U2さんの映画レビュー・感想・評価

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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.0

メガネでサイコナードっぽいキャラのマイケルダグラスはレア。
淡々とした怪演と細かなサイドストーリー、人物描写が良い。

またロードムービーのようなテンポ、喜劇とも呼べるような主人公の狂った主観、ベタで
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サボタージュ(2014年製作の映画)

-

雑な謎解きと魅力ないキャラに囲まれ、せっかく良い撮り方してるのに30年前のセガールものみたいになってる。作らなきゃ良かったんじゃないか的な。

キャノンボール(1980年製作の映画)

2.0

THE80年代初頭ムービー。
日本と中国の区別もついてない(逆に言えばどちらの資本にも迎合していない)時期だし、主人公から端役に至るまで美男美女も居ないが底抜けに明るいし、今では荒唐無稽な内容が当たり
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

2.6

リーアム兄さん真骨頂な影のあるヒーロー役。犯人や脇役の方々の余計なサイドストーリーがなくストイックな展開はシンプルでよい。全く華美なところがない劇伴は盛り上がりに欠けるけれど効果的。
下馬評より満足で
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砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.8

困難を乗り越える系のお話かと思いきや、ハートフルほっこりラブストーリージャンルかな。少しジャンルは違うけれど「マイ・インターン」とか好きな人にはおすすめかも。
ユアン・マクレガーのキャラ設定が他の作品
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タイムリミット(2003年製作の映画)

2.0

午後ロー。
珍しくヒーローでもヒールでもないポンコツなデンゼル・ワシントン。
かなりご都合で伏線回収をするが、そもそも大した伏線でもないので午後ローらしく適度なスピード感と適度なスリルを眺めるには適し
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ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)

3.0

映画自体が一冊の本のよう。
ストーリーやオチがないとの感想もあるが、こう言うシチュエーションとキャストと配役、演技を楽しむ作品こそ素晴らしい。安易にストーリーのスパイスに殺人や復讐、理不尽にコミカルな
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フューリー(2014年製作の映画)

3.0

午後ロー。

美しい青年、スタイリッシュな大人から漢に変貌を遂げたブラピ。

戦争モノが苦手でもテンポと演出の良さから、いつの間にか没入し目が離せなくなる作品。
個人的には敵味方の曳光弾が米露の仕様に
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マーシャル・ロー(1998年製作の映画)

1.8

午後ロー。
劇場でも見て何度もテレビでも見ているが、キャストは良いし規模感もなかなかなのに毎回腑落ちしない。FBIの登場人物に比べてCIA側が野良とも言えるアネット・ベニングしか出てこず、ストーリーの
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遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

4.0

民子三部作のラスト。山田洋次お得意のスターシステム全開で山田作品の主演助演クラスやムツゴロウさんまでカメオ出演。

幸せの黄色いハンカチのパラレルワールドに近いが、やはり「家族」「故郷」と時代に翻弄さ
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

1.9

なるほど。リアリティのある70年代世情、トルコの刑務所の日常。大きなどんでん返しもないあたりも実話ベースらしさがある。
リアルにリアルを重ねているので映画に楽しさや派手さを求めるなら控えた方が良いかも
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

2.8

午後ロー。
当時どこの映画館で誰と観たのかも忘れたけれど、俳優陣に若さと花がなくて微妙な空気になった思い出。

改めて観ると、名優の盤石な演技と月並みなストーリーながらも少年が事件を通して成長していく
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

1.7

派手なシーンはアイディアに欠け、過去作オマージュみたいなシーンばかり。今回キーになる肝心の回想シーンの切り出しが下手でポイントが分かりづらい。
各地に分かれてストーリーを進めてみても、どれも端折って描
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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.9

マイクル・コナリー作品のダークサイドを実写化したような、サイコなのにハードボイルドな設定。

脇役に複数の登場人物を出してくるのに整理が上手いとか、カメラワークや要所要所の演出も素晴らしく最後まで一気
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

2.7

ちょいちょい挿入される音のセンスは良いし、戦闘シーンの長撮りは大迫力。
ただストーリーの骨子が分かりづらかった。

とはいえ名作のひとつ。

ノイズ(1999年製作の映画)

-

午後ロー放映の中でもワースト記録と思える。
ストーリーの意味なし、ちょいちょい無駄なラブシーンを挟んで引っ張るだけ引っ張る。

無駄にカメラワークやCGで期待だけを高めるので最後まで無駄な時間を過ごす
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シャドー・チェイサー(2012年製作の映画)

-

よくあるブルース・ウィリスの無駄にチョイ出演作品。
シガニー・ウィーバーも出てるから少しはよいかと思って見たらストーリーもなにもなく、クレバーでもタフでもない主人公がひたすらバタバタしてるだけだった。
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ジョー、満月の島へ行く(1990年製作の映画)

-

ファンタジーなのかコメディなのか。制作した意図が真剣なのか不真面目なのか全然わからないままエキセントリックなラストに。
短編映画でも余りあるスピルバーグの珍作。

デーヴ(1993年製作の映画)

2.4

ハッピーが約束されているこう言う映画がめっきりなくなった。家族で週末に借りてきたビデオ鑑賞とか平和な見方にぴったり。

政治にも世の中にも一縷の希望があった時代の良作。

2012(2009年製作の映画)

1.7

午後ロー版はカットしすぎでわけがわからないけれど、ノーカットだと要らない描写でダラダラ長い。


大災害から方舟へ。

かなりお金かかったCGは大げさすぎるのと、登場人物にコミカルな部分を入れ込んでい
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.1

10年内で3度目の鑑賞。美しく儚いSF作品。

近未来風なロケーションを使っているのに、どこかローテク感、70年代感が漂うのが興味深い。

最も好きな映画のひとつ。

オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

1.9

プレイボーイというより異常性欲者と、小娘過ぎる薄命の美女の物語。
離別していた隠し子にも色目を使ったり、諸々手伝わせたり。素直に美しい物語としては飲み込めない。

ただ、画はとても美しい。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

クエンティン・タランティーノらしいと言うべきか、ハーヴェイ・カイテルらしいと言うか。
過激に描いたシットコム的な作品。

予告とかでアクションや暴力的な展開を期待したら負けで、基本は舞台やシットコム。
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.1

このタイプの家族再生と、不器用でいびつな仲間大集合モノは初めて。
とにかくバランス感覚がよく、シビアな出来事とハートウォーミングかと思えばコメディ。そうかと思えばガンファイトやギーク大活躍と目まぐるし
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ホワット・ライズ・ビニース(2000年製作の映画)

1.9

午後ロー
心霊ものとサイコスリラーを掛け合わせたやり口はともかく、創意工夫を感じるのはラストの30分だけで急にカメラワークまでやる気を見せる謎仕様。伏線含めて前半はなんだったんだろう。
この時代のハリ
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ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間(2017年製作の映画)

1.7

午後ロー

エルバ兄貴は変わらずで医療の心得があるとか最強。かたやカメラマン女性は…とんでも。

災害にあうにもパートナーに恵まれなければ更なる災難と言えるだろう。

素晴らしい雪山の映像に比べて、前
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.0

何を言う事ないひたすらに人物描写が上手い名作。

主演のジャック・ニコルソンは、まるで彼がそんな人物かのように思えるほどの演技が怪演とも言えるかも。

ただ90年代の作品ゆえに長い。
ポジティブに言え
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悪の法則(2013年製作の映画)

1.9

午後ロー。
かなりカットされている気配があり、ストーリーが掴みきれなかった。
主人公だけの視点ではなく、脇を固めている豪華な役者での多視点なのでなおさらか。

それでもただひたすらにクールで残忍な世界
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パワー・ゲーム(2013年製作の映画)

1.7

坊主頭のハリソン・フォードは希少だがほぼカメオ出演に近い。

ストーリーは企業スパイとして翻弄される若者の痛快逆転ドラマみたいなものだがティーン向けな印象。
古くは「ウォール街」ほどのシリアスさもなく
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

1.7

なんのひねりも無いストーリーだが、ハンドカメラ的な映像とCGの按配で、なかなかの迫力。B級以上、名作未満の午後ローで観れるくらいの丁度良い作品。

アオラレ(2020年製作の映画)

2.7

午後ロー。
暴走、狂気のデブラッシー。
この手の逆恨みドライバーの逆襲って、近年だと「チェンジング・レーン」など良いけれど復讐が大人しすぎな作品が多い中、容赦ない暴力描写がピリついてて良い。
サイコな
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.0

小説を読んでいるかのようなストーリー展開。登場人物の魅力も相まってなかなかクセ強なはずなんだけど、サラッとラストまで観終えることが出来るのは監督の力か。邦画はこれくらいがとても良い。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

1.6

ノスタル爺。
この歳で映画を撮り続け、ましてや主役を演じるとは。

数年前にイーストウッドが好演していた「運び屋」の脚本ニック・シェイクが本作にも参加している割に、劇中のイベントが月並みだったのは残念
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.1

劇伴とラストシーンが秀逸なサスペンス。
主人公はユアン・マクレガーじゃないと駄目だっただろう。やはりピアーズ・ブロスナンにはスーツが似合う。などなど色々バランスが素晴らしく、秋の夜長に観たい一作。

コード211(2018年製作の映画)

-

午後ロー。
ストーリーはあくまでオマケ!とはかりに銃撃戦振り切ってるけれど、肝心の銃撃戦もダラダラ。何を観たら良いのか分からない作品。

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

1.3

スタイリッシュ〝風〟B級女性版ジョン・ウィック。

肝心のガンアクションがもったりしてるのと、ストーリーの進行が出来事ではなく、背景や流れを説明してくれるセリフでしか進まないのでストレスがすごい。脚本
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