Annaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

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日本で生まれ育ってきたからこそわかる生活の丁寧さ。歴史や伝統を重んじる考え。港町の穏やかな風景。全ての描写が心地よくて気持ちよかった。

手をつけずに埃を溜めるのではなく、手を入れて美しい過去の姿を保
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

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夢と愛と友情と憧れの詰まった堀越ニ郎の半生。
だけれども、宮崎駿をはじめとしたスタジオジブリスタッフのものづくりへの姿勢、想いをこれでもかと示しているように感じた。
“つくりあげる”思いが一番伝わって
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耳をすませば(1995年製作の映画)

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DVDでしか視聴方法が無かったので、帰省タイミングで久々のTSUTAYAへ!

「ふるさとって言われてもよくわかんないんだよね」って雫の言葉は私も中学高校時代にずっと思ってた。
だからこそ、ちょうど帰
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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校門、大きな木、電車の教室、小林先生の温かみ、、、幼い頃に小説で読んで想像していたトモエ学園がスクリーンに映し出されていて大感激!

あらゆる人が発信する多様性に疑問を持つことが何度もあったけれど、ト
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

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12/31映画納めにして2023年ベストを叩き出した!!
強いメッセージ性がありながらも、
明るく元気でとにかくハッピーになれる。
目の前を照らしてくれるような最高の歌の数々!
デモのシーン以降鳥肌と
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

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んー…なんて理不尽なんだろう。
コメディ要素が多く、重すぎないように描かれているのが逆に苦しくなる。
この話を、イェスンの回想として明るめに描いていたのならば、よりやるせない。

司法において、権力は
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ウォーリー(2008年製作の映画)

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前半はウォーリーやイヴの可愛い動きにメロメロだったのに、中盤からは震えが止まらなかった。
画面の世界から離れないおデブたち、歩くこともままならず、ぜーんぶ機械がやってくれる環境。
この映画が公開された
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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激動とも言える人生の中でもみぃたんが明るく成長できたのは、
「笑顔でいれば、ハッピーがやってくる」
というママの言葉のおまじないの効果だったのかな。
"バトンをつなぐ"という表現がとても素敵で、まさに
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

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ヒーロー映画における人害経済的被害って描かれない部分でとんでもないよなと思っていたので、そこにメスを入れるとは。

ラストのタイマンシーンはダメだよ…。いくらなんでも悲しすぎる。
ヒーローが沢山出てく
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

Filmarks試写会にご招待いただきました!ありがとうございます!!

思わず笑い声が漏れてしまう場面が多々あり、個人で参加しているはずの試写会に一体感が笑

綾野剛スーツ似合いすぎスタイル良すぎ
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

試写を観させていただきました。ありがとうございます!
レビュー推奨とのことですが、公開前かつ些細なコメントがネタバレになってしまいそうなので今回はネタバレボタンを押します☝️

今をときめく演技派俳優
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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「今日は濃かったな」「こんな日があったっていいよね」「いい日だったな」「不思議な一日だったな」
そんなふうに毎日を振り返りたくなる。
大量生産、大量消費、情報過多。そんな世の中は日常を“こなす”と表現
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ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

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泣ける…泣いた…。電車のなか鼻水啜りながら涙を落とさないように一苦労。
長野は生まれていないので実際にその瞬間を目の当たりにはしていないけれど、こうやって今もなお多くの人の記憶に残り、語り継がれている
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

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感情のやり場に困ったとき、ポテトサラダ一気に作って一気に平らげたくなる時、ある。丸ごと茹でて潰してこれでもかってくらいマヨかけて、ぐちゃぐちゃに混ぜて、八つ当たり気味に作っても美味しいから。そしてこれ>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

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両親が宗教を信じるのと同じように、ちーちゃんは大好きなお父さんお母さんを信じたい。まーちゃんだってほんとは同じ気持ちだったはず。おじさんたちだって信じてあげたいはず。

現実社会でも宗教二世の話題が表
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

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これ実話なんですね…。あれだけの絶望的な状況のなかで周りを励まし続けるというのが本当にすごい。

自分の涙腺はこんなにも緩かったのかと感じる日々ですが、今回は気づいたら頰が濡れているというか。
ケンテ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

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子供の言い分も聞かず何度も何度も同じやり取りを繰り返す物分かりの悪い?大人達にイライライライラ。主張が通らず諦めてしまうアハマドプールの顔と言ったら。「しつけ」を大切にする大人に抑え込まれて、思いっき>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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鑑賞後一言目は「手汗がやばい」二言目は「映画観たわ〜」
いい意味でこれ以上の感想が出てこなかった。極音爆音上映で、テレビやスマホからは出てこない音に触り、映画館の醍醐味を全身で感じた。立川まで行った甲
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

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サンフランシスコ、歩いてる人少ない。
意外だった。

打ち合わせ先の会社のエレベーターで一緒になった宅急便のお姉さんや、知らない土地で道を聞いた駅員さん。もう多分二度と会わない人だろうな。
みたいな気
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

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これ絶対好きだと思うよ、と私に薦めてくれた方々、よく私のことをお分かりで!!
ジョークを言い合いながらもチームでimpossibilityなミッションに挑んでいく感じ、楽しくて仕方ない。
別に深い学び
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

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「映画」という映像作品ではあるはずなんだけど、台詞の少ないこの作品は、写真のアルバムのページを1枚ずつめくっていくような感じで幸せとドキドキ感に溢れていた〜

空想の世界で生きてきたからこその行動力と
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

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映画を好きな理由のひとつに、感情が揺さぶられるというのがある。
陽気になり、苦しくなり、不安になり、怖くなり、楽しくなり、、、
この醍醐味を司ってるのが映画音楽ではないだろうか。
脚本や映像の美しさは
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

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通勤しながら見始めたんだけど、これは電車の騒音の中で観るものではないと慌てて封印。

映画館で観れなかったのを後悔するくらい、
静寂と景色と彼らの勇姿を堪能する作品だった。

高所恐怖症には脚がキュッ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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言葉の説明が一切なく世界観を理解するのに苦労してたはずなのに、後半はしっかりと砂の世界に飲み込まれていた…

映像も美しく、砂の一粒一粒の煌めきと砂虫の迫力が同じ砂だとは思えないくらい魅力的だった。彫
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アントマン(2015年製作の映画)

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また魅力的なヒーローが現れた〜
これだけ色んな設定でたくさんの登場人物を出していても、それぞれの色と世界観があって、衝突することなくアベンジャーズへと集約されていく感じ。もっと早く知りたかった気持ちと
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

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シリーズ通して尻上がりに面白くなっていくなんてなかなかない。
ロボット対戦は思わず笑ってしまうし、戦闘終盤の展開は思わず「うわ!!まじ!!そうじゃん!!」と語彙力無くなってしまうくらいワクワクドキドキ
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

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試写会に招待していただきました。ありがとうございます!

ホリデーシーズンにピッタリな多幸感に包まれる作品。
仲間の大切さ、夢を見ること、諦めないこと。ありがちなメッセージも、コメディという土台の上に
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

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ソーとロキの仲間割れ………のシーンめちゃくちゃかっこよくてその後の展開がほんっとに残念で仕方なかったのに…!!!!!あのしょんぼり顔で一筋縄ではいかないロキが悔しいけどクセになる。
世界観が難しいとは
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マーベル・ワンショット:アイテム47(2012年製作の映画)

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見たことあるようで見たことない話笑
確かに空から最強兵器が降ってきたら気になる

マーベル・ワンショット:相談役(2011年製作の映画)

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こんな裏側があったんですね…色々とよかったよかった

ちゃっかりパンケーキ食べてるコールソン〜

タイタニック(1997年製作の映画)

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名作すぎて観てなかったシリーズ

なんといってもレオ様の存在感が半端ない。吸い込まれるような瞳…いや、もう存在に吸い込まれてしまうんじゃ無いかってくらい美しくてかっこよくて可愛さもある。
当時23歳で
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

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(映画会の皆様…やっと観ました…!笑)

原作未読、高校時代に劇団四季のミュージカルを鑑賞、という感じだったので「結末がディズニーだ…!」という声に納得。
両者に救われる部分があり、救われない部分もあ
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

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感情がずっと昂ったままジェットコースター級に揺れ動き、思わずのめり込んで見入ってしまう。どれだけ長尺でも見飽きないアクションに、過去の自分・友人との対峙、まさかの別れ(?!)
アクションから人間ドラマ
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

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どんな感動超大作よりも電車の中では見てはいけない作品。
小さい頃のワクワクの感情と夢中になった毎日といつか自分もあの世界に、という憧れを思い出して、「エモい」なんて一言にはまとめちゃいけない、感情が溢
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

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最近「キリエのうた」から「正欲」という、心にのしかかるような作品を続けてみてきたからこそ、ヒーローアクション映画の清々しさが堪らない!難しいことは何も考えず、ただ流れるままに異次元の強さに身を任せワク>>続きを読む