MakotoAibaさんの映画レビュー・感想・評価

MakotoAiba

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くじらびと(2021年製作の映画)

3.7

これは人間と動物の生(せい)の映画。私たちが生きる世界とは、全く違うが、地球というつながりを感じる。
そして、作品に携わった人々の執念を感じた。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

何をどう受け止めていいのか、時間がかかります。ストーリーは理解できるのですが、感想がうまく出てきません。
それくらい、考えさせられる作品です。
自分にとって大切な作品になりそうです。
苦しさとあたたか
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.7

人間のつながりの本質は、血か否か。最近自分が考えていることです。
生きる上での映画や音楽、美術などの必要性、これも最近考えていることです。
とにかく、メッセージてんこ盛りの作品でした。少々、登場人物に
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

凝った脚本で最後まで楽しめました。たくさんの登場人物がいましたが、キャラクター設定がしっかりしており、ブレがありませんでした。もちろん演技も自然で入り込めました。松岡さんは、テレビドラマより、映画の方>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

2ということだが、前作とのつながりもよく、さらにスケールアップして楽しめました。登場人物の人間描写が丁寧で、感情移入ができます。デンゼル・ワシントンが勝つことはわかっているのですが、ハラハラさせてくれ>>続きを読む

ダークマン(1990年製作の映画)

3.5

1990年代の作品だが、今の科学技術を見事に当てていて、驚きました。
若き日のリーアム・ニーソンが新鮮でした。B 級感満載で楽しめます。

イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

最近我が家は、アクション映画にハマっている。そんな時、別居している娘がこの作品を紹介してくれた。
今まで、知らなかったことを恥ずかしく思います。素晴らしい作品でした。かっこいい。
こういう生き方がした
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.8

戦争はダメです。
隣国の韓国のことを知らなすぎます。
韓国映画のスケールには、驚かされます。
韓国映画には、いつも泣かされます。
伏線回収が、気持ちいいです。
主演級の俳優の演技は見事です。
でも、ち
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.4

私はダニエル・クレイグさんが007を演じるようになってから、このシリーズを観るようになりました。過去作品は詳しくないので、あまり比較できませんが、スペクターは、とにかくワンカット、ワンカットに無駄があ>>続きを読む

食堂かたつむり(2010年製作の映画)

3.0

小川糸さんの小説にハマっており、食堂カタツムリも読んだので、映画を鑑賞してみた。小説を映画化するにあたって、自分の感性と合わない典型的な作品であった。

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.8

観ていて苦しい映画でした。
人はどうして、あそこまで争うのだろうか?日本がのん気で平和すぎるのか?
どちらが、人間らしいのか、わからなくなる。先進国と言われる生活レベル(日本も含めて)の人間は、世界人
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

今まで見たことがない設定で、興味深い作品でした。途中までよかったのですが、後半は少々無理があるように思いました。それそれぞれの登場人物を通して、人間の酷さ、非情さ、怖さ、強さ、優しさをもっと見たかった>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

見事でした。
まるで、情景を想像しながら、小説を読んでいるような感覚の映画でした。ワンカット、ワンカット、セリフも含め計算されつくしているのでしょう。もう一度、いや何回も見たい作品です。
小説は未読な
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.6

映像がとにかく美しい。俳優陣が素晴らしい。しかし、テーマは重すぎます。
登場人物も限られており、心に響く会話劇です。どちらの考えが正しいのか、尊重すべきなのか私には、わかりません。
2人の幸せな過去が
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

おもしろいです。物語に引き込まれました。こうするのか!という展開。
ニーナとの過去、どうしてキャシーがここまでするのかがわかれば、もっとよかったです。いや、わからないから、いいのかな?

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

何かが胸に突き刺さりました。もう少し時間を置かないと整理できません。いや、むしろ、考えないほうがいいのかもしれません。
1973年の作品であっても関係ありませんでした。監督の頭の中を見て見たいです。こ
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明日の食卓(2021年製作の映画)

3.8

3人の女優さんの気合い、熱意を感じました。母の中にある狂気をチラッと見せる瞬間、見事でした。脚本も無理して3人を引き合わせることもせず、現実的でよかったです。空と飛行機雲でつながっていることで充分です>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

言葉にまとめられないほど、素晴らしい作品だった。映画って素晴らしいなと素直に感じられた。
童心にかえって楽しめたし、大人としても大いに考えさせられた。SFのジャンルは得意ではないが、見事にハマった。引
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.6

主人公の人生の浮き沈みが、心に刺さった。戦争はダメだ。プラスのことは、一部の人々にしかない。それも一般市民からすると傍迷惑なことだ。
人生の浮き沈みは、必ずあるものだが、それが戦争であってはいけない。
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.5

見事でした。

この作品は、人間が持つ、持つべき、持っていてほしい希望と愛を描いています。
鑑賞中は、収容所での理不尽で悲惨な生活、出来事に目がいってしまいますが、少し時間を置いて振り返ってみると、作
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望み(2020年製作の映画)

3.7

小説を読破してからの鑑賞でしたが、作品の大筋を捉えていて満足でした。子を持つ親としては、苦しい映画でした。安置所での両親の涙、信じることがこんな結果になってしまい、本当に複雑です。
堤さんの父親、石田
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

久しぶりに脳天に衝撃を受けた作品でした。
まずは、アンソニー.ホプキンス、凄すぎて表現できません。国宝級の演技です。各場面における表情、立ち振る舞い、言葉の抑揚、視線、すべて完璧なのではないでしょうか
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.0

魅力的な俳優陣、岡田さんの脚本ということで、とても楽しみにしていました。
設定は面白かったのですが、強引にまとめようとしすぎていて、何一つ解決していないように感じました。集まった人達のつながりや絆はわ
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わが母の記(2011年製作の映画)

3.6

樹木希林さんをはじめ俳優陣の見事な演技でした。魂が込められていました。
おばあちゃんをやらせたら、樹木希林さんは、世界で5本の指に入ると思います。また、役所広司さんの存在感は半端ありません。万年筆を持
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はちどり(2018年製作の映画)

3.5

素晴らしい作品であることは、間違いないです。俳優陣の演技・表現はもちろん、カメラワーク、映像、見事です。綺麗でした。
ただ、一人の少女にいろいろなことが起こりすぎて、思春期の悩みや不安が全部ひっくるめ
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

ザ・アメリカ映画という作品。女性2人のバカンスなのだが、何かとスケールがデカい。ずっと、ハプニングが起きている。やめたほうがいいと思うことをやってしまう。だから、おもしろい。

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

3.2

原作をリスペクトしていることが伝わってくる作品です。ただ、自閉症の人々を紹介しているのではなく、映像と音楽を駆使して、メッセージにしている作品です。映画の力を感じました。
悪魔に例えられる場面は、辛か
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

何度鑑賞してもいい作品。
こんな経験はこの映画でしか味わえない。温かくて、厳しい人々との交流、本当に羨ましい。
しかし、自分にとってのニューシネマパラダイスはあると信じたい。ただ、あまりにも自然に過ぎ
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

淡々と物語は展開していくが、要所要所で考えさせられました。
夢と家族の天秤、親、子どもとの関わり、夫婦関係、宗教観、社会情勢、すべてのおばあちゃんに捧げると意味、そして、ミナリの意味。
何を感じ取って
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約束の宇宙(そら)(2019年製作の映画)

3.5

エンドロールに流れる女性宇宙飛行士の紹介、こんなに宇宙に旅立っていたとは知りませんでした。宇宙に行くまでには、人それぞれの困難があったと思います。もちろん、女性男性関係なくドラマはあったと思います。>>続きを読む

夏時間(2019年製作の映画)

3.6

ある家族の夏の時間を切り取った作品。なのにずっと緊張感があった。我が家なら、父としての自分ならどうする、こんなことをずっと考えながら、鑑賞していた。自分もこの家にいるような錯覚になるカメラワーク、自然>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

まるで、ドキュメンタリー映画のような雰囲気。作りもの感がなく、実際に自分がノマド体験をしているようだった。苦しさも感じた。
私にはこの生活はできない。興味本位で1か月程度体験してみたいなんてことも言え
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星の子(2020年製作の映画)

3.5

人の強さと弱さを描いた作品。また、子を持つ親として、とても心が苦しくなりました。宗教に限らず、子は親の言動や信じるもの、大切にしているもの、逆に嫌いなもの、信じていないもの・こと・人などを見ているのだ>>続きを読む

コロンバス(2017年製作の映画)

3.5

うまく言えませんが、この作品は映画でしか表現できない作品、映像作品です。
自分としては、ストーリーの面では刺さりませんでしたが、映像の面では、刺さりまくりでした。
カットが1枚の絵画や写真のようで、1
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

4.3

題材としては、とても重く世界共通の課題だと思います。自分は日本の現状も正しく知らない素人ですが、心にズシンと響きました。セリフの中に「私が死んだら、あの子はどう生きていくの?」こんな質問がありました。>>続きを読む

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