月曜日のユカが加賀まりこを愛でるための映画だったように、これは二階堂ふみを愛でるための映画だった。
ひらひらダンスは可愛いけど、お尻のセクシーさがちょっと物足りないなー。
かわいい、の一言。
なんだかドラえもん見てるような気持ちになった。
もっと無常感とか思想が入ってても面白いと思う。
あまりにもうまく行きすぎな所はともかく、
ちょうどイングルウッドやスキッドロウを見た後だったから余計に地域と人種、カーストの格差社会がグッときた。
ラブアクチュアリーみたいなクリスマスの群像劇。みんな上手くいっている振りを演じて暮らしている。
ジュールズはプレーヤーとしては抜群なのに、あまりにも公私混同すぎるところやマネジメント能力のなさ(キャパオーバーを差し引いたとしても)、自分を取り巻く全ての人への配慮のなさ、我が儘さがもう見てられなか>>続きを読む
沁みた。
故郷へ帰らねば。
故郷や親族、友人や恋人、演じること。
大事にしたいものへのいとおしさと喪失感が沁みた。
気分屋さんでふわふわしてるナイーブなわがまま坊やと野心燻る不器用な男の距離感は絶>>続きを読む
情けない中年男性がはまり役。
毎日は変わらないけど、変わろうと努力をちょこっとして、少し大人になっていく中年青春映画。
このレビューはネタバレを含みます
冒頭に出たとおりまさに自己愛性人格障害のデルに振り回されたキンバリーが愛想をつかすまでのお話。
最後の最後までワガママなんよな。気持ちはわかるけど。
音楽する人が成り上がる映画は今も昔も大体派手な暮らしと酒女薬金でダメになるっていうワンセット構成になってて、もれなく今回もそうなんだけど、ゲットーで生き抜くシビアな部分とギャングスタラップが合致するっ>>続きを読む
実話に基づいた〜てのが好き。
思ってた以上に明るく、動きがあって驚いた。
落ち込んだ時にこんな感じでぱっと連れ出してくれる友人っていいなー
お休み中のんびり見るにはぴったりの文字通り下世話なドタバタラブコメディだった。
ジミーで可愛かったイモージェンプーツはここでもチャーミング。
イザベルのメンターがせこい。
宝物がなくなったら、ゴミだと思ってたものがそうじゃなくなっているのかも。
本人が演じる手記は、その中の日常は、きっとほぼその通りなんだろうと思う。
登場人物の短絡さにイライラしたり、それでもこうやって>>続きを読む
少しずつ失っていく恐怖と憤り、無力さに涙がずっと止まらない。スタート地点が高ければ高いほど、そのジェットコースターは早く恐ろしい。
ポロポロとこぼれていく記憶は知性で己を律してきた人間の尊厳死さえ許さ>>続きを読む
ダフト・パンクだけが異常だった。
チアーズの相棒が、古くから付き合っている彼女と家庭を築いていることに少し驚いた。
大抵の音楽映画は時代は違えどストーリー性はあまりなくて、酒と薬、異性と金、時代の変>>続きを読む
ウィノナ・ライダーが美少女すぎる。
荒れ狂うピアノ心躍る。
短絡的だなー若さゆえかー、なんて思ってたら懲りない男でびっくりした。
カントリー転向するまでの栄枯盛衰。
見応えあった!ちょっとスリラーな感じもありつつ、背中に汗をかいた。
頭の中を覗くのって面白い。ペットサウンズ、もっとしっかり聴いてみようって思えた。
サーフィンと青い空と海と女の子と車だけがビーチボー>>続きを読む
イブが好きかどうか、これが別れ道。音楽もファッションも含めて全部。
そこにまだ明るい未来があるならば、残るべき。
おじいちゃんと看護師さんが絶妙。
最高の家族と仲良い人に恵まれていて、この家に遊びに行きたくなる。
縁起でもないけどやっぱり、好きな人たちが死ぬのは見た>>続きを読む
ポールはなんでも出来る子。
ノーウェアボーイと併せて見るとグッとくる。ビートルズがリーゼントだった頃の分岐点の話。
またまた2015年の音楽映画!
恋が始まる話なのに浮き足立たず、哀愁が影みたいについてくる映画。
ニーナシモンが素敵。様々なニューヨークの音楽シーンが垣間見れる。
もし仲の良いきょうだいがいたら、内緒>>続きを読む
観ながらイライラする自分が、まだ子供なんだなー。
同性ゆえにイボンヌのダメ男好きにもモヤモヤ。あくまでもそんなに好きじゃない都合のいい女ってのは悲しい。
「24時間彼女と一緒」が嫌って言われたら、その>>続きを読む
こういう系に慣れてないからか、大量のモブがグロく死ぬことに驚いた。
日常でも不覚の事態に陥った時にまずパニックを起こさず冷静に対処すること、相手との意思疎通を図ること、リーダーは自ら勇み足しないことが>>続きを読む
自分が余所者の街でエスプレッソを別々に頼みたい。独特の疎外感が心地よい映画。
あてもなくふらりとメンフィスに旅したくなる。ちょっと噛み合わない感じが楽しい。
これ見たあとにリミッツオブコントロールの工藤夕貴さん見ると、ちゃんと勉強しようって思う。
自分の力ではどうにもできないやりきれなさ、虚しさが押し寄せてきた。
アニメが見せる中毒性とリアリティのなさは、現実世界をキツイものとして浮き立たせる。
戦場でワルツの時も目を開き絶望した気持ちになった>>続きを読む
バーカバーカって笑いながら観る映画。
ウォーケンのイタリアンマフィアが本当かっこいい
サントラが欲しくなる。
大人になれよ、と言われている気分。
口笛鳴らして仲間を呼ぼう
まさか見るとは思わなんだ。
これぞアメリカ映画。圧倒されたなぁ。
苦手意識の強いものだったけど、事前に世界観や各方面のコメント、登場人物を予習して臨んだからより楽しめた!
不老不死ではなく、次世代に期>>続きを読む
日活すごいなぁ、豪華なキャストでくだらないことを全力でやるの本当楽しいなぁ。
制作会議絶対楽しかったと思うなぁ。
たまにはこういうのも良い。
お控えなすってってずっと真似してた。
こういう類の人はつい憧れ目線で見てしまうけど、本当は平凡なひとなんだよって部分をすごく意識した人間くさい内容だった。
洞察力を、進むべき道を教えて欲しい、なんて誰しもが思い悩むことだし。
奴隷貿易が>>続きを読む
物語はいたってシンプル。
いつものやんちゃっぷりは控えめで、後半からはポップさが増す感じ。
すっかり燻され熟成したキーとムラジュンが、得意の役柄でワチャワチャしてるのがただただ愛らしくて、個人的にはア>>続きを読む
音と画像と環境をしっかり整えて観たかったから機内で見ずに我慢したのが懐かしい。
人間くさい帝王は顔も仕草も本物そっくり!
でも音ね、こだわりの音がね、臨場感たっぷりのライブアルバムの音がね、映画の普通>>続きを読む
1966年ロンドンといえばまさにSwingin'London真っ只中。
ちらっと出たTwiggyの写真にブチ上がり、モブの女の子にいたるまで最高に可愛いファッションに目を奪われた。リンダ嬢も瞬き忘れる>>続きを読む
PRIDEっていう原題の方がしっくりくる。
各々の誇りを大切にする話。
キャッチーでポップなんだけど哀愁が漂う。
これもまた音楽がしっくり。
好きな場面がいっぱいあって、もう一回観たくなる。
ステフ>>続きを読む
カラフルで無機質でおとぎ話みたい。
ゼロを求めるにはあまりにも人間臭すぎる主人公だったなー。