。それぞれが妙にリンクしてたり曖昧な関係が面>>続きを読む

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

3.6

大作だが伏線回収がきれいにされていく快感で、3時間もあるようには感じなかった。
出てくる美術作品は、すべて映画のために1から用意した複製らしい。作品が完成する山場のシーンでの光の描写が丁寧で、作品の説
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ヴィタリナ(2019年製作の映画)

-

昼寝してから行ったのに少し寝た。冒頭から暗闇が続いたためおやすみモードへ。朝日が差し込む場面で鳥の鳴き声とともに目覚めた…

意外に笑える場面もあったり、画面にハッとするようなところは複数あった。セリ
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ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017年製作の映画)

3.5

なんとなく思ってた以上に社会的な活動を行なっている人だった。晩年は政党から直接政治にも関わっていた。官僚制を批判したり、アナキズムを理想としたり、オルタナティブな実践を行っていたみたい。時代とともに流>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

2.0

なんとなく敬遠してたのだけど、やっぱり苦手だった。中山美穂のラブレターのほうでもあった感覚が増幅したような感じかもしれない。詩的な表現がギチギチに詰め込まれてると、ノリが共有できないときに一気に置いて>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

1.2

グロテスクな描写は細かくてよかった。過剰にわめく演出はとにかく苦手だった。配信で観たがセリフがかなり聞き取りづらい。

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

4.5

初めてブレッソン作品を観た。おもに手元や狭い空間の画と、2-3人が同時に移る程度の画が終盤の脱走劇まで繰り返される。実際の空間構成がほとんど想像できない素っ気なさに比して、モノを削る光景や音が発するリ>>続きを読む

自由が丘で(2014年製作の映画)

3.8

人の二面性と時間軸のシャッフルと絡まっていて楽しい。こう言うと複雑なようでも、印象としてはもっとすっきり観れる。この時間でこの充実は凄い。

インセプション(2010年製作の映画)

4.3

2020.09.17
TENETの前に10年ぶりの再見。あまり記憶力が良くないので内容を忘れてしまう作品が多いが、意外にもこれについてはかなり覚えていた。入れ子状に夢へ入っていく状況を図式的に把握する
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

逆再生の映像がとにかく凄かった。スポーツ中継を観ててスーパープレーが出てくると一瞬何が起きたか分からなくて、リプレイやスローで何度か観てるうちに理解が追いつくという事があるがその感覚に近い。何回でも見>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

2.8

登場人物全員がいい人すぎて、緊張感に欠けるというかお行儀が良すぎた。同性の恋愛とか、多様性を認めようという意思は感じても、PCに終始する余りこじんまり収まったな、という印象。

マグノリア(1999年製作の映画)

3.7

話の構造が複雑。教祖のトムクルーズが強烈。メタな演出がちらほらあり。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.4

一度見ていたことを忘れており、カセットのセールストークのシーンでやっと気付いた。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.4

とにかく良かった。こんな話が映画になるのかという感覚になった。
内容が断片的に示されていく背後で謎や陰謀が大きなスケールで動くさまが壮観だった。2回連続で観たけどよく分からない凄さがある。

動いている庭(2016年製作の映画)

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理論と実務の関係が見られてよかった。彼が理論を語ってから、そうは言っても実際はね、と言う風に理論とは微妙に食い違ってくる実際の行為を「引き算の作業」と詩的に呼ぶことが興味深かった。

TOKYO!(2008年製作の映画)

4.3

ポンジュノ作品が特別に輝いてた。引きこもりというテーマで、そこから想像しがちな雰囲気をグッと上回るものがある。

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